ひっそりと冒険者を待つダンジョンの入り口(MMC) |
EQJEでの最新拡張となるロスト・ダンジョンズ・オブ・ノーラス(以下,LDoN)は,延々とNamed待ちをするExpキャンプやさらに時間をかけて侵攻するRaidといった,とかく敷居の高かったEQのプレイスタイルを一気に改善した。定評のあるEQの戦闘システムで手軽なプレイ,しかもアイテムもよくてポイントも溜まるという,えらく気前のいいシステムとなっている。今回はLDoNについて解説しよう。
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LDoNは,プライベートダンジョンタイプの拡張パックであり,それまでRaid一辺倒だったEQの方向性を大きく変えた拡張パックでもある。EQではアイテムがすべてというとちょっと語弊もあるが,アイテムの占める地位は非常に高い。そして,ある程度以上のアイテムはRaid団体に所属して,Raidに明け暮れないと手に入らない仕組みになっている。もちろん,それもEQの面白さの重要な一角であることは確かなのだが,カジュアルプレイヤーにはまったく入り込めない世界でもあった。
SoLのVTやPoPのエレメンタルプレーンの装備は,それ以外の地域で取れるアイテムとは桁違いで,装備すればまさしく超人級の強さになる素晴らしいものだ。ここでRaid団体とそれ以外の人で大きな格差が生じ,結局Raidできない人はEQに残れない図式になっていた。これがLDoNの登場で,エレメンタルクラスとまではいかないにしても,上位プレーンアイテムと比較してもさほど遜色ないようなものが手に入るようになったのだ。
LDoNでは,ミッションをこなすともらえるミッションポイントを溜めていき,そのミッションポイントと引き換えで特別なアイテムを入手できる。これは普通のお金では買えないアイテムである。
また, オーグメントというアイテム強化用の宝石を得ることもできる。既存のアイテムを強化することもできれば,新しいLDoNアイテムを強化することもできる。オーグメントはLDoNダンジョンでDropするものもあれば,ポイントと交換で得られるものもある。LDoNアイテムは単体性能はやや低くても,オーグメントスロットを多数持っているので総合的なポテンシャルは高くできる。これで,カジュアルプレイヤーにもEQを楽しめる余地が広がってきたわけだ。
LDoNは1回のミッションが90分制限であるため,ゲームプレイ時間を見積もりやすく,時間が取れないときでも手を出しやすいというのも魅力の一つだろう。プライベートダンジョンなので,狩り場が空いてないということはありえない。グループメンバーの平均レベルによって自動調整されるので,適正外のキャンプもありえない。Dropアイテムはそこそこよいものが多い。ということで,ちょっと時間があるときには「とりあえずLDoN行こうか?」というのが,最近の野良キャンプの実態となっている(とくに高レベルでは)。
LDoNダンジョンの概要
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故郷に帰れない事情(笑)のある人も,カラナやレイス山脈のNPCからクエストを受けることができる |
それはともかく,レベル15になると,どこからともなく聞こえてくる声に出くわすだろう。
声:「あなたには英雄の相があります」
怪しい。
これは自分の故郷に帰って,特定のNPCを探すというクエストだ。街に帰れば「○○にいる○○に会え」といった指示で示されるが,当然NPC検索には出てこない。まあ街の中にいるのは確実なので探してみよう。あとはLDoN各キャンプ地にいるNPCと会話することでAdventure Stoneを入手するところから冒険が始まる。このAdventure Stoneを持っていれば,LDoNキャンプ地にいるテレポーターNPC(Magas 〜という名前)に「エバーフロスト」「ブッチャーブロック」など,ほかのLDoNキャンプ地のゾーン名を告げるだけで目的地に転送してくれるようになるのだ。
また,EQJEではまだ実装されていないのだが,GoDなどで拡張されるエリアの一部も,このLDoNテレポーターを通して移動することになる。Nedaria's Lairはジャゲッドパインフォレストにつながるゾーンだが,ここへの転送ができるようになるのだ。現状ではGoDが実装されていないため,NPCに「Nedaria」というと,そのゾーンのEvacポイントまで転送される。これは,拡張パックを入れないと行けないゾーンに拡張パックなしで行こうとした場合の一般的な動作なのだが,逆手に取ってゾーン内の高速移動手段として使っている人も多いようだ。ブッチャーブロック山脈,ロー砂漠南部,ロー砂漠北部でのみ有効な手法だ。各LDoNキャンプ地からPoKに帰るときにブッチャーブロック経由でよく使われる。
ダンジョンはノーラスの旧世界に五つ存在する。
・ミラガルの魔法展示場
・ミストムーアの地下墓地
・タキシュ・ヒズ
・ガック最下層
・ルジャキアン・ヒルズ
LDoNミッションを受けられるレベル15以上であれば,たいていのところは問題なく移動できるだろう。レベルと種族によってはガック上層は厳しいかもしれないが,入り口はイノシュール沼にもあるので,ミッションを受けるときに気をつければいいだろう。
各地の概要をまとめてみよう。
●ミラガルの魔法展示場(難度:★★)
ミラガル(Mir)というのはEQ世界では伝説的な魔道士である。確かエルダイトの人だったと思うが,禁断のネクロマンシーを取り入れてさまざまな魔法を開発した功績がある。不死の肉体を得るために自らLich化する過程の手違いで魂が櫃に閉じ込められてしまうといった間抜けな最期(?)を迎えてはいるものの,歴史に残る人物には違いない。そのミラガルの遺産ともいうべきものが眠っているのが,このダンジョン,ミラガルの魔法展示場である。
こういった室内と氷のダンジョンタイプがある
エバーフロストの南北に2か所の入り口がある。難易度はLDoNダンジョンでは最も低く,ミッションでは収集がお勧め。Mob密度は薄めでダンジョン全体が広めなので,暗殺,救出ミッションはかなり奥まで侵攻しなくてはならない。とくに高レベルのハードモードでは,最奥部にまで行くだけで時間一杯かかってしまうかもしれない。
報酬ではチェーン系装備が充実しているが,FTアイテム目的でここに通う人も多い。Mobは比較的金持ちで金銭収入も悪くない。
●ミストムーアの地下墓地(難度:★★)
通称MMC(Misと呼ばれることもある)。吸血鬼の邪悪な城ミストムーアのさらに地下墓地という,とびきり邪悪なダンジョン。
MMC室内タイプ。洞窟タイプはかなり雰囲気が違ってくる
場所はレッサーフェイダークの最奥部に2か所の入り口がある。位置も近いので,ミッションを受ける前に移動しておいてもいいだろう。
難易度は低めで,Mobの攻撃力が低いことと,リンク半径が極端に狭いことで,Pullerなしでもそこそこ安全に狩りができる。ただし,部屋の中に多くのMobが詰まっている場合もあるので油断は禁物だ。ダンジョンタイプに室内型と洞窟型があり,洞窟では地面の凹凸で視線が遮られるので(仕様),MTはできるだけ高い位置にMobを配置し,自分もできるだけ高い位置にいるようにすることが望ましい。キャスター,ヒーラーも見通しがよい位置を確保しておきたい。
Undeadが多いので,Slay Undeadスキルを持ったPalなどがいれば大活躍できるダンジョンだ。
主にキャスター系装備を充実させるならMMCに通う必要がある。
●タキシュ・ヒズ(難度:★★★★)
通称Tak。かつてロー砂漠は緑の地であった。すべてのエルフの故郷ともいうべき場所だ。委細は省略するが,いろいろあっていまは砂に埋もれてしまった街。それがタキシュ・ヒズだ。
Takはだいたいどこもこんな感じ
タキシュ・ヒズへの入り口はマーのオアシスからの1か所しかない。
リンクはきつめで,とくにドアの裏側のMobが曲者である。多数Incということでは,Gukと並んできつい場所である。罠のDoTはかなり痛いので注意。隣の部屋からのAddなども多めだ。
Takの報酬はプレート系の装備が充実しているため,タンク陣をはじめClr,Brdなどにも人気が高いエリアだ。
●ガック最下層(難度:★★★★★)
通称Guk。なぜかUgukやLgukと間違われることはまずない。失われたトロルの街ということだが,ガックの名に恥じずカエル中心のダンジョンだ。
洞窟っぽいけど床は石畳が多いGuk
入り口はイノシュール沼の木のうろとガック上層の2か所にある。
通路が狭くて入り組んだダンジョンはPullが難しく,岩の陰などには必ずMobがいると思っておいたほうがいいくらいだ。多Incは当たり前,全体的な難易度も高めである。キャスターMobが非常に多いのでNec,Encにはうれしい。Undeadも非常に多いので,Palなどは活躍できるダンジョンでもある。
皮系装備はGukである。通常装備に付けられるFTオーグメントも魅力だ。Drop率はやや低め,深いマップはかなり深い。
●ルジャキアンヒルズ(難度:★★★★★)
Rujはこういった広めの通路と部屋の組み合わせだ |
一見,ダンジョンというよりはフィールドっぽい感じで,通路を中心に構成されている。その通路を恐ろしい速度で駆け回るRoamerがいるなど,一筋縄では行かない。隠れたMobは少ないマップ構成なのだが,Mobの強度やAddの頻度など,総合的に最も難しいダンジョンであるといえるだろう。非常に足の速いMobが多いことも特徴で,なんといっても,収集ミッションのDrop率が異様に低い。お勧めミッションは殲滅。Mobはとことん貧乏で,触媒などで赤字になりかねないくらいだ。
●ノーマルモードとハードモード
LDoNのミッションは,大きくノーマルとハードという二つのモードに分かれている(Raidミッションというのもあるが,普通の人には縁がない。最低でもVTクリアクラスの難度となる)。普通に申請するとノーマルだ。
ハードモードでは,1段階難度が上がるが,ミッション報酬がノーマルモードの約2倍となる。よほど変な構成でない限りはハードでやるべきだろう。しかしこれも
平均レベル63以上になると豹変する。LDoNについては,平均レベル63以上のハードだけは別枠で考える必要がある。それ以外はノーマルもハードも大きな違いはないので,ある程度慣れているなら積極的にハードにチャレンジにするほうがよいだろう。
■Adventurer's Stone
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LDoNグルーピングガイド
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LDoNはレベル15になったばかりの初心者から,AAを取り尽くしたような人まで対応するダンジョンなので,レベルやメンバーの装備などの幅が広すぎて一概に語ることは難しい。ここでは,スキルと装備的に初級,中級,上級といった感じで分けてみよう。
ごく普通のキャンプ地で普通にプレイしているレベルを初級,ある程度よい装備を持ち,少しLDoNもやり込んでいるくらいを中級,レベル65でAA200以上でプレーン装備,LDoN装備をある程度以上揃えているか,それ以下のレベルでRaid,Twink装備を持っている場合を上級としてみる。
初級レベルでは,LDoNノーマルといっても,かなりミッション難度は高いだろう。できるだけDPSを持つバランスドなグループで,マナリジェネにも気をつかった編成が望ましい。Puller,MT,MH,Mezzer,Attacker×2くらいがベストか。おそらくKillスピードがいちばん問題になるだろうが,ミスをしないように着実に進むのが肝要だ。
中級レベルになれば,ノーマルよりもハードを選択し,ある程度バランスドな構成であれば,DPS重視の編成で十分行けるだろう。平均レベル63以上のハードをやる場合のみ,MTとPullerには気をつかい,ヒーラーもClrが望ましい(暗殺ミッションは避けよう)。
上級レベルになれば,ノーマルではグループ編成にこだわる必要はない。MTはBstやRngあたりで十分だし,MHはPalやRng,Necといったあたりでもこなせる(らしい。MTがタンク職なら)。MezzerやPullerも必須ではない。適当な構成で,チャージしつつ侵攻すればよいだろう。これはこれでかなり楽しいものだ。ハードでは,さすがにMTはタンク職の抜擢が必要でヒーラー職は必須だが,あとは無理をしなければ頭数だけ揃えればなんとかなるものだ。Puller専任がいない場合に,行けるキャンプ地が限られてくるのはいたしかたないが。
LDoNでグルーピング可能なのは,メンバーの最高レベルから最低レベルまでの差が7レベル以内である必要がある。デフォルトのLFGウィンドウだと±5レベルまでのPCが表示されるが,フィルタリングをもう少し広く設定しておいたほうがよい(もしくは,フィルタリングなしで探す)。
平均レベルも重要であるが,劇的に変化する63ハード以外はあまり気にしてもしかたがない。LDoNは平均レベルによってMobの強さが決定されるのだが,リニアに変化するわけではなく,数レベルごとで段階が上がるので,強い人についていったときは,かなり簡単に進むこともあれば,かなり厳しい戦いになることもあるだろう。
●Over63ハード対策
Raidギルドのメンバーであればともかく,一般のプレイヤーがレベル63以上のハードモードに挑戦するのは,一つの壁となっている。
まず,MTのACが重要になる。Buff込みでMTのACが1600を超えるかどうかが一つの指標となるだろう。HPや防御AAなども重要だが,AC1600のラインをクリアできていればハードでもほぼ大丈夫。63以上のハードでは,まともに食らうとMobの一撃が1000ダメージクラスなので,いかに食らわないか,いかにダメージを軽減できるかが重要になる。
次にPullerだが,それなりの経験を積んだMnkないしBrdがいればまったく問題ない。
ヒーラーはClrが望ましい。さらにいえば,レベル65のDivine Arbitrationが使えたほうがよい。サブヒーラーもいたほうが心強い。Slowerは必須でMezzerもいるに越したことはない。Trackerもいないよりはいたほうがいい。忘れがちなのだが,Snarerはかなり必須の人員でもある。
だが,結局のところ,最大の問題になってくるのはDPSである。MTやPullerは重要な問題には違いないが,Pal,Clr,Dru,Shm,Brd,Encのような安全第一グループ(JEではわりと多い)では,DPSが不足しがちである。MTとPuller(場合によっては必須ではないが)以外はDPSを中心に考えて組み立てたほうがいいだろう。
なお,63以上のハードでは,EncなどのCharmはあまりあてにできない。そもそもCharmできるMobを見つけられないことも多いのだ。
ミッションの種類と特徴
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ミッションウィンドウは縮めておくと便利 |
・収集ミッション
特定のアイテムを指定個数(20〜30)集める。
・殲滅ミッション
指定された数(50〜60)のMobをKillする。
・救出ミッション
ダンジョンを侵攻していると現れるNPCを入り口まで連れていく。
・暗殺ミッション
ダンジョンを侵攻していると現れる,指定されたMobをKillする。
収集ミッションはEQJEでは,最も一般的に行われているもので,MobをKillして出てくるアイテムを集めるものだ。MobからのDrop率に依存するので,クリア時間などは不透明な面もあるものの,たいていはKill数が最も少なくてもクリアできることが多い。事実上,Ruj以外ではほぼハマりはない。Rujの場合は,収集はかなり困難なミッションとなることがある。
一般的に収集必要数が多くなるほどDrop率は上がる傾向にあるものの,例外は常にある。個数が20個の場合,とくにDrop率が下がる傾向にあることが知られているが,これも例外は多い。一般的にRujでの20個は避けられる傾向にある。また,ゾーンInしたあたりのDrop率はいい/悪い,遠くなるほどいい/悪い,南方向は……などと風説をたまに耳にすることはあるものの,検証されているものはない。ただ,ダンジョンの枝分かれごとに明らかにDrop率が違うことはあり,完全なランダムというものでもなさそうである。出ないときは方向を変えてみるというのは一つの手だ。
収集したアイテムは本来依頼主のNPCのところに届けるべきものだろうが,収集が終わった時点でミッションはクリアとなり報酬がもらえる。アイテムは拾った端から壊していっても大丈夫だ。
殲滅ミッションは,運に左右されず,なにも考えずMobをKillすればよいのでDPSが高いグループでは好まれるミッションだ。殲滅の場合,クリアまでにKillするMob数は収集よりやや多めになるものの,それだけ経験値も入るのでとくに問題にはならないだろう。
罠発動で出てくるMobや罠として配置されている死体(?)については,Killすると数にカウントされる場合とされない場合が確認されており,詳しい条件は分かっていない。罠の発動させ方に違いがある可能性もある。
救出ミッション, 暗殺ミッションとも対象がダンジョン内のどこに現れるかは決まっていない。ただ,出現するとその方向から声ないし音がするので,とくにTrackerがいなくても辿り着くことはできる。また暗殺の場合はたいていマップに「Boss」と書いてあるので大丈夫。救出の場合も,ほぼ ダンジョンのいちばん奥にいると相場は決まっている。ともに,ダンジョン内のMobを 60%Killした時点でPopするといわれている。
救出では,対象NPCに至るMobをすべて排除しておく必要がある。Popさえさせてしまえば,Lull抜けでもNPCのところには行けるが,Mobが近くにいるとNPCが動かなくなる。Mobがいなければ,NPCは声をかけたプレイヤーをFollowするようになるので,そのままゾーン際まで運べばいい。途中でNPCが地形に引っかかったり,離れすぎるとミッション失敗になってしまうので注意が必要だ。もちろん,NPCをつれて帰らなければならない分,暗殺(みつけたらその場でKillして終わり)より手間と時間はかかる。奥深いダンジョンの多いところでは,選択しないほうが無難である。
暗殺ミッションも奥深くまで侵攻するのでだいたい同様であるが,Mobレベルが多少高いので少しだけ注意が必要だ。一般のMobが青から白の範囲だとすると,暗殺では黄色のボスが出てくると思っておけばいい。ハードだと赤Mobとなる。平均レベル65ハードでは,レベル68以上のMobが出てくるということで,1グループでの戦闘シーンとしては,上位プレーン並のものとなる。それだけ経験値も入ってくるものの,ボスMobはなにもDropしないので評判は悪い。せめて,たまにでもなにか落としてくれれば,人気ミッションとなりそうなのだが。
●ミッションクリア
制限時間内に指定されたミッションをクリアすればいいのだが,制限時間をオーバーしてしまうこともある。時間切れになっても,ダンジョンが消えてしまうまで(クリアないしタイムオーバー後30分以内)にミッションを行えば,ミッションは失敗となるものの,正規ポイントの1/4くらいのポイントを得ることができる。
残り時間やミッションの経過は,Alt+Vキーで表示されるミッションウィンドウで示される。フルサイズのミッションウィンドウは邪魔なので,最下部の情報だけが表示されるようにウィンドウをリサイズして画面の端にでも置いておこう。
プライベートダンジョンには,グループメンバー以外は入れない。Rezzerがいなくて内部で死んでしまったときは,ミッション終了後30分でダンジョンが消えてプレイヤーの死体も外に放り出されるので,それを待ってRezzerを呼ぼう。
また,ミッション中にLDなどで時間内に復帰できなくなったときでも,グループがミッションクリアをしていれば,ログイン時にミッションポイントを得ることができる。
●Named Mob
独特な形をしたNamedの代表例。MirのNamed Mob |
すべてのミッションについていえることだが,ダンジョン内にはたまにNamed Mobがいることがある。もちろんいないこともある。1,2匹はいることも多く,最大で6匹くらいまでいたという報告もある。
普通のMobよりちょっと強く,ものによっては特有の形態をしている。しかし,どちらかというと通常のMobと同じ形態のものも多いので注意が必要だ。Named MobにはMezが効かないので,複数Inc時にNamedが交じっていた場合には,すぐさまNamed Mobにターゲットを変更する必要がある。
暗殺ターゲットのボス以外のNamed Mobは,すべてなんらかのアイテムをDropする。FocusEffectのついた性能のよいものが多く,ノーマルよりハードのほうがDrop品は1ランク上となる。最高レベルのハードだと,Drop品はNDアイテムとなっており,かなりよいものが出てくる。
出てくるアイテムは,非常に多くの種類があるがレベル帯とキャンプ地により出るものはだいたい決まっており,場合によっては,レベル下のグループに紛れ込むと普段は目にできないアイテム(たまにかなりよいものもある)を得られることもあるようだ。
LDoNプレイガイド
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見逃しやすい虫型Mob。しかもNamed。同時Incでは気付きにくいので注意が必要だ |
LDoNの目的としては,時間がかかってもミッションをクリアすればよいのであるが,基本的にLDoNはスピード勝負である。サクサク終わらせてナンボという感じなので,てきぱきと行動したい。侵攻型のプレイになるので,定置キャンプよりは迅速な状況判断を要求されることも多い。
PullerはPullの技術の見せ所となる。Mez,ParkingなどのCC技術を磨くにもよい練習となるだろう。
やってみてそんなに難度が高くないと感じたならば,グループ構成をいろいろ変えて試してみよう。どこか普通のキャンプ地でもいいのだが,LDoNであれば,常に適度な難度のダンジョンが生成されるので,キャンプ地選びに悩まなくて済むうえ,難易度自体も選択できるのだ。軽めの難度でパワープレイを楽しむのも悪くないし,経験値とアドベンチャーポイントを地道に狙っていくのも悪くない。LFGでは,ExpキャンプとLDoNという分け方をされることが多いのだが,はっきりいってLDoNのExp効率は決して悪くない。とくにハードモードだと,これだけ白Mobが揃っているキャンプ地をほかで探すことのほうがずっと難しい。サクサクと数をこなすことで軽く普通のExpキャンプ並の経験値収入も得られるのだ。
どのキャンプ地でプレイをする場合にも共通で気をつけるべきことがいくつかある。
まず,ヒーラー,キャスターは入り口でバインドしておくこと,Meleeも手近な場所でバインドしておくこと。各キャンプ地には必ずSoulBinderがいるので利用するとよいだろう。
ダンジョンの入り口近くで戦闘するときには,空クリックで外に出てしまわないように十分気をつけよう。マップによっては非常に外に出てしまいやすいところもある。
戦闘はできるだけ見通しのよいところで行い,かつ,トラップがある場所は避ける。後ろにドアがある場合なども近づきすぎないように。宝箱や偽宝箱,死体(?)の近くではAE魔法は使わないようにしよう。
Mobの特性をなるべく覚えよう。反撃を行ってくるMobや逃げ出すMob,GateやヒールするMobは,場所によって種類が決まっている。
Namedを見落とさないようにしよう。Mezが効かないNamedのIncに気付かないと壊滅原因に直結してしまう。Namedがいた場合は必ずNamedから倒そう。Trackerがいて,大量IncにNamedが交じっていたのが分からなかったなどということのないように。
明らかにSoWの入っているMobや,DS付きのMobには必ず複数のBuffが入っている。レベルとキャンプ地により入っているBuffは異なるが,HasteやHP Buffなどは普通に入っているのでCMをすることが望ましい。
あとはなるべく無理をしないように,かつ速攻で,と着実に進めることが肝要である。
宝箱を開けよう
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期待値は高くないが,たまにいいものも |
ダンジョン内には,たまに宝箱が落ちている。中にはいろいろなアイテムが入っていることもある。一見,宝箱には見えない壷や骨などの形もあるが,基本的に同じものだ。中身は宝石やハズレアイテム,多くの場合は変身ポーションが入っている。各種オーグメントやFTオーグメントなどの高級品が入っていることもある(確率は限りなく低いが)。
●罠の解除
宝箱を開けるには,三つのステップが必要になる。
罠感知
罠解除
鍵破壊
である。宝箱には,魔法,呪い,機械の3種類の罠が仕掛けられていることがあり,それらを解除せずに開けようとすると罠が発動してしまう。魔法系はWiz,Mag,Enc,Necが検知/解除する魔法(LDoNアドベンチャーポイントで購入)を使え,呪い系はClr,Dru,Shm,Necが検知/解除する魔法を使え,機械式はRogやBrdが解除できる。Necだけは魔法と呪いの両方に対応できる。
魔法と機械の罠の中には,両方で解除できるものもある。どちらでも対応できるが,機械式を解除できる人がいたら機械で対処したほうがいいだろう。
アルコール系の罠が発動。アルコール耐性が高ければよいのだが…… |
罠の解除には,機械式を除いて触媒(1個17.8pp)が必要になる。解除に失敗すれば触媒だけ何個も消えてしまうので,解除しにくい罠は早めに諦めるのも手である。また,罠の検知さえできてしまえば,罠解除を行わずに鍵破壊を行って箱を開けることもできる。罠が発動しても毒や呪いを解除できる場合は,直接鍵を壊したほうが安上がりである。ただし,まれに鍵破壊で箱ごと壊れてしまうこともあるようだ。また,アルコール系の罠であった場合は,発動しても酔っ払いを解除する方法はない。一般に宝箱の罠は強力で,放置すると死に至るDoTやStrやAgiを根こそぎ削られたり,魔法のキャスト時間が極端に長くなってしまったりするものもある。
箱開けは,常に罠の発動の危険をはらんでいるので,ミッション途中では行うべきではない。ミッション終了後にまとめて行おう。
罠感知魔法は成功すると,その種類の罠がかかっているかどうかを判定できるが,感知に成功しない場合でも,魔法への反応により,メッセージの違いからどの種類の罠がかかっているかを判定できる。罠解除をするには,罠感知を成功させることが必要で,鍵破壊には罠解除されている必要があるのだが,グループの誰が開けることができるのかをすばやく知ることはできる。
また,罠も鍵もかかっていない場合があり,これは単にターゲットして/openで開けることができる。機械式の鍵で罠がないものに限っては,箱を殴って壊すことで開けることができる場合がある。強く殴りすぎると壊れる傾向にあるようで,素手で殴ることが推奨されている。
宝箱は,ダンジョン内のMobのどれかにHateが残っている人には拾えない仕様となっており,BrdのFMやMnkのFDなど,Hateを消した状態でならそのまま拾えるのだが,それ以外の人は一度Zone,Evacするなり,RelogするなりしてHateを消す必要がある。
●偽宝箱 / 罠
宝箱っぽいけど動いていたり,ターゲットすると緑色だったりするものは偽宝箱である。下手に触ると罠が発動して,あまりいいことはないのだが,中に閉じ込められた人が出てきたりすることもある。
当たりだと,NPCが出てきて,そのNPCに向かって
「連れていく」と話しかけることでPet化できる。Encペット同様,主人が攻撃されない限り攻撃はしない性質のものなので,MTなど確実に殴られる人が話しかけるのがよいだろう。
ハズレだと,蜘蛛などのMobが現れる(4匹程度)。地面に倒れている人も同様である。リスクを考えると,放置する人が多いようだが,たまには開けてみるのもいいかもしれない。
チャーマーズガイド
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CharmされたMobがいればDPSは一気に向上する |
LDoNはDPS勝負の短期決戦である。63ハードをはじめ,Mobの殴りは結構痛い。ということで,
DPSということでいえば,Charmed Mobに勝るものはない。Enc,Brdのみならず,DruはRujのみ,MagはTakのみ,NecはMMCのみだが特定のMobをペット化することもできる。
とはいえ,やはりCharmとなればEncの独擅場という状況ではあるようだ。SvM下げ能力,高いCha,Total Donation(Charm AA)などを持ったEncがいちばん安定してCharmを行うことができる。まあ,CharmしたMobの反乱で殺されることも少なくないのだが。
LDoNダンジョンでCharm可能なMobはきわめて限定されており,
Mirの通称「猿」と呼ばれる羽根付きのMob
MMCのミイラ
Takの黒い岩
Gukの目玉
Rujの犬
となっている。どれもRootやSnareの入らない
移動耐性を持ち,非常に硬いMobなのが特徴である。反乱されたり敵に回すと厄介なMobばかりだ。Mir,MMC,GukではMeleeタイプとキャスタータイプがいるので,できるだけDPSの高いMeleeタイプを選ぼう。キャスタータイプは,Debuffや魔法攻撃なども行ってくれるのだが,DPSという面ではMeleeタイプのほうがいいようだ。ただし,反乱時にはすぐに襲いかかってこないで魔法詠唱に入るので再Charmしやすいという利点も持っている。
Rujの犬
Gukの目玉
MMCのミイラ
CharmするMobには,Tash,Malo系のSvM下げDebuffを入れておくと,Charm効果時間を長くすることができる。また,レベルにもよると思われるが,Mirの高レベルCharm可能Mobは自分でSvM付きのBuffを入れてしまうので,ちょっとたちが悪い。Charmする前にCM(Cancel Magic系魔法)しておくか,Shmがいる場合にはFoS系のBuffを入れておいてもらおう。
そのほか,キャスタータイプのMobに真っ先にぶつけることで,Tash,Malo系のDebuffをMobに入れてもらえることもある。このように敵Mobを活用する術もないではないが,逆にCMを食らってCharmが解けてしまう場合もあるので要注意だ。
また,Mobそのものの姿だと混乱しやすいので,Charmしたペットは変身させるか,Tiny Companionを入れて縮小しておこう。小さくしたときは反乱時にターゲットを取りにくくなることも多いので注意が必要だ。
Charmの要点は,いかにして反乱したMobを円滑に再Charmするか,いかにしてDebuff更新を行うかにかかっているといってもいいだろう。おそらく完璧な解答はない問題である。再Charmであれば短時間のStunでも間に合うのだが,Debuffとの連続ではリキャストの時間がかかるので,効果時間が長すぎても長時間のMezを入れて処理することが望ましい。
LDoNアイテムガイド
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LDoNの最大の魅力は,ダンジョン内で拾ったり,アドベンチャーポイントで獲得できるアイテムの数々である。Raid以外でかなり高性能なものをGetできるチャンスはほかにはほとんどない。
●アドベンチャーポイント
右に表示されているのがキャンプ地ごとの合計ポイント。下の緑の数字が現在残っているミッションポイントだ |
アドベンチャーポイントは,少々変わったシステムになっており,各キャンプ地のミッションでの合計ポイントと全体でのミッションポイントの両方が問題になる。以下,ミッションポイントウィンドウでの用語に従って解説してみる。
交換できるアイテムは,キャンプ地ごとに異なっており,あるアイテムがMirキャンプにあったのなら,そのアイテムの必要ポイント数以上のポイントをMirであげる必要がある。アイテムと交換すると,ミッションポイント全体は減るが,キャンプ地での合計ポイントは減るわけではない。その場所で取ったポイントの合計がそのキャンプ地の合計ポイントで示される。使ったポイントは全キャンプ地のミッションポイントから引かれる。交換できるアイテムの最大ポイント数はそのキャンプ地で稼いだ合計ポイントで判断されるが,ポイントはすべてのキャンプ地で稼いだミッションポイントから出されるということだ。
したがって,一度どこかで1492ポイント(最高値のアイテムのポイント数)以上稼いでしまえば,あとはそこでなくても,ほかのキャンプ地で稼いだポイントでそこのアイテムはすべて(1492ポイントのものまで)交換できる。一通り1492ポイントをクリアしたら,難度の低い場所でガンガン稼ぐというのもありというわけだ。
水面をクリックするとコンテナが現れる |
アイテムを強化する宝石:「オーグメント」にはさまざまなタイプがある。一方,オーグメントを装着する側の各種アイテムにあるオーグメントを填めるスロットにもタイプがあり,両者が一致しないと装着はできない。
Type1 どんなスロットでも装着可能。単機能でパラメータUp
Type2 複数のパラメータを1個でUp
Type3 装備するだけで作用するFocus Effect付き
Type4 武器専用
Type5 武器専用のType2のようなもの
Type6 武器専用のType3のようなもの
Type7 装備するだけで作用するFocus Effect付き
Type8 プレーン・オブ・タイムで出るアイテム専用
Type1と表記されるオーグは存在しない。スロットタイプ表記は「All」となる。ダンジョン内で拾うものはType1である。LDoN以前の通常のアイテムはType7のスロットを1個のみ,武器はType4を1個のみ持っているが,LDoNのポイントで交換できるアイテムはさまざまなTypeのスロットを最大3個まで持っているものもある。
これらのオーグメントは,それぞれのLDoNキャンプにある水盤「Augmentation Sealer」で合成することで装着ができる。水盤をクリックしたときに出るコンテナに装着したいアイテムとオーグメントを入れてコンバインすればよい。
一度装着したオーグメントは,LDoNキャンプのMagus XXが売っている溶剤,SlotX Solventを買って溶かすことでしか外すことはできない(DX9パッチ後は変更される)。解かしたオーグメントは,もちろん失われてしまうので慎重に。
この人がDible Hedledrap |
なお,間違って買ったオーグメントはロー砂漠南部のLDoNキャンプにいるノームのNPC,Dible Hedledrapに話しかけて渡すことによってアドベンチャーポイントへの変換が可能である。
装備計画を立てるには,どんなアイテムがあるかをよく調べる必要がある。定番は,EQ Scriptsサイトの,LDON Merchant Scriptページ,
http://www.cardplace.com/eq/ldon/list.cgi
だが,非常に便利なサイトであるのは確かなものの,ソートキーが指定できないので,細かく分割した表をいちいち出さねばならず一覧性があまりよくない。キャンプ地なんかをキーにソートされても困るのだ。
ということで,実際に使う場合には,データを抜き出してしまったほうが便利だ。さすがに書き直したページをここで載せるのは問題あるので,手順だけ説明する。各自で作業して,個人的に使ってみるとよいだろう。
定番のページなのでぜひブックマークを |
出てきたページを全選択して,Excelに貼り付けてみる。アイテム名のところだけセルの結合がされていないので,その列だけ抜き出して,テキストエディタで名前+パラメータで2行になっているものを1行に直してしまおう。間にはタブを入れておく。マクロが使えるテキストエディタなら簡単に作業できるのだが,最悪,手作業でもさほど手間はかからないだろう。
Excelファイルに戻り,先頭と末尾のゴミ(アイテムデータ以外のもの)を削っておいたうえで,表を全選択して,セルの結合を解除する。次に,カラムAをキーとして全データをソートする。これで空行が抜かれて間が詰められたものだけ残るので,元の空行部分だった後半部は削っておこう。アイテム名の後ろにカラムを1列挿入しておいてから,整形しておいたテキストデータをアイテム名の位置に貼り付ける。
クラスごとのアイテム一覧を表示 | Excelに貼り付けた | 2行を1行に編集して元の表に書き戻す |
こういうスロット別がいちばん使いやすいと思うのだが |
文章だけだと分かりにくいが,最終的にこれをスロットとコストでソートして,右のような表にしておくとよい。好みで,スロットごとに色を変えておくとさらに使いやすいだろう。オーグメントについても同様な表があると非常に便利だ。
●FTアイテム
FTオーグ(Type3)と3Slotローブ |
ヒーラー,キャスター必須のものでありながら,揃えるのはなかなか難しかったFTアイテムだが,LDoNの登場により一気に身近なものになってきている。
調べてみればすぐに分かるのだが,もっとも安い(?)FT2オーグはわずか510ポイントである。しかし,このオーグはスロット3専用でしかも胴体装備専用である。スロット3といえば,アドベンチャーポイントと交換したアイテムにしかついていないスロットである。さらに,FT2オーグを付けたくなるようなローブやチュニックは,当然ながら高い(現状では一度付けると外せない)。世の中そうしたものである。普通のアイテムをFTアイテムに変えることのできるオーグはGukで1492ポイント溜める必要がある。人によっては最難関と呼ぶGukでがっつりやらないと無理という具合になっている。
LDoNでFTオーグを集めると,それだけでFT11,それ以外にもダンジョン内でFTアイテムは出てくるので,LDoNモノだけでFT14にはすることができる。
●ACアップオーグメント
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プレートクラスならこれでAC+15の強化ができる |
100ポイントを超える報酬のある63以上LDoNハードモードに挑戦しようとすると,タンク勢はACの強化にいそしむことになる。LDoNアーマーはかなりACの高いよい装備が揃っているので地道にTakポイントを溜める人も多い。それをさらに強化できるのがACアップオーグである。
装備箇所が顔,肩,首,腰,背中に限られるものの,510ポイントでプレートクラスならAC+10という強化が可能になるのだ。しかもLoreではないので順々にどんどん強化できる。チェーンクラスだと+8,レザークラスだと+5,シルククラスだと+4のオーグが用意されている。
余談だが,Loreではないからと,多スロットのLDoN装備にACオーグを三つ装着しようとした人がいて,二つ装着したところで三つ目が装着できなくてPetitionしたそうだ。すると,二つ付いたのがそもそも間違いで一つしか装着できないものだったらしい。二つ装着されたオーグはゾーンすると全部外れてしまったそうだ。ということで,多スロット装備とACオーグに限り,現状でも溶かさずに取り外すことは可能なのかもしれない。
ちなみに,ACアップオーグには半分の性能のものもあり,種類が違うものは混在が可能だ。
●AngerIII
Loreではないのでいろんな武器に付けてみよう |
Hate Upオーグメントも人気の品だ。とくに高レベルのWarには必携の品といえるだろう。
ただし,これは装着するだけで効果があるわけではなく,戦闘中のランダム発動となるので,両手の武器のそれぞれに付けて発動率を上げている人も多いようだ。Dexを上げておくのもお忘れなく。
●Extend Range IV
魔法の到達距離を伸ばす,なにかと便利なFocus Effectだ。ほかのFocus Effectの多くはPoPアーマーのクエストでも手に入るのだが,PoPアーマーにこの機能はついてこない。
ここではオーグメントを挙げたが,これについては,Dropアイテムのほうが有名かもしれない。
魔法の到達距離を伸ばすオーグメント | 同様の効果を持った本。こちらのほうが有名かも |
ダンジョン名所案内
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入り口付近でのリンクがきつい「戦いの大広間」。一番奥まで引いて戦ったほうがよい(上のような位置だとAddしてしまう) |
注意を要するダンジョンというのはそんなに多くないようだ。戦いの大広間(Ruj)では開始直後に気をつけろとか,古代水路(Guk)ではEvacの準備を忘れるなとか,決意の闘技場(Ruj)の坂の上の家はハードではとくに注意しろといったくらいか。
比較的簡単に終わる収集ミッションばかりやっていると,ダンジョンの半分ちょっと侵攻したくらいでミッションクリアしてしまうことも多く,ダンジョンの特徴がいま一つつかめない人もいるかもしれない。ダンジョンには独特な名前が付いているが,最奥部まで行かないと代わり映えのないただのダンジョンにすぎなかったりする。ここではいろいろなダンジョンの特徴的な部分をスクリーンショットで軽く紹介してみたい。
王立天文台(Tak)の樹と螺旋階段 | 調和の間(Tak)にはなにげにMobがいっぱい | 思い出の川。地図にはTaarna(アメコミヒロイン)像と書いてあるが? |
氷詰めの人のいる静かなる画廊(Mir) | 魔法展示場の胃袋(Mir)。飛行機の模型などさまざまな展示物がある | 憂鬱なほら穴(MMC)。天井に水面? 一見水中かと見紛う部屋 |
いろいろ当たってみたが,ほかのエリアでよいスクリーンショットを入手できなかったのが残念だ。風の橋(Ruj)などは一度は奥まで見ておきたい名所である。かなり奥まった場所だが,ぜひ自分自身の目で見てきてほしい。
なんやかんやと,思いのほか長くなってしまったので,今週のTipsはお休みということで。
来週は最終回ということで,PoP,Raid関係の話題を中心に,EQ全体をまとめてみたい。