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本日よりオープンサービス開始!「クールにバスケFREESTYLE」

Text by リバース鈴木&比嘉チヒロ

 

 「クールにバスケFREESTYLE」(以下,フリースタイル)は,ストリートバスケットボールとHipHopを組み合わせた"Hip-Hoop"というスタイルの,"クール"なインターネットスポーツ。
 開発元は韓国のJC Entertainmentで,日本では「ハンゲーム」が正式サービス開始に向けて,本日(10月18日)よりオープンサービスを行っている。
 ちなみにインターネットスポーツとは,"インターネットゲームを通じてスポーツに親しみ,ひいてはスポーツ全体の発展に寄与したい"という概念。その第一弾として投入されたのが,このフリースタイルなのだ。

 ルールは簡単。バスケットボールの基本的なルール(ドリブルしてパスを回し,ゴールに向けてシュートを決める!)さえ知っていれば,誰もが気楽に楽しめる。
 ちなみにこのゲームでフィーチャーされている3 on 3とは,通常のバスケットボールコートの半面だけを使い,3対3の合計6人で行う試合形式のこと(ルール設定によってはフルコートを使用したり,2対2の2 on 2や1対1の1 on 1も可能)。

 

 そんな3 on 3を楽しめるフリースタイルは,従来のスポーツゲームと比べると,大きな違いがある。
 チームプレイを基本とした球技をモチーフにしたゲームは数あれど,そのほとんどは,チームメンバー全員を一人のプレイヤーが操作するというもの。いわば"プレイヤー=監督"といった具合だ。しかし本作では,チームの中のキャラクター一人を,一人のプレイヤーが操作することになる。つまり"プレイヤー=キャラクター"で,ほかのプレイヤーとコミュニケーションをとりながら,本格的な"チームプレイ"を味わえるのだ。
 そしてもう一つは,そのルックス。ゲームのコンセプトに,HipHopカルチャーがふんだんに盛り込まれているので,その雰囲気に魅力を感じる人もいるだろう。BGMももちろん,HipHopだ。

 それではここから,クローズドβテスト時の情報を基に,本作の魅力を紹介していこう。

 

 

まずは,自分の分身を作成 ポジション選びは慎重に!

外見では,男女の選択も可能。ただし外見が変わるだけで,パラメータなどの変化はない

 多くのオンラインゲーム同様,ゲームを起動したらまずは,自分のキャラクターを作成する。設定できる項目はキャラクター名,ポジション,外見(性別も選べる),肌の色,服装,身長の六つ。
 外観は,実際のプレイにはそれほど影響ないが,ポジションの設定は非常に重要だ。自分の目指すプレイスタイルと,選択したポジションがうまくかみ合わないことには,気持ちよく遊ぶことはできない。各ポジションの特徴をしっかりと把握したうえで,自分の目標に合ったキャラクターを作ろう。

 

 選択できるポジションは,フォワード,ガード,センターの3種類だ。それぞれの特徴は,以下のとおり。

 

  • ▼フォワード:
    ミドルシュートが得意で,パラメータは全体的にバランスがとれており,非常に使いやすい。フリースタイル初心者,攻守のどちらでも活躍する天才を目指す人にオススメ
  • ▼ガード:
    スリーポイントシュート,ドリブルなどが得意でオフェンスの中心となるポジション。電光石火のドリブルをしたい,スリーポイントシュートが好きで,もうリングしか見えない……なんて人はガードを選択しよう
  • ▼センター:
    ゴール下で役立つパラメータが高く,リバウンド,ブロックなどが得意。相手のシュートをハエたたきしたい,リバウンド王を目指したい……そんな人はセンターを選ぼう

     

フォワードとセンターは,ゴール下でシュートをするとダンクを打てる。華麗かつ豪快な"スラムダンク"を打ちたい人はフォワード,センターのどちらかを選ぶべし

 キャラクターを作成したら,"バスケットポイント"(以下,BP)を使って"アイテム" "スキル" "フリースタイル"を手に入れよう。BPは,オープンサービスの場合ハンゲームID一つにつき1万BPが最初から用意されているほか,試合をする都度,成績によって入手できる。つまり,積極的に試合の数をこなしていけば,それだけアイテムやスキルも数多く手に入れられるというわけだ。
 アイテムは,クローズドβテストの段階でも,ヘアー,トップス,シューズなど,数多く用意されていた。オープンサービスでは,さらに種類が増えそうなので,自分のキャラクターをよりアバター的にコーディネートできるだろう。

 

フリースタイルの一つ,"フックフックフックディフェンス"という,某バスケットボールマンガの主人公が使っていたものもある。

 スキルは,ポジションごとに異なるものが用意されていて,"スクリーン","チップインシュート"などさまざまな技がある。スキルを駆使すれば,より複雑な作戦や,高度なプレイができるのだ。なお,購入したスキルは好きなように付け替えができる。BPに余裕があるなら,自分好みのプレイスタイルを目指して,あれこれ試していくといいだろう。
 そして最後のフリースタイルは,"ワンハンドゴール下シュート" "ワンハンドシュート"など特殊なアクションを行えるようになるもの。シュートが入る確率は変わらないが,派手なプレイで相手を圧倒できるのだ。

 

 

 

チャンネルを選び,対戦ルームに入ろう

ゲームに参加しているプレイヤー達が,どのチャンネルに集中しているかがひと目で分かる。人が多く集まっているチャンネルほど,試合を始めやすいだろう

 キャラクターを作成したら,次は接続するチャンネルを選ぼう。バーの色が赤い部分まで表示されていれば,そのチャンネルには大勢のプレイヤー達が接続していることになり,逆に緑色の場合は人数に空きがあることを示している。
 人が多いチャンネルを選んだほうが,すぐに試合を始められるだろう。ただし,定員を満たしているチャンネルには入れない。

 

 チャンネルを選んだら,今度は試合をするルームを選ぶ。ルームとは,プレイヤーの控え室のようなものだ。慣れないうちは,ほかのプレイヤーが作ったルームに入るのがいいだろう。ここで注意しておくことは,そのルームの名前。初心者向けのルームなのか,上級者向けのルームなのか,あるいはレベル制限(Lv3以上の人限定など)の有無などを,必ず確認しよう。

 

ルームが定員いっぱいだと,当然ながらそのルームに入ることはできない。入りたいルームがゲーム中なら,待っている間に練習モードに入り,シュートの練習やフォームの確認をしておくといいだろう

 ルームに入るには"参加する"のボタンを押すだけ。自分のスタイルに合ったルームに入り,チャットで挨拶などをしながら,ルームリーダーが開始ボタンを押すのを待つだけ。

 なお,自分でルームを作成する場合は,"ルーム作成"ボタンを使う。ここで対戦人数やゲーム形式(ハーフコート or フルコート),競技場の変更ができる。これらは,ルーム内であればいつでも変更できるので,いろいろと試してみよう。

 

 

 

試合前に覚えておきたい操作方法

 キャラクター操作に必要なキーは基本的に全部で八つ。キャラクターの移動はカーソルキー,行動はW/A/S/Dで行える(つまりカーソルキー+四つだけ)。オフェンス側とディフェンス側で,それぞれのキーの役割が変わるので,ここに解説をまとめておこう。

 

  • ●カーソルキー:
    キャラクターが向いている方向に関係なく,行きたい方向に移動が可能
  • ●Sキー:
    オフェンス時は味方にパス。ディフェンス時はドリブルをしている相手からボールを奪うスティール。パスする相手は自動的に決まる
  • ●Dキー:
    オフェンス時はシュート。ディフェンス時は,相手のシュートを叩き落すブロックと,シュートミスしたボールをキャッチするリバウンドの二つの役割を果たす。Sキーと共に使用頻度の高いキー
  • ●Aキー:
    ドリブル中に,ボールを取られないように相手をかわしながら突破できるキー。方向キーと併用することで,巧みに相手をかわすことができる。ディフェンス時には,相手がシュートを打つときに,両手を上げてけん制し,シュートの成功率を下げる役割がある
  • ●Wキー:
    スキルを発動するためのキー。初期状態ではスキルを持っていないので,序盤ではあまり使わないキーでもある。オフェンス用のバックダウンやスクリーン,ディフェンス用のフェイスアップやボックスアウトといったスキルを入手して,初めて使うことになるキーだ

 

奪ったボールをラインの外に早く出したい場合,ラインの外にいる味方にパスすればそこまで走らずに済む

 試合の進め方はいたってシンプル。ハーフコートの場合は,一つのゴールをめぐって戦うストリートスタイル。基本的なルールは,前述のとおり普通のバスケットボールとほぼ同じ。ディフェンス時に,オフェンス側からボールを奪うと3ポイントラインが光り,ラインの外へひとまずボールを出さなければ,ディフェンスとオフェンスが切り替わらない。ラフなプレイでも反則をとられることはないので,相手を弾き飛ばすくらいの気持ちで試合に挑もう

 

 

 

試合を楽しむために,覚えておきたい豆情報

 それでは,試合をするうえで知っておきたいポイントを解説していこう。
 まずは,味方チームと相手チームの判別の仕方。足元に注目すると,味方チームの場合は緑色の円が出ているのに対し,相手チームには表示されていないことが分かる。加えて,味方がボールを持っていると円の中に星マークが表示され,相手チームのプレイヤーがボールを持っている場合は,赤い円の星マークとなる。ボールを持っている選手の星マークが,赤色か緑色かを確認して,自分のチームがオフェンス側かディフェンス側かを判断しよう。
 慣れないうちは,自分が攻めているのか守っているのか,しばしば分からなくなってしまうので,本当に基本的なことではあるが,これが最初に体で(目で?)覚えるべきポイントだ。また,キャラクター作成時に服の色を変えることで,自分だけのキャラクターにアレンジすることもできる。これも活用したいところ。

 

ボールを持ったキャラクターは,円に星のマークが表示される。緑の円は味方,赤い円は相手のキャラクターだ

 

 続いては,試合中に出せるショートカットメッセージの送り方。味方が点を入れたときや,逆にプレイを失敗してしまったときに,この機能をうまく使えば,参加しているプレイヤー全員が気持ちよくプレイできるはず。
 1〜3の数字キーが「Good Job!」や「Nice Pass!」,「Sorry」といったメッセージ。3〜6は「ボックスアウト」や「スクリーン」,「バックコート」といった作戦の指示を送るために割り当てられている。ぜひ活用してモチベーションを高めてもらいたい。また,Enterキーを押せば試合中にチャットも可能だ(チャットに集中しすぎて,試合がおろそかになってしまっては元も子もないが……)。
 やはり勝てるチームほど,コミュニケーションとパス回しが円滑だ。パスをするときにはボールに意志を込めろ! なんてことは,さすがにゲームでは難しいが,ボールを回しながらショートカットメッセージを活用すれば,勝利に一歩近づけるかもしれない。

 

 

 

試合をすれば,経験値&BPを獲得

試合終了時の画面。プレイヤーがどれだけ活躍したかがひと目で確認でき,その試合のMVPも発表される。また,あとどれくらいでレベルアップするかも右下の緑色のバーで確認できる

 5分間の試合が終了すると,勝敗と共にプレイヤーの活躍度が発表される。その内容はアシスト,リバウンド,ブロッキング,スティール,得点,の五つ。この評価と試合の勝敗に応じて,AAA(トリプルA)〜Fのランクが決定し,取得できる経験値とBPの量が決まる。
 ここで得た経験値がある程度溜まると,キャラクターのレベルが上がり,パラメータが上昇し,より強いキャラクターへと成長していく。BPは,前述のとおり,アイテムやスキルの入手に必要なポイントだ。
 つまり,試合で活躍し,なおかつチームが勝利すれば,その分だけキャラクターの成長を早められる。"一人はみんなのために,みんなは一人のために"の精神でチームを勝利に導こう。

 

 

 

クラブやリーグでトップを目指せ

 いろいろな人とチームを組んで試合をするのもいいが,フリースタイルでは仲間を集めてクラブを作ることもできる。気の合った人と一緒にプレイがしたい,お互いに苦手な部分をカバーしていきたい,巧みなチームワークで勝利したい,という人は友達を誘ったり,あるいはフリースタイルで仲良くなった人と一緒にクラブを作るといいだろう。
 既存のルームに飛び込んで試合をすると,同じポジションのキャラクターばかりになってしまいがちだが,クラブを作ればポジションの競合も避けられるはずだ。

 また,フリースタイルにはリーグというシステムがある。リーグは"ルーキー" "メジャー" "オールスター"の三つに分かれていて,キャラクターが成長するに従い,自動的に上位のリーグに所属できるようになっていく。
 各リーグでは,1か月単位のシーズンごとに,シーズンMVPやポジションごとの上位5位が決定。リーグごとに得点数,リバウンド数,スティール数などがランキングで表示される。

 

 一試合にかかる時間が5分程度と短く,操作も簡単なので,気楽に遊べる本作。試合だけでも十分楽しめるが,キャラクターの育成にこだわったり,リーグのシーズンMVPを狙ったりと,やり込み要素もきっちり用意されている。
 現在はオープンサービス中だが,正式サービス開始後も無料で楽しめるので,実際にストリートで3 on 3に興じる若人に挑むよりも,もっと気楽な気分で遊んでみてほしい。ただし,プレイには無料で取得できるハンゲームIDが必要なので,こちらの利用登録をお忘れなく。あきらめたら,そこで試合は終わりだ!

 

 

タイトル クールにバスケFREESTYLE
開発元 JC Entertainment 発売元 NHN Japan
発売日 2005年内 価格 基本料金無料
 
動作環境 対応OS:Windows 98/2000/Me/XP
CPU:Pentium III/800MHz以上(Pentium III/1.4GHz以上推奨)
メモリ:256MB以上
空きHDD容量:220MB以上
グラフィックスカード:Direct3D対応 メモリ16MB以上(32MB以上推奨),NVIDIA GeForce2MX以上(GeForce3以上推奨),ATI RADEON 7000以上(7500以上推奨)
サウンド:DirectX Compatible以上
DirectX 9.0以降

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