「Left Behind: Eternal Forces」は,世界征服を目論む国連事務総長(!)と,それを阻止せんとするトリビュレーション・フォースとの戦いを描くベストセラー小説が原作のストラテジーゲームだ。開発元のLeft Behind Gamesは,2001年に設立されたデベロッパで,社名からも分かるとおり「Left Behind」を制作することを第一の目的としている。原作は,全米でシリーズ累計6300万部のセールスを誇るアドベンチャー小説で,全体的に非常にアメリカ的というか,キリスト教色が濃い。このあたりのことは,奥谷海人のAccessAccepted第82回「珍しいストラテジーゲーム三連発」に詳しいので,興味のある人は参考にしてほしい。
このデモ版では,チュートリアルを含むシングルプレイキャンペーンと,インターネット/LANによるマルチプレイを楽しめる。
シングルプレイキャンペーンには“Back to New York”“Mob Ties”“News Travels Fast”,そして“Defensive Struggles”という四つのミッションが収録されている。
マルチプレイでは,プレイヤー二人による1対1の対戦“Two Forces”,二人ずつのチームを組んでの“Four Hourseman”,8人までが対戦できる“Resurrection”という3種類のマップをプレイできる。
日本時間9月1日21時現在,インターネット上にあまりサーバーが立っていないので,いざ対戦しようとすると相手が少なくて困るかもしれない。
町を歩いているNPCユニットを“リクルート”することで仲間のユニットを増やし,彼らを“ビルダー”に育てる。そして,買い取った町の建物をビルダーを使って改造し,必要な機能を持った施設を作るのだ。「トレーニングセンター」で兵士を,「クリニック」で医師や看護婦を,そして「教会」でリクルータやミュージシャンなどを育て,自分の軍勢を作り上げていくのが基本的な流れとなる。
それを理解するためにも,一度はチュートリアルの2と3を受けておこう。チュートリアルの1はカメラの移動方法やユニットの移動方法などのごく基本的なものなので,RTSをよくプレイしているならば飛ばしてしまっても問題ない。
原作同様,多くの日本人にはやや違和感のあるだろうストーリーが展開するが,まあ,ちょっと毛色の変わったRTSと思って楽しんでみては?
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(C)Left Behind Games Inc, |
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