体験版 : 現代大戦略2007〜テポドン・核施設破壊作戦〜

 

現代大戦略2007〜テポドン・核施設破壊作戦〜
(システムソフト・アルファー)

Text by 朝倉哲也

 

 「現代大戦略2007〜テポドン・核施設破壊作戦」は,北東アジアや中近東など,世界の緊張地域を舞台に,起こり得る(かもしれない)国際紛争を大胆にシナリオに取り込んだ,戦略級の現代戦ストラテジーだ。

 

 この体験版ではチュートリアルのほかに,一つのシナリオを10ターンまでプレイできる。体験版の制限は,以下のとおりだ。

  • 選択できるシナリオはチュートリアルと,“北朝鮮制裁発動・海上封鎖への道”のみ
  • シナリオ“北朝鮮制裁発動・海上封鎖への道”は,最初の10ターンのみプレイ可能
  • 生産タイプは自衛隊,海上保安庁,アメリカ軍,北朝鮮軍の4種類のみ
  • BGMが4曲のみ
  • 転戦モードで使えるのは,日本,アメリカ,ロシア,ドイツ,イギリス,中国,韓国,北朝鮮の8か国のみ
  • ゲームのセーブ/ロードは不可
  • ルールを変更した設定の保存は不可
  • オープニング/タイトル/エンディングの各画面はなし
  • 体験版に登場しない兵器は,兵器詳細情報ダイアログ内の兵器グラフィックスに表示されない
  • エディタは未搭載
  • 兵器図鑑に表示される兵器は,一部のみ
  • オンラインヘルプは製品版と異なることがある

 仮想シナリオ“北朝鮮制裁発動・海上封鎖への道”は,海上臨検による経済制裁を受けている北朝鮮が,日本海へ向け貨物船に偽装した武装船を多数出航させる。その情報を知り,これを宣戦布告に等しいと解釈した日本/アメリカ軍が,対北朝鮮海上作戦を発動させたという設定だ。
 登場するのは北朝鮮軍と,それに対する自衛隊,海上保安庁,アメリカ軍という四つの勢力だ。通常モードでは,プレイヤーはどの勢力でも担当可能なので,北朝鮮軍を担当して日米連合軍と戦うことや,すべてをコンピュータに任せて自分は観戦するといったこともできる。
 マップは朝鮮半島北部を中心とした沿岸海域で,日本/アメリカ軍の場合,作戦の目的は北朝鮮海軍の撃滅と,元山にある海軍司令部の制圧だ。
 狭い海域に両軍の艦船などがひしめいている状態なので,開始早々に日本/アメリカ軍側と北朝鮮側の偽装漁船との激しい戦闘となる。戦闘海域までユニットを延々と移動させる手間がないので,10ターンまでというプレイ制限でも十分に戦闘を楽しめる。

 

 グラフィックスやシステムは大戦略シリーズの伝統を受け継ぐもので,一回でもこのシリーズをプレイしたことのある人なら操作にまごつくことはないだろう。
 プレイできるシナリオが1種類で10ターンまでと限られてはいるが,現代戦を描いた硬派なストラテジーシリーズの最新作を,大戦略ファンならばぜひプレイしてみよう。

 

 

■キー操作

※基本的に操作はすべてマウスで行います

■動作環境

OS:Windows 98/Me/2000/XP(DirectX 9.0c以上)
CPU:Pentium III/800MHz以上[Pentium 4/1.20GHz以上推奨]
メインメモリ:128MB以上[256MB以上推奨]
グラフィックスカード:グラフィックスメモリ 4MB以上,1024×768ドット・16ビットHigh Color表示が可能な環境


(100MB)


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http://www.4gamer.net/patch/demo/daisen_tepo/daisen_tepo.shtml