― 体験版 ―
 
80 Days[英](Frogwares Game)
Text by 朝倉哲也

 

 古典SF小説を代表する作家,ジュール・ヴェルヌ原作の「80日間世界一周」をモチーフとしたアドベンチャーゲーム,それが「80 Days」だ。2004年にはジャッキー・チェン主演の映画「80デイズ」が公開されており,知っている人も多いだろう。
 プレイヤーはイギリス人冒険家のOliverとなって,80日間で世界を一周できるかどうかに挑戦する。キーボードのW/S/A/Dで移動する,オーソドックスな三人称視点アクションアドベンチャーだ。
 世界各地を巡るゲーム本編の中から,デモ版ではインドのボンベイのレベルが収録されている。ゲームは街中からスタートし,いきなりポンと放りこまれたような唐突ともいえる始まり方だが,とりあえずは周囲を歩き回ってみよう。ホテルの前で,英国人らしい3人組が話しているのに出くわすとイベントがスタートし,やっと何をしたらいいのか分かるはずだ。
 ネタバレにならない程度にゲームの進め方を書いておくと,まずホテルを探し,次にヘビの寺院を探し,市場へ行って,あるアイテムを購入し,またヘビの寺院へ戻って,購入したアイテムを使うといった流れとなる。
 なお本来,本作ではは80日間で世界を一周しなければならないので,無駄な時間を使うことは極力避けるべきだ。ゲーム画面右上には時計が表示され,その横には"18"とか"19"といった数字が出て,スタート地点であるイギリスを出発してから何日経過したかが分かるようになっている。
 とはいえ,デモ版では時間の経過など気にせず,あちらこちらを見て回るのがいいだろう。なお,あるところに象がいるのだが,これには乗って移動できるのだ。移動速度はゆっくりとしたものだが,象に乗れるゲームなどめったにお目にかかれないので,見つけたらぜひ乗ってみよう。

■2005.11.30 セカンドデモを追加

 「80日間世界一周」をテーマとしたアドベンチャーゲーム「80 Days」のデモ版第2弾は,インドのボンベイを舞台としたアウトドア中心だったデモ版第1弾から一転,Goliathという名前の,豪華な超特急蒸気機関車の中が主な舞台となる。
 今回も例によって唐突にスタートするので,最初に何をしたらいいのか分かりにくいが,乗客の話を聞くと,なにやらトラブルが発生して列車が止まってしまっているらしいとのこと。先頭車両にいる車掌(運転士かも)に話を聞くと,トラブルの原因が分かるので,その問題を解決しよう。すると列車は無事動き出し,最初のミッションはクリアだ。だが列車が動き出したのも束の間,また別の事件が主人公を待っているのだが,そこから先はプレイしてのお楽しみということで。

 

 

■キー操作

前進 / 後退 W / S
左右移動 A / D
走る Shiftキー
しゃがむ X
ジャンプ Spaceバー
インベントリ I
インベントリアイテムの選択 P / O
メッセージ Tabキー
アクション Enterキー

■動作環境

CPU:Pentium III/1GHz以上(+DirectX 9.0以降)
グラフィックスメモリ:64MB以上[128MB推奨]


(セカンドデモ 503MB)


(ファーストデモ 657MB)


(C) 2005 Frogwares, All Right Reserved.

 

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http://www.4gamer.net/patch/demo/80days/80days.shtml