Co-lonyでは，チャットルームを作成すると，そのルームに対応した「ルームページ」や「ルームリンクタグ」が生成される。
　ルームページとは，ルームの詳細やチャットのログを閲覧できるページのことで，いわばルームのプロフィールページという位置づけ。ルームリンクタグは，文字どおりBlogを始めとした各種サイトに貼り付けるための「タグ」を生成してくれるという機能になる。
　ルームリンクタグをサイトに貼り付けると，その部分にはCo-lonyバナーという，チャットルームを覗ける“窓”が表示（アフィリエイトのようなもの）され，そのルームで行われている会話などを，Web上（自分のBlog上など）で見られる。つまり，自分のルームの内容やその参加の入り口を，いろいろな場所に設置できるというわけだ。Co-lonyの概要や使い方については，公式サイトに詳しいので，目を通してみてほしい。

　現在βテスト中のCo-lonyだが，まだまだ開発は始まったばかり。これからユーザーの意見を取り入れながら，いろいろな機能が追加されていくとのことだ。つまり，「これができたらいいのに」と思う機能が，これから追加されるかもしれないというわけだ。今後，4月末にスタート予定の「Co-lony開発Blog」などを通じて，幅広く要望を受け付けつけていくという。開発Blogでは，“より便利なチャットソフト”をテーマに，いろいろな話題，あるいは追加予定の機能提案などを発表していくという。
　ちなみにCo-lonyは，2006年の5月17日にアップデートが予定されている。MOVIDA ENTERTAINMENTによると，そのタイミングで追加される予定の要素は以下のとおり。

メニューバーなどが追加された，アップデートバージョンのCo-lony画面。インタフェース全般もまだまだ改良される予定だ

　追加される要素の中では，メニューバーをはじめとしたGUI（グラフィックユーザーインタフェース）の強化/調整と，特定の友達のみで利用するための「非公開」ルーム機能の追加，あとは，Co-lonyの特徴でもある「ルームリンクタグ機能」の強化が目立つ変更点。5月17日以降も定期的にアップデートが行われるとのことなので，追加してほしい機能などがあれば，Co-lony開発Blogのコメント欄や，後述するキャンペーンでのコメントに要望を書いておくとよいだろう。