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レシピの種類は実に豊富だが,持ち運べるアイテム数には限りがあるので,すべてを持ち歩くわけにはいかない。使用頻度の高そうなレシピから集めるのが無難だ |
料理の面白さにハマり,会計士であるにも関わらず調理スキルの鍛錬にのめり込んでいた筆者。会計士には調理関連の優遇スキルがないため,実に効率の悪いプレイをしていたことになるわけだが,そこはそれ。そんな寄り道をも楽しめてしまうのが「大航海時代Online」というゲームの懐の深さであり,当連載のスタイルでもあるのだ。
などときれいごとを言ってはいるが,調理が優遇スキルではなく,食料品取引スキルも習得できない会計士で料理道を追求することは,あまりにも非効率的。寄り道にも限度があるだろうということで,転職クエストを達成し食品商に転職したことは,前回お伝えしたとおり。おかげでより多くの食料品が購入できるようになり,またより低い熟練度で調理スキルがランクアップするようになった。
そんな中あらためてハマッているのが,調理に関するレシピ収集。様々な料理を作り,調理の熟練度を上げるために必要不可欠なアイテムなのだが,各レシピに多種多様な料理が掲載されているため,純粋に見ているだけでも楽しい。集めたレシピに掲載されている料理のすべてを作れるわけではないものの,いずれ必要になるものだろうと,コレクションしているわけだ。
そんなわけでここでは,調理レシピの入手方法をざっと紹介することにしよう。データは,レシピに収録されている料理を,作るのに必要な調理スキルランクが低いものから順に並べてあるので,表の上のほうにあるレシピから集めていけば,基本的に無駄がないはずだ。
なお,入手場所にある"(要投資)"とは,その拠点が投資によってある程度発展していないと,レシピが販売されないということ。"○○への投資報酬"とは,その拠点への投資が一定金額(10数万D〜100万Dという条件が確認されているが,詳細は不明)に達した場合に,報酬としてレシピがもらえるということ。投資でのレシピ入手にはかなりの大金が必要となるので,そういうものは後回しにするのが無難だろう。
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特産品を売却すると,それが特産品であることを示すメッセージが表示され,交易名声も獲得できる |
交易品の中には"特産品"という属性を持っているものがある。特産品は,一定の決まった拠点で売却したときに通常よりも多くの交易経験が得られ,さらには交易名声まで獲得できてしまうという,ちょっとな交易品なのだ。特産品を絡めた交易ルートを構築できれば,利益だけではなく経験・名声もより稼ぎやすくなるので,職を問わずぜひ押さえておきたい要素といえる。ただし,売却した際に利益が出ないような状況では,交易経験ボーナスや交易名声は得られないのでご注意を。相場を無視した売買は禁物だ。
なお特産品は,産地となる拠点の交易所で購入しなくても,しっかりと特産品扱いになる。わかりやすく例を挙げると,産地であるロンドンで購入したウイスキーも,海賊NPCからの戦利品として得たウイスキーも,工芸スキルで生産したウイスキーも,リスボンの交易所で売却すれば"特産品"として判定されるということ。これらの事柄を考慮しつつ,自分なりの交易ルートを組み立ててみるのも面白い。
特産品に関する情報はまだ不明な点が多く,すべてをデータ化することは今のところ不可能なのだが,ウイスキー,羽毛,羊皮紙,サフラン,マスケット銃,アクアビット,クロスボウ,コショウ,ダマスカスソード,大理石,ジンなどが特産品であることは筆者個人でも確認している。特産品は,産地となる拠点からある程度離れた位置にある拠点で売却することで"特産品判定"されるようなのだが……,詳しいことはもう少し調査してみる必要がありそうだ。