― 体験版 ―
 
Ski Racing 2006[英]
(JoWooD Productions)
Text by 朝倉哲也

 

 いよいよ冬も本番を迎え,ウインタースポーツの時節到来といったこの時期にふさわしい,スキーのレースが楽しめる「Ski Racing 2006」のデモ版がリリースされた。デモ版ではシングルプレイの「Freerun」と,マルチプレイを楽しめる。なおデモ版で使えるゲレンデは,シングル/マルチ共にオーストリアにある有名ゲレンデのキッツビュールだけで,レースの種目もダウンヒルのみだ。
 ゲレンデの天候は,Clear(快晴),Foggy(曇りで,軽く霧も出ている),Snowy(雪)の3種類から選択可能。最初は最も視界の良い快晴を選択しておくのが無難だろう。

 スタート地点では,画面左側に表示される上下に動くバーを,適当なところでSキーで止めることでスタートとなる。このバーは滑り出しの強さを決めるもので,バーが一番上に来たときにスタートすると最も力強いスタートダッシュを決められる。ただし最初のカーブがきつめなので,あまり勢いよくスタートすると曲がりにくくなり,タイムロスやコースアウトにつながるので注意が必要だ。

 スタート後は,コースに設定された旗門を潜りながら,ひたすら白銀のゲレンデを滑降していく。スピードが乗ってくると,画面にモーションブラーがかかり,より一層のスピード感を演出してくれる。
 カーソルキーで体重移動を行いカーブを曲がっていくのだが,車のように気の利いたブレーキなど存在しないため,曲がり切れそうにないときなどはAキーでスキーのエッジを立ててスピードを落とそう。
 コース前半はカーブのきついところが多く,ここの部分をうまく攻略できるかどうかでタイムの伸びが大きく変わってくる。後半は緩やかなカーブが多く,全般にスピードも乗って気持ち良く滑走できる。
 注意したいのは,ところどころにあるジャンプポイントだ。スピードに任せて派手にジャンプすると気持ちは良いが,結局タイムはロスしてしまうことになるので,微妙なスピードコントロールと,ジャンプ中の姿勢の維持には気をつけたい。
 ゴール手前には長い直線が用意されており,時速140キロを超える速度が出るはずだ。ここでは小細工などせずに,ひたすらカーソルキー「↑」で体を伏せて空気抵抗を減らし,スピードを上げてゴールラインを目指そう。
 マルチプレイは,画面を上下に二分割し,一つのキーボードを二人で使用しての対戦となる。

 

 

■キー操作

上体を伏せる ↑
左 / 右 ← / →
アクション S
エッジ A
ブースト D
カメラ視点変更 W

■動作環境

OS:Windows 98/Me/2000/XP
CPU:Pentium III/1GHz以上
メインメモリ:512MB以上


(176MB)


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http://www.4gamer.net/patch/demo/sr2006/sr2006.shtml