「Need for Speed: Carbon」は,チューニングした市販車による公道レースを楽しむレーシングゲームだ。
シリーズ最新作となる本作のストーリーは,カーボンキャニオンを舞台に,反目し合っている三つの公道レースチームを主人公が統合してしまおうというもの。
デモ版で選択できる車は,「ミツビシ・ランサーエヴォリューション」「カマロSS」「ランボルギーニ・ガヤルド」の3種類。選択できるレースは,深夜の市街地を走る「Circuit Race」と,クローズドサーキットでドリフトの技を競う「Drift Race」,そしてその両方で勝利を収めると選択できるようになる「Canyon Duel」だ。
Circuit Raceは,深夜とはいえ公道でのレースのため,一般車をうまく避けながらのレースとなる。わざと一般車にぶつけて弾き飛ばし,後続マシンの邪魔をすることも可能だ。
コースのところどころにはショートカット可能な場所があるので,まずはコースレイアウトを覚えながら,これらの近道を探してみよう。
Drift Raceは,曲がりくねったクローズドサーキットを舞台にドリフトを競うレースで,特徴としては,とにかく路面のミューが低いということが挙げられる。まるで氷の上をスリックタイヤで走っているかと思わせるほど,すべてのコーナーでマシンがくるくると横を向いてくれる。あとはアクセルとステアリング操作でマシンをコントロールしつつ,いかに華麗なドリフトを決めるかでポイントが加算されていき,レース終了時点でライバルの出した得点を超えられれば勝利だ。
Canyon Duelは,深夜のカーボンキャニオンの下り道を舞台にした1対1のタイマンレース。相手として登場するのは,グリーンのFD型RX-7を駆るKenjiだ。
ここでは,某有名峠レースマンガでお馴染みの「先行後追いスタイル」のレースを2回行う。まずはKenjiが先行し,プレイヤーは後から追いかけるというスタイルで一回戦を行い,次はプレイヤーが先行し,Kenjiが追いかけるというスタイルでの二回戦となる。
プレイヤーが勝利するには,一回戦ではなるべくKenjiに離されないこと(抜ければベストだが),そして二回戦ではKenjiに抜かれず,できるだけ引き離すことが必要だ。
道幅はさほど狭くないが,かなり曲がりくねっているので,まずはコースレイアウトを覚えないとKenjiには手も足も出ないだろう。またガードレールを突き破ってコースアウトすると,その場でレースに負けてしまうので注意しよう。
3種類用意された各マシンの中では,ミツビシ・ランサーエヴォリューションが最もコントロールしやすいようなので,レース初心者は,この車から試してみよう。
また,「スピードブレーカー」(デフォルトではXキー)を発動させると,画面がスローモーションに切り替わるようになっている。ちょうどFPSにおけるバレットタイムのようなもので,自車を含めすべてのスピードがゆっくりとなるので,有効に活用できるシチュエーションを探してみるのも面白そうだ。
なお,X-Fi zoneの「こちら」に,本デモ版をアナログ5.1chサウンド出力にする方法が書かれている。レジストリを書き換える作業のため危険を伴うほか,正しく書き換えても必ずしもうまくいくとは限らないようだ。興味のある人は,あくまで自己責任のうえで挑戦してみよう。
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