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「ブラキン」同梱＆特典付き無線LANルーターが登場
2006年9月下旬発売のプラネックスコミュニケーションズ製のIEEE 802.11b/g対応無線LANルーター「BLW-HPMM-G」。同製品に，MMORPG「ブライトキングダム オンライン」（以下ブラキン）がバンドルされることになった。
ブラキンとネットワーク製品にバンドルされるのは，先に紹介した無線LANアダプタに続き2製品め。今回は休憩時などに利用するミニハウスの15日間有効なスキンが3種類と，ブラキンショッピングモールなどで利用できる通貨3000ソルト（300円分）が，ブラキンのクライアントとセットでバンドルされる。
さて，BLW-HPMM-Gは，「ハイパワーゲームルータ」を謳っており，オンラインゲームを優先して通信させるという機能「XGCS」（eXtream Gamepacket Control System）を搭載する。
現在のところ，プラネックスコミュニケーションズはXGCSについてこれ以上の情報を開示していない。そのため詳細は不明だが，リリース原文によれば，「ネットワークの帯域をオンラインゲーム用に安定確保することで，ファイルサイズの大きいデータをダウンロードするなどの帯域を必要とする操作をしても安定してオンラインゲームを行うことができます」とのことだ。
大きなファイルをダウンロードしながらオンラインゲームをプレイするというのは，かなり特殊な環境のような気がしなくもないが，それはともかく，ゲームアプリケーションなどの実行ファイルを登録しておくと，その実行ファイルのパケットを優先して通すような仕様になっていると思われる。
BLW-HPMM-Gでは，複数のアンテナを利用して通信速度の高速化と安定化を図るMIMO（Multiple Input, Multiple Output）を台湾Ralink Technologyが独自に拡張し，到達距離を長くしたとする「MIMO XR」技術を採用しているのも特徴だ。出力アンプのパワーを上げ，アンテナの感度も高くしたことによって，一般的な無線LANよりも到達距離は長くなっているという。
また，USBポートを用意し，USBインタフェースの外付けHDDなどを用意すれば，それをネットワークストレージとして利用できるのも特徴。正直な話，ゲームには直接関係ないが，複数のPCを持っているような場合は，データの共有などに便利かもしれない。
このほか仕様は以下にまとめたとおりで，予想実売価格は2万3000円前後。ブラキンをノートPCでプレイしている，あるいはプレイしたい人で，無線LANの信号到達距離不足を感じているなら，（発売はちょっと先だが）気に留めておくといいだろう。（佐々山薫郁）
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| ブライトキングダム オンライン |
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