体験版 : Combat Mission:Shock Force

 

Combat Mission:Shock Force
(Paradox Interactive)

Text by 朝倉哲也
2007年7月30日

 

 コンバットミッションシリーズの四作目となる「Combat Mission: Shock Force」は,第二次世界大戦をフィーチャーしていた前作までとは打って変わり,NATO軍とシリア軍が戦う,ちょっとマニアックなミリタリーストラテジーとなった。

 本デモ版では,チュートリアルミッションである“Training DEMO”と,通常ミッションの“Smashing Metal DEMO”の二種類がプレイできる。

 Training DEMOは,Blue ForceとRed Forceに分かれての模擬演習だ。ただし,デモ版ではBlue Force側でしかプレイできない制限がある。
 ユニットを移動させるには,まず移動させたいユニットを選択し,画面下部メニューから“Move”をクリック,それから移動させたいポイントをクリックするのだ。ウェイポイントを設定して移動していくので,ジグザグに進ませるなどといったことも可能だ。すべてのユニットに指示を出し終わったら,画面下部右側にある四角く赤いボタンを押そう。時間が進みだし,ユニットが与えられた命令に従って行動する。
 指示と適用の方法が一般的なRTSとも交互ターン制とも違うので,本シリーズを初めてプレイする人は,(あまり親切ではないが)このチュートリアルをやっておいたほうがいいだろう。

 Smashing Metal DEMOは,シリア軍と米軍が激突する夜間戦闘のミッションだ。どちらの側でもプレイ可能なので,選択する軍によってまったく違う作戦を楽しめる。
 Blue Forceはアメリカ軍で,M1A2エイブラムス戦車を中核とする機甲部隊だけに装備は充実しており,兵の数も多い。対するRed ForceはT-72戦車を中心とするシリア軍で,装備は劣るが地の利を生かした戦いを展開できる。
 グラフィックスは普通のレベルだが,ちゃんとA2仕様になっているエイブラムズ戦車など,各ユニットのディテールにはかなりのこだわりを感じられるだろう。

 ターン制とリアルタイム制のどちらのシステムでもプレイできるところが大きな特徴で,アクション主体でも,またじっくり戦況を判断して戦うこともできる。RTSに慣れている人ほど本作独特のユニット操作方法などにまごつきそうな気もするものの,リアルな軍事シミュレータが好きな人ならぐっとくるはず。
 本作はサイバーフロントから,日本語マニュアル付き英語版として発売が決定している。日本語公式サイトは「こちら」にオープンしている。興味のある人はチェックしてみよう。

 

 

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タイトル コンバットミッション ショックフォース【日本語マニュアル版】
開発元 N/A 発売元 サイバーフロント
発売日 2007/09/21 価格 6090円(税込)
 
動作環境 OS:Windows XP,CPU:Pentium4 2GHz以上,メインメモリ:512MB以上,グラフィックスメモリ:128MB以上,HDD空き容量:1GB以上

(C)2007,Battlefront.com,Inc.All rights reserved.Published by Paradox Interactive under license from Battlefront.com,Inc.
“Combat Mission:Shock Force”is a trademark of Battlefront.com,Inc.

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http://www.4gamer.net/patch/demo/cmfs/cmfs.shtml