体験版 : Xpand Rally Xtreme

 

Xpand Rally Xtreme(Techland)

Text by 朝倉哲也
2007年1月5日

 

 「Xpand Rally Xtreme」は,ポーランドのTechlandが開発した「Xpand Rally」(日本では「エクスパンドラリー 日本語版」として,2004年10月にマイクロマウスより発売)のシリーズ第二弾となる,ラリーシミュレータだ。

 シングルプレイ専用の本デモ版では,マレーシアとイタリアという2種類のコースを,3ドアハッチバックタイプ,または4ドアセダンタイプのマシンで走行できる。
 マレーシアコースは,グラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)が混在しており,コース脇に寺院があったりヤシの木が生えていたりと,いかにも熱帯雨林のマレーシアを思わせるコースだ。イタリアコースは,路肩に岩が転がっていたり岩肌がむき出しになっていたりと,マレーシアコースとは対照的な山岳路となっている。
 ドライブできるマシンは,プジョーによく似たハッチバックタイプと,ミツビシ ランサーエヴォリューションに似たセダンタイプの2種類だ(このシリーズは実車をライセンスしていない)。どちらのマシンも吸排気系やサスペンション,ブレーキ,トランスミッションなどを数種類のパーツから選択し,自分好みのセッティングにできる。
 コースもマシンも2種類ずつと少なめだが,天候に「晴天」または「小雨」を選べ,5:00AMから10:00PMまで1時間刻みで設定できるレース時間との組み合わせで,それなりにバリエーションをつけられる。

 クラッシュしたりするとマシンが壊れていくほか,ドライバーもダメージを被ってしまうという,Xpandシリーズならではの要素は今作にも受け継がれている。あまりひどいクラッシュを繰り返すと,マシンより先にドライバーが“壊れてしまう”ので注意しよう。
 また,リプレイモードでは画面にモーションブラーをかけたり,セピア色にしたりという特殊効果を付加できる。実質的にはこれといった意味もない,お遊び的なものではあるが,リプレイ映像がまた一味違って見えるので,いろいろと効果を変えてみるのも一興だろう。

 

 

■キー操作

アクセル/ブレーキ ↑ / ↓
ステアリング ← / →
シフトアップ/ダウン A / Z
ハンドブレーキ Spaceバー
カメラ切替 F1キー
リスポーン R
ライト L
ホーン H

■動作環境

OS:Windows 2000/XP(+DirectX 9.0c以上)
CPU:Pentium 4/1.80GHz以上[2.50GHz以上推奨]
メインメモリ:256MB以上[512MB以上推奨]
グラフィックスチップ:Geforce FX 5700またはRadeon 9600以上[GeForce 6600 GTまたはRadeon 9800以上推奨]


(332MB)


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