19世紀のアメリカを舞台にした最新西部劇アクション，それが「Call of Juarez」だ。デベロッパはポーランドのTechlandで，ここはラリーシム「Xpand Rally」（エクスパンドラリー）で有名なところ。欧米でのパブリッシャはUbisoft Entertainmentとなっている。

 

　このデモ版では，二人いる主人公，RayまたはBillyのどちらかを選択し，それぞれのシングルプレイミッションを楽しめる。
　年老いたガンマンであるRayは，二丁拳銃を操ることから撃ちまくり系のプレイスタイルに，またネイティブアメリカンの青年Billyは，ムチの扱いが巧みでスニーク系のプレイスタイルとなる。

 

　Rayでスタートすると，いきなり保安官がならず者に殺されてしまい，多数の敵を相手の銃撃戦となる。ドアを蹴り破ったり，細い足場の上を渡ったりといったアクションが満載で，思い切り撃ちまくれるシナリオだ。弾薬も豊富に手に入る。
　早撃ちのRayにはまた，“コンセントレーションモード”が用意されており，これはまあ，おなじみのバレットタイム。使いこなせばかなりの戦闘力を発揮してくれるだろう。
　Billyのシナリオは森の中からのスタートする。当面の目的は，移動手段としての馬を盗み出すことだ。敵の点在する森の小径をこっそり抜けていくなど，スニークを使ってミッションを進める場面が多く，Rayとはまったく違った静かな展開となる。そのため，Billyには“足音を消して移動する”能力が与えられているのだ。

 

　ロード時間がやけに長いのが気になったが，「撃ちまくり」と「スニーク」という，一つのゲームで二つのアクションを楽しめるシステムがユニークだ。二人が出会ったとき，どっちを操作することになるのかなど，ちょっと発売が楽しみな作品である。

 

 

■キー操作 前進/後退/左/右　W / S / A / D 左右のぞき込み　Q / E 走る　CapsLockキー 歩く　Shiftキー しゃがむ　Ctrlキー ジャンプ　Spaceバー キック　C アクション　F 銃を撃つ　マウス左右ボタン リロード　R 早撃ちモード　Z ズーム　X 武器選択　マウスホイール 武器を投げる　BackSpaceキー オブジェクト表示　O クイックセーブ/ロード　F5 / F8キー ■動作環境 OS：Windows 2000/XP（＋DirectX 9.0c以上） CPU：Pentium 4/2.20GHzあるいはAthlon XP 2400＋以上［Pentium 4/3.0GHzあるいはAthron 3000+以上推奨］ メインメモリ：512MB以上［1GB以上推奨］ グラフィックスチップ：Radeon 9800またはGeForce 6600以上［Radeon X800またはGeForce 6800以上推奨］ （535MB） （C）2006 Techland

 

＜＜免責事項＞＞ ■本記事の内容および攻略，インストール，操作方法などについての質問は，一切お受けしておりません　■体験版ファイルを使用したことによる損害やトラブルに関しては，一切責任を負いません。取り扱いは，自己の責任の範囲内で行ってください　■当サイトに掲載したゲーム画面および文章の，無許諾での転載は固くお断りいたします