「STEAM NEWS」の「こちら」によると，Sourceエンジン（「Half-Life 2」のエンジン）によって開発された「Counter-Strike：Source」（以下，CS：Source）のβ1バージョンが，2004の夏の終わりごろにいよいよ期間限定で公開される。これが実現されれば，Sourceエンジンで開発されたゲームが，初めて公式に一般のゲーマーの手に触れられることになる。

　とはいっても誰でも遊べるわけではなく，最初にCS：Sourceを体験できる幸せ者は，"Valve Cyber Cafe Program"の登録ユーザーのみ。続いて「カウンターストライク：コンディションゼロ」の所有者にも権利が与えられるとのことだ。

　CS：Sourceは，Half-Life 2のマルチプレイモードとして収録される予定。今もなお世界で最も遊ばれているマルチプレイFPSであるカウンターストライクと，今世界で最も期待されているSourceエンジンのドッキングは，2004年のPCゲーム界において最大の注目作となるかもしれない。もっとも「Half-Life 2」自体が2004年内に発売されれば，そちらが最大のニュースなのだが……。

　なおSTEAM NEWSは，カプコン公式サイトの「こちら」で，毎回コツコツと翻訳されている。ぜひ巡回サイトの一つに加えておこう。（Kawamura）

→「Half-Life 2」の記事一覧は，「こちら」
→「Counter-Strike：Source」のE3直撮りムービー（「Half-Life 2」ムービー内に収録）は，「こちら」