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【Mac】Intel MacでWindows XPの利用を可能にする「Boot Camp」が発表に
2006/04/05 22:54
 アップルコンピュータは本日(4月5日),「Boot Camp」(ブートキャンプ)のパブリックβリリースした。これは,2006年1月より発売されているIntel製CPUを採用したMacintoshシリーズ(iMac,MacBook Pro,Mac miniの各シリーズ,以下Intel Mac)で,Windows XP利用可能にするためのもの。

 Windows XPのインストールディスクを持っているユーザーは,Intel MacにBoot Campを適用することで,Mac OS Xに加え,Windows XPを利用できるようになる。
 Boot Campを使用すると,

Windows XP用パーティションをHDDに作成
Windows XPの動作に必要なドライバ類をCD-Rなどに記録
Windows XPのインストール作業

を簡単に行えるという。インストール後は,起動時に使用するOSを選択できるという形になるようだ。

 ちなみにBoot Campは,8月に「Worldwide Developers Conference」でお披露目され,2006年末〜2007年にかけてリリースされる予定のMac OS Xの次期メジャーリリース「Leopard」(レパード)の一機能になる模様。

 アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィリップ・シラー氏のコメントによると,Intel Macの登場以来,Mac上でWindowsを動作させたいというニーズが高まっていることを受け,こうした形を選択したようだ。なお,アップルとして今後,Windowsの販売やサポートをする計画および意向はないとのこと。

 Boot Campのパブリックβは,「こちら」から無料でダウンロード可能。動作環境は現在リリース済みのIntel Mac(Mac OS X 10.4.6以降)のみ。また,起動ディスク上に10GB以上の空き領域と,CD-RやDVD-Rなどの空きメディアが必要だ。インストール可能なWindowsは,シングルディスクバージョンのWindows XP Home EditionとProfessional(いずれもSP2以降)。
 ただし,パブリックβという特性上,一切のサポート行われないので,その点は注意してほしい。

 3月にはアップル非公認のプロジェクト,「Windows XP on an Intel Mac」がIntel MacでのWindows XP動作成功を宣言。現在では,それに必要なツールも公開されている。
 こういった状況を踏まえてなのか,それ以前から動いていたのかなどは不明だが,アップルが公式にMac OS X向けにリリースしているハードウェア上で,Windowsの動作をサポートするという事実は,Macintoshの歴史の中でもかなり大きな出来事と言える。

 古くからのMacユーザーの中には,複雑な思いを抱く人も多いだろうが,Macに興味を持っているWindowsユーザーや,MacとWindowsの両方を用途に応じて使い分けている人にとっては,嬉しいニュースだろう。
 4Gamer読者としては,Intel MacにWindows XPをインストールしたうえで,どの程度までWindows用のゲームが遊べるのかも気になるところだと思われるが(ハードウェア的にはほぼ問題ないだろう),そのあたりは今後,機を見て検証していきたい。(TeT)


iMac
■開発元:Apple Computer
■発売元:アップルコンピュータ
■発売日:2007/08/08
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」
Mac mini
■開発元:Apple Computer
■発売元:アップルコンピュータ
■発売日:2006/03/01
■価格:1.5GHz:7万4800円(税込),1.66GHz:9万9800円(税込)
→公式サイトは「こちら」
MacBook Pro
■開発元:N/A
■発売元:アップルコンピュータ
■発売日:2006/02月中
■価格:24万9800円(税込)〜
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2006.04/20060405225404detail.html