シリコンスタジオのMPEditorが「ネプテューヌ」に技術採用

超次元ゲイム ネプテューヌ
配信元	シリコンスタジオ	配信日	2010/08/26

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

エンターテインメント業界向けにデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開しております、シリコンスタジオ株式会社　（代表取締役社長 寺田健彦、本社 渋谷区恵比寿、電話 03-5488-7070(代表)）（以下、シリコンスタジオ）は本日、当社がゲーム開発者向けに開発した、静止画から高度な3次元動画を生成する編集ツール「MPEditor　（モーションポートレート・エディター、通称：エムピー・エディター）」が、2010年8月19日に発売された、PlayStaion3用RPG『超次元ゲイム ネプテューヌ』の制作にて、技術採用されたことを発表いたします。　
発売元：株式会社コンパイルハート／開発：アイディアファクトリー株式会社

『超次元ゲイム ネプテューヌ』は、ゲーム業界をモチーフにした、擬人化RPGです。　神界と下界を持つ異世界の「ゲイムギョウ界」を救うため、架空ゲームハードやゲームメーカーを擬人化したキャラクター達をとりまき、守護女神のひとり、ネプテューヌが冒険に挑むストーリーです。　本作のシステムには、プレイヤーがカスタマイズできる機能が揃っており、従来にはないコンセプトを持つ作品となっています。

開発で様々なユニークな要素が加えられた中、個々特有なキャラクターが登場する当作品には必須な要素として、「モーションポートレート」技術が採用されました。　　開発元のアイディアファクトリー株式会社では、数多くの作品にモーションポートレート技術を実装してきており、キャタクター達の魅力を一層引きだすノウハウを本作の開発でも共有、実践しました。　

MPEditorは、1枚の顔写真から3次元動画モデルを生成する「モーションポートレート」技術を搭載した、ゲーム開発者向けのフェイシャルアニメーションを簡単に作成、編集するツールです。　　本作の開発において、イベントシーンで登場するキャラクター達のフェイスアニメーション技術に使われています。　MPEditorにより、目をまばたき、髪がゆれ、豊かな表情を見せてくれるキャラクター達が登場します。　鼓動し、まるで呼吸をしているような動きをするキャラクター達との会話シーンが楽しめます。

MPEditorの編集パネルには、顔の基本動作である、笑う・話す・視線を向けるなど、16種類のプリ設定があり、多彩な表情を簡単な指示で制御することができます。　　また表情の追加や編集、レイヤーの追加、メッシュの最適化、テクスチャを1枚にまとめる機能など、ゲーム開発に欠かせないデータ調整が行えます。　　

シリコンスタジオは、モーションポートレート株式会社と協働して、モーションポートレートが創り上げるリアルな表現が発揮される様々なアプリケーション、サービスの開発と展開を進めております。 MPEditorの簡易な操作性と能率性効果を、ビデオゲームや携帯電話用アプリケーション開発のためのミドルウェアとして最適なご提案をしてまいります。

＜参考＞

モーションポートレートおよびMPエディターツールについて：
http://www.siliconstudio.co.jp/middleware/motionportrait/index.html
モーションポートレート株式会社およびモーションポートレート技術について：
http://www.motionportrait.com
『超次元ゲイム ネプテューヌ』公式サイト：
http://www.compileheart.com/neptune/