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行動不能状態 |
戦闘を何度も繰り返していれば,敵に打ち負かされてしまうこともあるだろう。SWGでは画面左上にある自キャラクターの状態を表す赤いバーが0になってしまうと,キャラクターが「incapacitation」(行動不能)状態になる。
この状態になっても,その場で"デス・ブロウ"(とどめの一撃)を加えられない限り,何十秒か経つと起き上がれる。序盤ではとどめを刺してくるような敵は少ないので,起き上がったあとに距離をとり,座ってヘルスを回復させれば,また戦闘に臨むことが可能だ。ただし,10分の間に3回incapacitationに陥った場合,そのキャラクターは死んでしまう。
死亡してしまうと,キャラクターはすべての装備を携えたまま街のクローン施設で復活する。アイテムをなくしたり,経験値を失ったりすることはないので,その点は安心して大丈夫だ。ただし,ペナルティがないわけではない。それは次項で説明しよう。
復活時には,以下のようなペナルティが課せられることになる。
- 「ウーンズ」が溜まる
- 「疲弊度」が高まる
- 特定のアイテムの「状態」の数値が下がる
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ウーンズによりヘルスの上限が下がる |
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アイテムの「状態」を「調べる」 |
ウーンズとは,自然回復せずに蓄積されていくダメージのことだ。現在のウーンズの量は,Cキーで開く「キャラクターシート」上で確認できる。戦いの最中にもウーンズが溜まっていくが,死亡したときにはとくに多くのウーンズを受ける。ウーンズが溜まっていくと,その数値の分だけヘルスの最大値が下がってしまう。だからウーンズはなるべく低い値に保つことが望ましい。
次の疲弊度とは,戦闘をすることによって蓄積される疲労のようなものだ。疲弊度が一定以上溜まると,ヘルスの自然回復力が低下するなどといった弊害が発生してしまう。こちらもウーンズ同様,低く保っておきたい数値の一つだ。疲弊度もウーンズ同様,キャラクターシート上で確認できる。
アイテムの状態とはいわゆる耐久力のことで,状態が0になったアイテムは使用できなくなってしまう。個々のアイテムをラジアル・メニューで「調べる」ことで確認できる。普通に使っているだけで耐久度が減っていくが,死亡してしまった場合にはとくに大きく下がってしまう可能性がある。
SWGには,これら死亡時のペナルティを軽減する方法が用意されている。その一つが,[地上編1]でも簡単に紹介したクローニングだ。地上編1の内容と重なる部分もあるが,おさらいの意味で,もう一度読んでほしい。
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クローン・ターミナル |
街などに設置されている「クローン施設」にある「クローン・ターミナル」では,有料でクローニングを行える。事前にこのクローニングを行っておき,死亡したときにそのクローン施設で復活すれば,ウーンズと疲弊度の蓄積を軽減できるのだ。
ハンティングに出かけるときには,まず狩り場の近くのクローン施設でクローニングを行っておくとよい。そうしないと,ペナルティを減らすためにずっと以前にクローニングした遠くの施設で復活するか,もしくはペナルティ覚悟で最も近い施設で復活するかを選ぶことになってしまうからだ。
いずれにせよ,近場でクローニングしておくのを忘れると,戦闘に復帰するまでの時間が長くなってしまうので注意しよう。
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インシュランス・ターミナル |
死亡によるアイテムの"状態"の減衰を防止するためには,そのアイテムに"保険"をかけておくとよい。これは,クローン施設内にある「インシュランス・ターミナル」で行える。たとえ保険をかけていても,死亡したときには「状態」の数値がいくらか下がるが,かけていない状態での低下量に比べればその差は大きい。
このアイテム保険の効果は一度発揮されると切れてしまうので,復活するたびにかけ直すクセをつけておこう。
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キャラクターシート |
ダメージを受けることや死亡することによって,ウーンズと疲弊度は次第に蓄積されていく。疲弊度が溜まれば溜まるほどヘルスバーの回復が遅くなるし,ヘルスの最大値がウーンズによって減ってくれば戦闘がしづらくなる。クローニングによる軽減ができるとはいえ,ある程度のところできちんと治療しておきたい。
現在のウーンズの状態は,Cキーで開く「キャラクターシート」で確認できる。ウーンズは「ドクター」のスキルを持った"プレイヤーキャラクター"の手によって治療してもらえる。これを治してくれるNPCは存在しないので,なんとかドクターのプレイヤーを探して治療してもらわなければならない。
とりあえずは,街にある「医療センター」を訪れてみよう。医療センターにはドクター達が手早くウーンズ治療を行えるという機能があるうえ,そこでじっと座っているだけでも,非常にゆっくりとだがウーンズが自然回復していく。もしドクターのプレイヤーがいた場合には,きっと治療を施してくれることだろう。
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医療センター |
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パフォーマンスを鑑賞 |
もう一方の疲弊度は,ドクターには治せない。これはエンターティナー/ミュージシャン/ダンサーの演奏や踊りを「カンティーナ」(酒場)で鑑賞することで治っていく。
カンティーナはどこの町にもあるので,そこを訪れてみよう。パフォーマンス中のプレイヤーがいたら,その人を右クリックしてラジアル・メニューから「聞く」もしくは「見る」を選択する。しばらく鑑賞を続ければ疲弊度は0に戻る。
場合によっては,カンティーナや医療センターに行ってもなかなかドクターやエンターティナーのプレイヤーに出会えないかもしれない。そのときは,より人がいる可能性が高い都市へ行くといい。
現在日本語サーバーでプレイヤーが最もよく集まっている街は,タトゥイーンのベスティンのようだ。2005年7月現在のシステムでは,ドクターが医療センターで負傷者を待ち続ける意味は比較的薄いので,センターに行ってもドクターが見つけられないことが多々ある。そんなときはベスティンのスターポート前,もしくはカンティーナ内で治療ができる人を探してみよう。きっとウーンズ治療の能力を持った人が見つかるはずだ。
ドクター/ミュージシャン/ダンサーのノービススキルを習得しているプレイヤーは,自分が今,特定の施設で医療行為やパフォーマンスを行っていることを,ほかのプレイヤーのプラネタリー・マップを通じて知らせることができる。
Vキーでプラネタリー・マップを開き,右側のリストでカンティーナやメディカル・センターの一覧を見ると,各項の頭に三日月もしくは太陽のマークがついているのが分かる。おそらく,多くは三日月マークだろう。前述のノービス・スキル保持者が施設に入って「プラネタリー・マップへの登録」のアビリティを使用すると,三日月マークが太陽マークに変化する。これを頼りにすれば,より高い確率で治療能力を持ったプレイヤーを探し出せるはずだ。
「スター・ウォーズ ギャラクシーズ 完全日本語版」
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