[TGS2004#16]「PSOBB」新エピソードの名称がエピソード4に決定し,TGS2004ブースにプレイアブル出展
2004/09/25 03:29
セガとサミーが合同で出展した巨大なブース。PSOBBはそのなかでもとりわけ目立つ位置に陣取っているようだ
 初代「ファンタシースターオンライン」から数えて5作め(エピソード3を含む)となるセガ「ファンタシースターオンライン ブルーバースト」(以下,PSOBB)は,さくっとプレイできる手軽さと,レアアイテム収集,キャラクター育成などで人気のオンラインアクションRPGシリーズの最新作。PSOBBでは,コンシューマ機対応をばっさりと切り捨ててWindowsのみに対応することで,キャラクターデータのサーバー保存や,新エピソード追加の予定など,プラットフォームのメリットをうまく生かしているのが特徴。また,旧作のプレイヤーでも新規プレイヤーでも新鮮な気持ちでプレイできるように,ゲームバランシングやストーリーの進め方が若干変わっているのも魅力的だ。

 東京ゲームショウ 2004が開催された9月24日には,新エピソードの名称が正式に「エピソード4」と決定し,その情報が公開された。会場にはセガとサミーが合同で出展しているブースでエピソード4がプレイアブル出展されていて,少しでも触れてみたいという人で長い列になっていた。いち早くプレイできるというほかにも,この長蛇の列の理由の一つには,プレイをするとシャトの携帯ストラップ(レアマグ)がもらえる(ネットカフェ専用1Dayチケットももらえる)というのがある。ビジネスデーの24日分は早々になくなってしまったようだが,25日分,26日分はそれぞれ別に確保してあるとのことなので,欲しい人はぜひ会場へ足を運んでみよう。

 またブースでは,PSOBBのイベントが開かれ,プロデューサーの見吉隆夫氏と,ディレクターの節政暁生氏が同作の解説を行った。


プロデューサーの見吉氏(画像右:右)と,ディレクターの節政氏(画像右:左)。プレイヤーに人気(親近感?)があるようで登場と同時に手を振って答える見吉氏


 エピソード4は,エピソード2の数か月後に起こったラグオルへの隕石衝突から始まる。そのクレーターからは青い光が立ち上り,ハンターズにその調査が依頼されたというバックストーリーだ。クレーター付近には今まで見たことのないエネミーが闊歩し,また新しい武器や防具なども見つかるとのことだ。
 イベントでは,今まで公開されていた新エネミーのアスターク,ゴラン,メリッサ・エーのほかに,ブータドルフォン(どちらもネイティブ)が初お披露目となった。また,武具でオーナー指揮刀(セイバー)が公開されたほか,トータルで150個ほどの武器,防具,マグが追加されること,それらはすべて新規書き下ろしのグラフィックスになることが明らかとなった。
 さらに,コミュニケーションの幅が広がるように,今まではロビー内でしか行えなかったアクション(Emote)が冒険中でもできたり,シンボルチャットを使えたりするようになるとのこと。主にチームで冒険している人にはさらに楽しく冒険できるというわけだ。
 イベントの最後には,現在開催中のEdy CUPの途中経過が報告された。24日16時30分の時点で討伐エネミーの数は約1億3211万で,最終目標の1億5000万までもう少しといったところ。アルティメット実装以前は,カウンターが1日に500万以上は増加することもあったので,それと同じペースで討伐していけば,イベント終了となる26日18時までにはぎりぎり達成できる計算だ(アルティメット実装以後は1日の討伐数が減少しているらしい)。

 ほかにも,PSOBBのキャラクターイラストがプリントされたクレジットカード「SEGA PASPORT」に入会するとソニチ携帯ストラップが先着1000人にもらえるとのこと。レアグッズのシャトとソニチの二つの携帯ストラップを持っていると友人に自慢できるかも?(単にストラップとしてもGood)。(Seal)


正式発表されたエピソード4の概要と新エネミー,新アイテム。デザインから作ったという武器は,どれも目新しいものばかりだ


→「PHANTASY STAR ONLINE Blue Burst」の記事一覧は,「こちら」
→東京ゲームショウ記事一覧は「こちら」

(C)SONICTEAM / SEGA, 2000, 2004




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