ゲームポットの関連会社である,エム・ヴィ・ピーのポータルサイト「EMPOT」では,オリジナル番組「有ののへや」を配信中だ。
この番組は,お笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉さんが,今をときめくアイドル達を部屋に招いて,一緒に「スカッとゴルフ パンヤ」で遊んだり,カバンの中をあさったり,メガネをかけさせて変な言葉を言わせたり……という内容。
このたび4Gamerは,この“へや”への侵入に成功。“自室”でくつろぐ有野さんに,ゲームのことやアイドルのことなどを,あれこれ聞いてみた。
4Gamer:
今日はよろしくお願いします。いきなりですが,有野さんはコンシューマゲームを中心に,いろいろなゲームを遊んできているそうですね。ただ,オンラインゲームの経験はあまりないと聞きました。ゲーム好きと評されることの多い有野さんが,オンラインゲームをやらずにきた理由を教えていただけますか?
有野さん:
うーん,僕,Windows パソコン持ってなかったんですよ。Macだったので,オンラインゲームは少なくて。あとは……セガからドリームキャストが出たときに「すげえ!」って思って,やろうとしたんですけど……電話のモジュラージャックが一個しかなかったんでねぇ(笑)。あそこで,乗り遅れたかなぁ。
もっと手軽だといいんですけどね。電話線をつなぐとかじゃなくて,「コレをコントローラーにガチャってやったらできる!」みたいな。
4Gamer:
なるほど。そういう意味では,ニンテンドーDSのWi-Fi機能は,それに近いかもしれませんね。
有野さん:
ニンテンドーDSには興味ありますね! チャットとかもできるんでしょ? 絵を描いて送ったりとか。ただ……,それを誰とするかというのが問題でね。
4Gamer:
え,ええ……相手が必要ですもんね。
有野さん:
ゲームセンターでも最近,オンライン対応のものが多いじゃないですか。「三国志大戦」なんかもそうですし。
ああいうのは,喧嘩にならへんからいいなーと思いますね。「バーチャファイター」なんかだと,画面の向こうに対戦相手がいて,「あいつー!!」ってなったりとかしましたからね。
4Gamer:
「オレは練習したいのに乱入してきてボコボコにしてくれやがって!」みたいな。
有野さん:
そうそう。それに比べたら,オンラインで遠くの人と対戦できるのは,安全でいいと思うんですよね。
4Gamer:
オンラインゲームは安全であるっていうのは,ある意味では新しい解釈かもしれませんね。
では,これまでに遊ばなかったけれど,気にはなっていたオンラインゲームって,何かありますか?
有野さん:
プレイステーション2用ですけど,「SOCOM: U.S. NAVY SEALs」(編注:2003年7月,ソニー・コンピュータエンタテインメントがリリースしたミリタリーアクション)とか「MONSTER HUNTER」(2003年12月,カプコンがリリースしたハンティングアクション)に,当時,同居していた後輩がはまっていまして。「今日○時○分に,▲▲で待ち合わせなんで」とかって,ゲーム雑誌の編集者達と時間決めて集まって遊んでたんですよ。それを脇で見てて,なんか,いいなぁって。
4Gamer:
そういう部分では,オンラインゲームに対する憧れは,ずっとあったんですね。
有野さん:
そうですねぇ。「ファイナルファンタジーXI」なんかだと,自分がやられそうになっていたら,通りすがりの人が回復魔法かけてくれたりするんでしょ?
4Gamer:
いわゆる,辻ケアルってやつですね。
有野さん:
それで,さーっといなくなるわけじゃないですか。「なんやこの人,かっこええおっさんやなー」って。おっさんかおばはんか,分からないですけど(笑)。それで後輩と,「すごいなー,そんなんしてくれんねやー」「そうなんすよー,これがオンラインのいいとこなんですよ」なんて話してましてね。なんかこう,しゃれてるなーって(笑)。
4Gamer:
オンラインゲームを,しゃれてるっていうのも新鮮な表現だと思います(笑)。