ゲームをスタートしたら,最初にしなければならないのは「自分の分身」を作ること。プレイキャラクターは,「SRG」「SAS」「DELTA FORCE」「SPETSNAZ」という四つの特殊部隊から,一つを選ぶことになる。といっても,一度選んだらずっとそのままのキャラクターしか使えないわけではなく,一つのアカウントで複数のキャラクターを所有して使い分けることも可能だ。
なお4種類の特殊部隊があるが,同じ部隊でしかチーム戦ができないとか,能力に差があるとかいった制約はない。選んだ部隊によって選択できる装備にわずかな差がある程度で,どれを選んでもそれほど優劣はないので,ここはルックスで選んでしまってかまわないだろう。ここでは4種類の部隊について紹介しよう。
キャラクターを選択したら,次は装備を整えよう。この手のゲームでは,戦場に落ちている武器を拾って戦うモノが多いのだが,本作ではあらかじめ武器を購入しておき,それを持って参戦するという形式をとっている。武器は,メイン武器/サブ武器/投擲武器の3種類が用意されている。武器によって集弾性能や連射力が違うので,あらかじめ性能をチェックしておき,自分のプレイスタイルに合ったものを購入したい。初心者はいろいろ目移りしてしまうと思うが,まずは弾数と連射力を中心に考えるといいだろう。なお武器には弾切れもあり,もしもそうなってしまった場合は,ナイフを片手に接近戦を挑むことになる。
武器だけではなく,ヘルメットやブーツといった装備品もある。これらはファッション的な要素以外にも,移動速度を向上させたり,頭部への銃撃によるダメージを抑えたりする効果があるので,上手に活用していきたい。
武器や装備については表にまとめてみたので,プレイの参考にしてもらえたら幸いだ。なお,各武器の能力については10段階で表記してある。8.5などの場合は四捨五入して9と表記しているので,ご了承いただきたい。
※P90,Steyr-AUG,FA-MAS,RGD-5,VX Grenadeは11月30日に追加された新装備品です
装備を整えたら,いよいよ戦場に向かおう。対戦するには,ロビーでルームを作って仲間を募る方法と,またはすでにあるルームに参加する方法がある。ゲームモードは「個人戦」と「団体戦」が用意されていて,大まかな特徴は下記の通りだ。
参加人数は2名から16名。あらかじめ決められた人数(ルームマスターが設定可能)を倒せば勝利となる。自分以外はすべて敵なので,かなりシビアな展開となるだろう。積極的に前に飛び出してポイントを稼ぎまくるのもいいし,こっそり隠れて狙撃に勤しんでみるのも面白い。敵を見たら,容赦せず引き金を引くのだ!
最大8人vs.8人のチーム戦が楽しめる。マップごとにミッション(目的)が用意されていて,仲間と協力して敵と戦い任務を果たそうという,まさに特殊部隊らしいゲームモード。現状楽しめるミッションは,次の「マップ&ミッション一覧」に紹介する6種類,敵の車両の破壊,ブラックボックスの回収といったミッションをめぐり,実行側と防衛側に分かれて戦うことになる。なお今後のパッチでミッションは増えるらしいので,大いに期待したところだ。
ちなみにヘッドフォンを持っている場合は,ぜひとも活用してプレイしてもらいたい。というのも,本作はヘッドフォンを使うことで,兵士の足音や銃声といったSEから敵の方向や動向すらも察知できるのだ。戦場の臨場感が味わえるというだけではなく,戦術的にも有利になるので,ぜひともヘッドフォンを導入して楽しんでもらいたい。デスマッチなどで激しい銃声が聞こえたら,うまく背後から近づいて漁夫の利をいただいてしまおう。
・敵の最新戦車を破壊せよ
11月30日に追加された新マップで,砂漠の拠点を舞台にした戦いが楽しめる。迷路状になった街の構造は早めに把握しておきたいところ。チームマッチでは戦車をめぐる攻防が楽しめる。ちなみに登場する戦車は単なるオブジェクトで,操縦はできない
・敵ミサイル基地に潜入しミサイル制御装置を爆破せよ
11月30日に追加された,ミサイル基地をテーマにしたマップ。ミサイルの上の柱のような部分に登ることもできるので,そうした場所をうまく利用した戦術も面白い。大半が屋内マップということもあって,狭い通路などの出会い頭には注意したいところ
・敵の衛星アンテナもしくは衛星受信制御室を破壊せよ
11月30日に追加された新マップ。マップ名からも分かるように,衛星アンテナや衛星受信制御室をベースとしたマップ。アンテナの周りはちょっとした広間のようになっていて,ここで敵兵と鉢合わせになることが多い。パラボラアンテナは,敵弾を防ぐ遮蔽物として利用可能
・列車動力装置を破壊し敵の輸送列車の出発を遅延させよ
線路や列車が印象的なマップ。列車が存在すると聞くと,かなりオープンなフィールドを想像しがちだが,遮蔽物も多いので隠れてスナイプなどもできる。チーム戦では列車をめぐる戦いが楽しめる。爆破を阻止できるだろうか?
・衛星モデムを回収し作戦地域に移動せよ
衛星基地を舞台にしたマップで,基地とその周辺で構成されている。基地の内部では,しゃがむことで端末などを盾にして戦うこともできる。なお基地の外側にはヘリコプターが配置されているが,もちろん操縦はできない
・ブラックボックスを回収し作戦地域に移動せよ
渓谷をテーマにしたマップで,オブジェクトとしてヘリコプターなどがあるが,そこへ至る道はやや狭いので注意。なおKinabaluとはあまり聞き慣れない単語だが,マレーシアのSabah州(Kalimantan島北部)の山のことである
さて,ハンゲームでは本作のオープンサービスを記念して,ヘッドフォンやマウス,ワンセグチューナー内蔵のポータブルプレイヤー,スペシャルフォース特製マウスパッドが抽選で当たるキャンペーンを実施している。
このキャンペーンに参加するには,公式サイトのキャンペーン特設ページ「こちら」へ行き,「ENTRY」「応募」「CHECK」という三つ並んだボタンのうち,真ん中の「応募」をクリックしよう。ただし先にゲーム登録(ENTRY)を済ませておく必要があるので注意。