「バトルフィールド1942」 2002年9月発売
シリーズ第一作。16の戦場で米,英,ソ,日,独が激突。戦車,空母,戦闘機など35種類の兵器が登場し,何にでも乗れて戦えてしまうという破天荒な迫力で,一躍ヒットチャートに躍り出た。ちなみに,発売直前に出たデモ版のマップは「ウェーク島」で,個人的に,「バトルフィールド"1942"なのに,なぜ1941年のウェーク島が?」と思った記憶あり。面白ければなんでもありなのかな,と思ったが,まったくその通りであった。
「バトルフィールド1942 ロード・トゥ・ローマ」 2003年2月発売
本編発売後,半年を経ずに登場した拡張パック。舞台はイタリア戦線で,イタリア軍,自由フランス軍が参戦。3号突撃砲,デ・ハビランド・モスキート爆撃機などが登場したものの,追加兵器がやや弱めで,戦場そのものがいささか地味だったので,人気大爆発,とはいかなかったようだ。個人的には,こういうマニアックな試みは悪くないと思っている。
「バトルフィールド1942 シークレット・ウェポン」 2003年8月発売
これではいかん,と開発元のデジタル・イリュージョン(DICE)が思ったかどうかは知らないが,次の拡張パックは非常に派手め。タイトルどおり,ジェット機からミサイル,重戦車など,実在しなかったものを含め数々の秘密兵器がふんだんに登場する。白眉はなんといってもジェットパック。歩兵が背中にしょって空中を飛ぶんだから,かなり最高だ。
「バトルフィールド ベトナム」 2004年3月発売
待望のシリーズ完全新作は,戦場をベトナムに移し,泥沼のジャングル戦を楽しめるようになった。とはいえ,BF2が"2"なのだから,現在はちょっと継子扱いだ。確かにシステム的な変更はあまりなく,戦場も小ぶりで派手さに欠けるかも知れないが,筆者自身はかなり好きで,今でも思い出したようにプレイしている。ジェット機やヘリコプターなど,BF2につながる要素もあり,グラフィックスもかなり向上していると思う。
「バトルフィールド2」 2005年7月発売
本作のことである。レビューは「こちら」,デモ版は「こちら」からどうぞ。