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タオ,SLI&CrossFire認証済みの小型1000W電源ユニットを発売
2006/12/06 17:12
TAO-1000WP10RZ。Topowerの最新基板「P10」を採用した国内初の製品という
 タオエンタープライズは,NVIDIA SLI(以下SLI)およびCrossFire,Quad FXの動作認証を取得したという定格1000W(瞬間最大出力1100W)電源ユニット「TAO-1000WP10RZ」を発表した。2007年1月10日発売予定だ。

 同製品が持つ最大の特徴は175(W)×150(D)×85(H)mmという本体サイズだ。一般的な400〜600Wクラスの電源とほぼ同じ大きさのため,奥行きの長い電源ユニットを取り付けられない普通のPCケースでも,(電源容量の観点からは)GeForce 8800 GTXのSLI構成などが可能になる。
 ケーブルは20ピン+4ピン仕様のメインと,+12Vラインの4ピンおよび8ピン,そしてSerial ATA×4を提供するHDD用が本体直結。PCI Express用6ピン仕様のケーブル4本と,追加のSerial ATA×4を提供するケーブル1本,そしてペリフェラル×3+FDD×1を提供するケーブル2本は,必要なものだけを接続できる着脱式になっている。着脱用のコネクタが本体から若干はみ出る仕様になっているのは,サイズを考えるとやむを得ないところか。

着脱可能なケーブル一覧。手前の青いコネクタがPCI Exprss用で,4個中2個は,ジョイント式で8ピンコネクタ化が可能になっている。PCI Exprss用ケーブルはすべて各種ノイズ対策済み(「REMIケーブル」仕様)とのこと
 ケーブルについて続けると,PCI Express用の6ピン電源ケーブル4本のうち2本には,追加の2ピンがあらかじめ用意されており,これをジョイントすることで“PCI Express用8ピン電源ケーブル”として利用可能だ。現時点で8ピン仕様のグラフィックスカードは登場していないが,タオエンタープライズは「今後市場に投入されるPCI-E 8pinを使ったビデオカードにも対応」(リリースより原文ママ)と,将来における互換性をアピールしている。

 なお,主立った出力仕様はのとおり。+12Vが6系統という充実のスペックを見るにつけても,発熱が気になるところだ。
 この点TAO-1000WP10RZの場合,電源変換効率は定格で約85%(アイドル時は約86%,フルロード時にも80%以上)とされており,実際に,電源変換効率80%以上の製品を認定する北米の独立機関による「80 PLUS」プログラムの認証を取得済み。ユニット内に配置されたヒートシンクの向きを考慮して配置されたという,いわゆるストレート仕様の吸排気80mm角ファン×2と,温度センサーを利用して自動制御されるファン回転数によって,効率よく,そして静かに動作するとタオエンタープライズは謳っている。



排気ファン側から。標準的なATX電源ユニットと奥行きが変わらないため,一見では1000Wモデルと分からない
 気になる予想実売価格は6万円前後。400〜500Wクラスの電源ユニットなら,そこそこの品質の製品が3個買えてしまう値段であり,お世辞にも安価とはいえないが,ハイエンドクラスのゲーム用PCを安定して運用したいのなら,試してみるだけの価値はある製品といえるだろう。
 ちなみにタオエンタープライズでは,定格1200Wクラスの電源ユニット「TAO-1200WP10RZ」も,予想実売価格7万8000円前後で2007年2月初旬発売予定とのことだ。(佐々山薫郁)


そのほかのハードウェア
■開発元:各社
■発売元:各社
■発売日:-
■価格:製品による

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http://www.4gamer.net/news/history/2006.12/20061206171229detail.html