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RINNE

クォータビュータイプの新作アクションRPG「RINNE」登場

 

 ソフトバンクBBは本日(4月28日),新作アクションRPG「RINNE」を6月末に発売することを明らかにした。
 RINNEは,マウスだけですべての操作が可能な,クォータビュータイプのアクションRPG。価格はオープンプライスで,実売価格は6800円前後になる見込みだ。
 これまで一切情報が表に出ておらず,ここにきて突然発表されたタイトルであるだけに,中身が気になるところ。そこでここではプレスリリースをベースに,現時点で判明している内容をメインにお伝えしよう。


 

 

 

RINNE≠輪廻

 

 まずは気になるストーリーから追ってみよう。プロローグはこうだ。



進化した機械「HEAVEN族」
肉体の究極を目指す「HELL族」

その星には、
大いなる二つの意思が存在した

そこに移住した人類は
二つの種類から多くの
知識、資源を得て
飛躍的に文明を発展させた

長い闘争の歴史を超えて
大いなる二つの種族は消え去り
人類が残った

そして、人類はその繁栄を
自らの為すところと思いこんで行く

その移籍の発見をきっかけとして
人類は己が野望のため、
失われた種族の力を求めた

大いなる二つの種族の持つ、
あらゆる知識、情報

DNA情報が巨大コンピューターに
入力され仮想世界が動きだした

その世界の様子は、
現実世界より送り込まれた
MARX兵達によって、収集された

移籍内部は危険だらけだ
人類の能力を大きく超える者達の
巣窟だった

そこで「HELL」のDNAを受け継ぐ者が
科学者の手によって誕生させられた

「彼」は精神体となって
他の生物に乗り移る事ができたため
仮想世界の観察に最適な存在だった

漆黒の闇の中に、蒼く光を放つ戦士が
眠っている……

「彼」には行動を支えるための
最低限の知識しか与えられなかった

静かに眠る無垢の精神と肉体は
仮想世界に送り込まれる時を
待っている

 

 ここから推察するに,どうやらほかの生き物に乗り移る能力を持った「彼」がプレイヤーキャラのようである。
 倒した敵や,転がっていた骸に精神体が乗り移る様を仏教の基本概念の一つである"輪廻"になぞらえ,"RINNE"というタイトルが付けられたのだろう。

 

 

 

輪廻を思わせるゲームシステムとは?

 

 主人公は,"ボディースナッチ"という能力を発動することで倒れている敵に乗り移れるだけでなく,一度乗り移ったことのある体に変身する"トランスフォーム"という能力を発動することで,外見を自在に変えながらゲームを進めていくようだ。
 この作品では、敵キャラにもさまざまな種族があるようで、目の前にいる敵キャラと友好的な関係を保っている種族に変身すると、敵キャラから情報をもらえることもある。
 また,この種族にはこの種族が強い(あるいは弱い)といった属性も設定されていて,どのタイミングでどの肉体を使用するかが,攻略のポイントとなる。このあたりの組み合わせを探っていく過程は,パズルを解くのに近い楽しさを味わわせてくれそうだ。
 なお,マルチシナリオシステムが採用されているため,ストーリーはプレイヤーの行動によって変化していく。何度も繰り返し遊べる一本と言えるだろう。


 

 

 

「イース−フェルガナの誓い−」とのセット販売も

 

 RINNEの開発元は日本ファルコム。日本ファルコムといえば,6月30日にアクションRPG「イース−フェルガナの誓い−」(以下,フェルガナ)を発売するわけだが,RINNEは単体販売だけでなく,(なぜか)フェルガナとのセット販売も行われる予定とのこと。セット版の価格も単体版と同じくオープンプライスだが,だいたい1万1800円前後になるようだ(RINNEの発売日は6月末とのことだが,フェルガナが30日に発売されることを考えると,ほぼ同時ではないだろうか)。
 ちなみにフェルガナの価格は,"ファルコム通信販売"で消費税・送料・手数料込みで8988円。これに約3000円プラスするだけで二つのゲームを遊べてしまうこのセット販売は,ある意味お得だといえるだろう。

 なお,4GamerではRINNEの続報を入手次第お伝えしていく予定なので,楽しみにお待ちあれ。

 

 

 

「RINNE」
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