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もともとファンタジーベースのボードゲームである「Warhammer」のSF版が，「Warhammer 40,000」である。そのため，魔法が飛び交う戦場で戦車やロボット兵器も戦うという，独特の世界観を形成しているところが特徴的だ。
本デモ版には，キャンペーンとスカーミッシュの2モードが収録されており，プレイヤーは，そのどちらにおいてもImperial Guardという種族を率いて戦うこととなる。残念ながらマルチプレイは選択不可能だ。
キャンペーンモードのステージは，雪の降り積もる縦長のマップで，登場する敵は真っ赤な服が印象的なChaos Marines。序盤は敵の波状攻撃が来るので，本拠を後にしての遠征はしづらいが，保有できるユニット数に上限があるので，うまくやりくりしよう。
ユニットは一つ一つが細かい動きをしてくれるので，見ているだけでも楽しい。とくに敵側ユニットとして登場するカニのようなロボットは，ハサミで兵士をつかんで引きちぎっては投げ捨てたり，地面を叩いて地割れを起こしたりと，バリエーション豊かな攻撃が見もの。
なお，このキャンペーンでは途中イベントが発生し，それまで操作していたImperial GuardがNPC扱いとなり，強力な魔法を使うThe Elderという種族をプレイヤーが操作することになる。このような物語性の強調部分にも注目したい。
スカーミッシュモードでは，CPUを相手にした1対1の勝負ができる"Absolute Zero"のみプレイ可能。使用できる種族はImperial Guardだけで，敵も同じ種族となる。両軍の陣地がマップの中央で背中を合わせるように配置されているので，相手陣営に攻め込むには，自軍の陣地をぐるりと回りこんで行かねばならないのが特徴的だ。
なお，Army Painterという機能が備えられており，兵士や戦車ユニットのカラーリングを自由に変更できる。またデモ版とはいえ，オープニングムービーやキャンペーンモードを始める前のムービーもしっかりと収録されており，これが本作の雰囲気をよく描いているので，ぜひ見ておきたい。
本シリーズはRTSとしての完成度が実に高く，Warhammerというバックグラウンドを知らなくとも十分に楽しめる。なお東京ゲームショウ2005で4Gamerが行ったTHQインタビューで，「Warhammer 40,000：Dawn of War」と拡張パック「Winter Assault」の日本語版が開発されていることが明らかとなっている。日本での発売元や発売時期などは未定だが，このデモで本シリーズの面白さを感じ取った人は，日本語版のリリースを楽しみに待とう。
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■キー操作
■動作環境
（360MB）  Dawn of War, the Dawn of War logo, GWI, the GWI logo, Games Workshop, GW, 40k, Chaos, Eldar, Ork, Warhammer, Warhammer 40,000 Device, Space Marine, Space Marine chapter logos, and all associated races, race insignia, marks, places, characters, illustrations and images from the Dawn of War game and the Warhammer 40,000 universe are either (R), (tm) and/or (C) Games Workshop Ltd 2000-2004, variably registered in the UK and other countries around the world, and used under license. All materials (C) Copyright Games Workshop Limited 2004 except the Source Code for the Dawn of War game (C) 2004 THQ Inc. |
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