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“音声ガイド”をニンテンドーDSiで作成できる「じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド」が無料で配信中
「ニンテンドーDS ガイド」は,新江ノ島水族館や海遊館といった施設で利用されている,ニンテンドーDSを用いた音声ガイドサービス。
今回配信がスタートした,「じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド」は,文字どおり,そのニンテンドーDS ガイドを自分の手で作成し,配信するためのソフトだ(関連記事)。
ただし,ガイドの配信には,再生ソフト配信用とガイド配信用として,ニンテンドーDSiもしくはDSi LLが計2台必要となるのでご注意を。
編集モードには“カンタン”“高度な編集”の2種類があり,カンタンモードでは,ニンテンドーDSiで写真を撮り,声を吹き込むだけのシンプルな作業でガイドを作成できる。
今回の発表では,データの作成/配信や,データの受け取りの流れが公開されているほか,本ソフトの使い道が紹介されている。下の引用部分や,公式サイトに掲載されている情報を参考にしてほしい。
なお任天堂の公式サイトには,宮本 茂氏をはじめとするスタッフに対する,岩田 聡 代表取締役社長によるインタビュー記事が掲載されている。本作開発の経緯や,使い道などについて語られており,なかなか興味深い内容だ。
「じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド」公式サイト
●DSiのカメラとマイクで、手軽にガイドが作成できるツール。
【編集モードは2種類】
編集のモードは初心者向けの「カンタン」と上級者向けの「高度な編集」の中から選ぶことができます。
「カンタン」では細かい設定を行う必要なく、簡単にデータが作成でき、作成したガイドはプレビューで確認することができます。また、「スライドショー」では作ったデータが自動で再生され、アルバムを見るように楽しむこともできます。「高度な編集」では上記に加え、さらに細かい設定も行うことが可能です。
【データの作成方法】
(1)DSiのカメラで撮った写真をスライドさせて、好きな番号順に並べます。 (2)写真を紹介する音声をDSiのマイクで録音します。(最大30秒) (3)録音が終わった音声ファイルをスライドして、先ほどの写真と組み合わせれば完成です。
「高度な編集」のモードでは、グループ選択(複数のガイドサービスを同じ場所で配信している場合、グループアイコンを設定することで、特定のデータのみを受信できるようになる機能)や、配信するデータの数の変更などを行うことができます。
●作成したデータを配信する。
データを配信するには、DSiまたはDSi LLを2台以上用意します。1台は「再生ソフト配信」でデータを再生するためのソフトを、もう1台は「データ配信」で作成したガイドのデータを配信します。
再生ソフト配信 データ配信
※「再生ソフト配信」は最大9人、「データ配信」は最大6人まで同時通信が可能です。(通信環境によって異なる場合がございます)
●配信データを受け取る。
(1)再生ソフトはDSダウンロードプレイから受け取ります。 (2)再生ソフトは受け取り後、ガイドデータを受け取ることができます。 (3)番号をタッチすることで、写真と音声で紹介を聞くことができます。
※データの受け取りは全てのニンテンドーDS本体で可能です。
●DSを持って出かけることをより楽しく、より便利に。
『じぶんでつくるニンテンドーDS ガイド』は文化祭や展覧会などでのガイドとしての使い方以外にも、写真と音声を使ったさまざまな遊びが可能です。
展覧会では、作品の番号を選んで、その紹介を聞くことができます。
学校法人・専門学校HAL大阪ならびにHAL名古屋の生徒の皆様に、DSガイドを使った遊びのご提案を頂きました。
文化祭での利用や、地元の名産品紹介など、生活を便利にするための使い方の他、パーティ ゲームや写真帳など、写真と音声を使ったさま ざまな遊びの提案を頂くことができましたので、ここでご紹介します。
<写真帳> <文化祭> <ゲーム>
「じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド」公式サイト
- 関連タイトル:
ニンテンドーDSiウェア
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