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「Pacific Storm」は，タイトルどおり太平洋戦争をフィーチャーしたストラテジーゲームだ。以前当サイトの「こちら」で紹介したとおり，昨年のE3 2005に出展されたタイトルであり，プレイヤー日米どちらかの陣営を率いて，資源管理やユニット生産を行う戦略パートと，リアルタイムで戦闘の経過を眺め，ときにユニットを操作して戦闘に参加する戦術パートを交互に繰り返して，戦争を進めていく。
本デモ版では，シングルプレイとしてトレーニングミッションとキャンペーンが，マルチプレイとしては戦闘機に乗っての空中戦を楽しめるようになっている。
シングルキャンペーンには，真珠湾攻撃を扱う「Pearl Harbor」と，レイテ沖海戦が題材の「Leyte Bay Battle」という二つのミッションが用意されており，どちらのミッションでも，プレイヤーは日本軍またはアメリカ軍と好きなほうを選択できる。
真珠湾攻撃を日本軍で行えば，ほとんど無防備のアメリカ軍を大量の艦載機で存分に攻撃できるし，アメリカ軍の場合は圧倒的な日本の機動部隊を前に，一方的な防戦を強いられることとなる。
特徴的なのは，ユニットを直接操作するモードが搭載されていることだ。これにより，艦艇の対空砲を操作して，襲い来る敵機を撃墜したり，航空機を三人称視点で操作してアーケードタイプのフライトシムのように操縦したりできる。
また日本軍ユニットは，選択すると「了解しました」，攻撃の際には「天皇のために！」などと，表現はいささか微妙ながらも，ちゃんと日本語で叫んでくれる。
一方マルチプレイでは，航空機を三人称視点で直接操作するモードによる戦闘がプレイ可能だ。マップは，ウェーク島を模したものと，大海原を舞台にしたオリジナルの2種類が用意されており，機体は，戦闘機も爆撃機も豊富に揃っている。
基本的にはRTSなのだが，ユニットを直接操作するモードも備えている。戦争をミクロな視点とマクロな視点の両方から楽しめるのが，本作の魅力といえよう。
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■キー操作
■動作環境
（296MB）  |
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