さて,そんなハーフライフ2を割とたっぷり遊べてしまうデモ版が,製品版の発売から約1か月経ったこのタイミングで突然リリースされた。デモ版ではチャプター1「挿入点」と,チャプター6「レーベンホルムには行かない...」を収録。どちらも本作の世界観とゲーム性を知るには十分のステージだ。
チャプター1は,シティ17を舞台としたストーリー性の高いステージで,物語全体のプロローグとして機能している。NPCの恐いポリスにカバンをぶつけたり,近づいてはいけなさそうな場所に近づいてみたりといった,ゲームの本筋とはちょっと外れた遊び方にもいちいちリアクションが用意されているので,ぜひ好奇心の赴くままに試してもらいたい。
チャプター6はゾンビが徘徊する街中のステージで,ちょっぴりクレイジーな神父のNPCが主人公を誘導してくれる。このステージの最大のポイントは,零点エネルギー銃(グラビティガン)を入手した直後というところ。当然,グラビティガン大活躍のステージ構成で,ドラム缶やら丸ノコやらをガンガン飛ばすという,本作ならではの戦闘をお腹いっぱい楽しめる。
ファイルサイズが751MBもある本デモ版は,ゲームをプレイするためにSteamのアカウントが必要となる。持っていない場合はこの機会に取得しておこう。すでに同作の製品版をインストール済みの人は,デモ版では遊べない。内容は製品版とほとんど同じなので,わざわざデモ版で遊ぶ意味はないだろう。
「DOOM 3」のデモがリリースされたときにも同じことを書いた気がするが,本作こそ2004年を代表するPCゲームとなるであろう。何はともあれ,最低限のスペックを満たしたPCを所有しているなら,普段FPSをまったくやらないという人も本デモは体験しておきたい。
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