「The Hell in Vietnam」はタイトル通り,ベトナム戦争をモチーフにしたミリタリーFPSだ。プレイヤーはアメリカ陸軍の兵士となり,敵の兵士を相手に危険なミッションを遂行していく。
このデモ版では,北ベトナム軍と南ベトナム解放軍によるテト攻勢にさらされたユエ(Hue)の街でのシングルミッションをプレイできる。プレイヤーは市街地の外れからスタートし,単身市内に潜入して目的地であるビルの一室に向かう。
徹底的に破壊された街のあちこちには瓦礫が積み重なり,道も複雑で見通しが悪い。敵兵はそこかしこに隠れていて,遠くのビルの窓から撃ってきたり,手榴弾を投げ込んできたりする。ときおり,ブービートラップなども仕掛けてあるのでやっかいだ。
途中で味方数名の部隊と合流するが,彼らはその場にとどまって撃ちまくるだけなので援護はあまり期待できない。自分の力で切り抜けるしかなさそうだ。後半は敵の攻撃も熾烈を極め,装甲車との対戦も待っている。
敵の数はかなり多めで,四方八方に目を配らなければならないが,基本的に一本道の進路を進みながら,出てくる敵を撃ちまくって切り抜けるランボースタイルのFPSになっている。グラフィックスエンジンとして,ポーランドのTechlandが開発したChrome Engineが使われているようだが,これはいささか古めのエンジンで,グラフィックスは「それなり」といったところ。ただ,軽量なので,さほどスペックの高くないPCでも大丈夫だ。
全般にライトな雰囲気で,とくに難しいことを考える必要はない。銃弾も豊富に手に入るので,思う存分に暴れまわることができるだろう。
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