ニトロプラスが5月26日に発売を予定している，アクションアドベンチャー「機神飛翔デモンベイン」。この作品が自分のPCで動作するかどうかの，参考にするためのプログラム「機神飛翔デモンベインベンチマーク」が，昨日（4月11日）公開された。

　機神飛翔デモンベインは，ラヴクラフトのクトゥルー神話体系から盛大にガジェットを借りたキャラクターゲーム。「アーカムシティ」を舞台に，主人公がさまざまな人物（可愛らしい女性キャラクター多数）と出会うことでストーリーを進め，邪神の陰謀を阻止するアドベンチャー「機神咆吼デモンベイン」のストーリーを引き継いだ，アクション＆アドベンチャーゲームだ。
　機神と呼ばれる巨大ロボットに乗って戦うのがシリーズの特徴なのだが，本作ではロボット戦闘部分がアクションゲームとなり，アドベンチャーとアクションのパートを交互にプレイすることでゲームが進行する。

　ベンチマークでは，この作品のアクションパートの一部を自動で実行し，動作時のフレームレートと総合的なパフォーマンススコアを算出する。実行時には，影の描画の有無や，環境マッピングの有効/無効を設定できる。ロボットが市街地を舞台として魔法や武器で戦う内容となっており，アドベンチャーパートはないものの，挿入歌やBGMは含まれているため，ゲームの雰囲気を確認する助けになるだろう。
　このベンチマークプログラムの動作条件は，Windows 2000/XP（＋DirectX 9.0c以上），Pentium III/1GHz以上，メインメモリが256MB以上，グラフィックスメモリが32MB以上となっている。試しにPentium 4/3.20GHz，GeForce FX 5900 Ultraを搭載したPCで試してみたところ，ほぼ60fps張りつきで，総合スコアも最高クラスとなった。製品版の動作環境については，本日（4月12日）時点で対応OSしか明かされていないものの，これならば多くの読者のPCで，パフォーマンスは十分ということになりそうだ。
　ただし，このベンチマークはあくまで動作の目安であり，製品版の正常動作を保証するものでない点は，憶えておいてほしい。

■2006年4月21日，改良版のファイルと差し替えました
・改良点の詳細は「こちら」

■キー操作 ※ベンチマークソフトのため，操作は行いません ■動作環境 OS：Windows 2000/XP（＋DirectX 9.0c以上） CPU：Pentium III/1GHz以上［Pentium 4以上推奨］ メインメモリ：256MB以上［512MB以上推奨］ グラフィックスカード：GeForceシリーズ， Radeonシリーズ［AGP，PCI-Express接続のGeForce FX/6/7シリーズ，Radeon 9000/Xシリーズ推奨］ グラフィックスメモリ：32MB以上［64MB以上推奨］ （30.4MB） （C）Nitroplus