キャラクターを作成してゲームを開始すると，まずはアルミアの街に降り立つ。ここは，序盤の拠点となる重要な場所だ。防具や武器，ポーションなどアイテムの売買を行えるほか，クラススキルを覚えるためのNPCや，宝箱（イベント限定アイテム）を開けてくれるライトドラゴンがいるなど，何度か戻ってこなければならない，何かと便利な街なのである。まずは，この街の店（NPC）の配置を覚えておこう。
魔角獣ウィンドは，トレーニングキャンプの各エリアや，アルミアの街の北側に広がる一般フィールドなどに配置されている。序盤は補助魔法のおかげで効率良く狩りが行えるので，可能な限り活用しよう
序盤の狩り場となる街周辺には，「魔角獣ウィンド」という初心者補助NPCが立っている。この補助NPCは，キャラクターに「ヘイスト」や「魔法障壁」「ダメージUP」「スキルUP」といった効果を付与してくれる。効果時間は92秒と短いが，初期装備でもレベル10以上のモンスターと対等に戦えるくらいの効果が得られるのだ。
レベル85になるまでは，何度でも補助魔法かけてもらえるので，面倒でも頻繁にかけ直してもらおう。この付与効果を利用して，モンスターをひたすら狩るのが，序盤の基本的なレベル上げの手段となる。
なお初心者チャンネル（日替わり。緑のゲージで示される）はモンスターの体力が80％になるので，これも覚えておくと，序盤のレベルアップ時間をさらに短縮できるだろう。
トレーニングキャンプは四つの区画に分割されている。門を越えると敵のレベルが上がるようになっており，鍵を持った敵もより強力になっていく
アルミアからは，北と東へと出られる。東には，初心者用の狩り場として用意されたトレーニングキャンプがある。ここは，三つの門で区切られた全4区画からなっており，それぞれの門を開けるためには鍵が必要だ。
鍵は，それぞれ特定のモンスターを倒せば手に入る。ただし，これら鍵を持つモンスターは，周辺の敵に比べると若干強めだ。つまり，これを倒せるレベルが，次の区画へ進んでよいレベルという一つの目安になっている。このため，この段階では「レベルに合った狩り場」ということを，あまり意識する必要はないだろう（自動的に，レベルに応じた場所にいるはずだ）。
ちなみに，このトレーニングキャンプの最後にはオーク戦士が待っており，こいつを倒すことで得られる紋章が，レベル1クエストの最終目的となっている。それを手に入れるためにも，一度はここをクリアしておく必要がある。
アルミアの街の東側に広がるのが，トレーニングキャンプと呼ばれる初心者用の狩り場だ。ここはレベル35までしか入れない場所。途中に鍵のかかった門があり，鍵を持った敵を倒すことで奥へ進めるようになっている
第1の門を抜けるための鍵を持つモンスターは，補助NPCから支援魔法をかけてもらっていれば，レベル7前後で倒せるだろう。序盤は魔法が使えず，近接攻撃や弓での遠隔攻撃が主流となるが，うまく弓を使って戦えば，ポエマでもダメージを受けることなく倒せるはずだ。
なお，鍵は使うとなくなる点に注意しておこう。行きはもちろん，帰りに門を通るときにも鍵が必要となるので，歩いて帰りたければ，その分の鍵を持っていなければならない。
幸い，鍵を持つ敵のリポップ（復活）は早いので，少し待てばすぐにまた鍵を入手できるはずだ。また，ゲームにログインしたときは，最後に立ち寄った街からスタートするので，トレーニングキャンプから帰るときだけキャラクター選択に戻るというのもアリだ。
このトレーニングキャンプには，レベル35を超えると入れなくなるので，クエストを行うならばレベル制限に注意しておいたほうがいいだろう。
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| 鍵は使うとなくなるので，門を通って歩いて帰りたければ，同じ鍵を二つ用意しておく必要がある |
トレーニングキャンプの最深部には，オーク戦士とオーク弓兵が待ち構えている。このオークが落とすことのある「オークの紋章」を持ち帰ると，レベル1クエストはクリアだ |
アルミアの北門は，一般フィールドへとつながっている。こちら側にも，ある程度の距離まで何体かの魔角獣ウィンドが立っているので，そこを中心にプレイすることで，比較的安全にレベル上げを行える。
アルミアから北の門を抜けると，一般フィールドへと出る。北へと続く街道に沿って歩いて行けば魔角獣ウィンドがいるので，そこで補助魔法をかけてもらいながら戦うのが理想的だ
さて，こちらでレベル上げを行う場合，まずは道沿いに北へ向かい，最初に見つけられる魔角獣ウィンドの周辺でレベル5程度まで上げよう。続いて一気に北上すると，柵で囲われて入れない区画の前に魔角獣ウィンドが立っているので，その周辺の敵をひたすら狩れば，あっという間にレベル15くらいになるはずだ。実は，このあたりの敵はレベル10くらいで初めて狩れるような強さなのだが，補助魔法によって強化されることで，初期装備でも問題なく相手にできる。この柵に囲まれた墓場のような場所を中心に狩りを続けるだけで，レベル18程度まではソロでも効率良く上げることができる。途中からは，北側のオーク兵やオーク弓兵などを狙うといいだろう。
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| 最初の魔角獣ウィンドからさらに街道に沿って北へ進めば，墓場の前へとたどり着く。ここにも魔角獣ウィンドがおり，この墓場周辺を中心に狩りを続ければ，レベル20程度まではすんなり上げられるだろう |
ここまで上がれば，トレーニングキャンプで行うレベル1クエストはクリアできるようになっているはずだ。
レベルが10上がるごとに，決まった教官のところへ行くと宝箱をくれる。資金の足しにはもちろん，装備の一部として使えるものももらえるので，それぞれのレベルになったら訪れるといいだろう
レベル20が近づいてくると，前述の墓場周辺では，経験値の入りが悪くなってくる。そこで次の狩り場へと向かおう。
墓場から北西方向へ湿地帯を抜けて進んでいく道があり，これをまっすぐ進むと，突き当たりにダンジョンがある。このダンジョンの入り口手前には，オーク戦士とオーク弓兵，さらには少し強めのオークがいる。しかしこの場所は，魔角獣ウィンドのいるところと往復しつつ狩りをするにはやや遠く，レベル上げには向いていない。ダンジョンの中は，入ってすぐの場所でさえ，レベル20程度ではまるで歯が立たないモンスターが巣くっているので，やはりお勧めできない。
また，墓場の北側のオーク兵やオーク弓兵などでも経験値稼ぎはできるが，レベル20を超えると効率が悪くなってくる。
墓場から西へ向かう街道を進むと，湿地帯へとたどり着く。この街道はさらに続き，最終的にはダンジョンの入り口へとつながっている。ただしこのダンジョンは，序盤に訪れてもまったく手に負えないだろう
では，どこに向かうべきか。それは，墓場から北，そしてさらに東へと進んだ村周辺だ。この村では，ペットの食料や，各クラスのレベル30台装備などを購入できる。この村を拠点として，30台まで育てるのがベストだろう。
ただし，この村の周辺には魔角獣ウィンドが配置されていない。そこで，先ほど紹介した「再ログイン」のテクニックを応用して使ってみよう。この村に入ったうえで，一度墓場前の魔角獣のところへ行き，補助魔法をかけてもらった直後にキャラクター選択画面へ戻るのだ。再ログインすれば，補助魔法の効果はそのままに，村からスタートできる。
パーティを組んでいる場合には使いにくいが，補助魔法の恩恵によって，圧倒的に有利な状況で狩りができるので，覚えておいて損はないだろう。この方法を使って，村の北側のハーフオークやトロールなどを狩ることで，あっという間にレベル30台に到達できるはずだ。
墓場から北東へ進むと見えてくるのがこの村だ。レベル20を超えたら，この村を目指して進んでいくといいだろう。この村を拠点に，レベル30台中盤から後半まで狩りをするのがよさそうだ
なお，パーティを組んでいるのなら，さらに効率の良い狩り場がある。オーク砦だ。
墓場から北へとまっすぐ進むと，いずれオークが巣くう砦に到着する。ここへ入るには鍵が必要だが，砦周辺にいるオーク衛兵を倒せば入手できる。
中に入ると，さらに奥に続く門があったり，その門を開けるための鍵を持つ敵がいたりと，トレーニングキャンプと同じ仕組みになっている。順に進んで，三つの門を抜ければ，ボスの待つ最深部へと行き着く。このボスの攻撃はそれなりに強力なうえ，かなり体力があるので，低レベルのパーティで挑む場合，遠隔攻撃を中心に，地道に体力を削っていくのが攻略の鍵となるだろう。ソロで行くなら，レベル30台になってからが無難である。
このボスを倒すと，ボーナスとしてスキルポイントが得られる。次のスキルを早く覚えたいなら，ぜひともこの砦を攻略しておきたい。
オーク砦には，パーティを組んだ状態で，レベル20台中盤からチャレンジしたい。ボスを倒せばスキルポイントが得られるので，なんとしても早めに攻略しておこう
クエストやイベント時に入手した宝箱は，すべてこのライトドラゴンが開けてくれる。宝箱を手に入れたら，必ずここを訪れよう
今回は，レベル1からレベル20直前までと，レベル20くらいからレベル30台後半までの狩り場を紹介した。基本的には，アルミアの街から北へと進んでいけば，おのずと良い狩り場が見つかるようになっている。途中からは補助魔法の加護を受けにくくなるため，レベルアップの効率も落ちてしまうが，紹介した再ログインを利用したテクニックなどを駆使して，序盤を乗り切ってほしい。
この序盤の戦闘で，かなり役立ってくれるのが遠隔武器だ。ハンターはもちろんだが，ポエマも弓を使える。ポエマの場合，補助魔法によって近接でも十分戦えるのだが，いかんせん体力が低いため，相手によってはかなり手こずることになるだろう。そこで有効なのが，弓である。
また，ビーストマスターやトランスナイトにしても，投擲武器を扱える。どちらも近接戦向きのクラスだが，補助魔法で攻撃力をアップすれば，投擲武器でも十分なダメージを与えられるので，結構使いやすい。ぜひお試しあれ。
次回は，途中拠点として使った墓場の中など，さらに高レベルでの狩り場を紹介しよう。
