＝ forGamer.netインタビュー ＝
「Dungeon Siege」
2/3
2002/1/29
文/Kazuhisa
forGamer.net：
ところで先ほどの合同デモンストレーションのときに，キャラクターはいきなり死なずにUnconscious（気絶）の状態になると聞いたんですけど，気絶と死の境目はどこなんですか？
Chris Taylor：
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| 白板を前に熱く語るTaylor氏。UnconsciousからDeadに至るまでの過程も，図を混じえて説明してくれた |
forGamer.net：
ということは，レベルが上がってHPが増えればUnconscious Zoneも増えるということですね？
Taylor：
そうそう！ 1/4ということだけが決まってるからね。まぁそのころにはモンスターの与えるダメージも増えているから意味があるかどうかは分からないけど。
forGamer.net：
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| すでに本作の注目度No.1（？）なカンジの"ラバ"。このように後ろ足での攻撃もできる。けっして強くはないが |
Taylor：
アイテムを落とすよ。みんなの想像どおりじゃないかな？（笑） でもDungeon SiegeがほかのRPGと違うのは，その"落とし方"はホストが4段階に設定できるということ。その4段階とは，「すべてのアイテムを落とす」「装備品だけ落とす」「インベントリの荷物だけ落とす」「何も落とさない」。これは，マルチプレイのときのホスト側の設定で自在に決められるよ。マルチプレイ時の「ポーズ」の可・不可の設定もそうだけど，ホストがゲームを左右する強力な権限を持っているのが特徴かもしれないね。プレイヤーのbanやkickもホストができるし，途中参加の可・不可の設定もできるよ。
forGamer.net：
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| 話題がパックミュールにうつると，自然に顔がほころぶテイラー氏（写真ではほころんでないが）。"ラバ"に関してはまだまだ秘密があるとみた |
Taylor：
そうだね（笑）。もちろんパックミュール（*5）にもUnconscious状態はあるんだけど，死んでしまえば全部の荷物をバラ撒くからねぇ。でもちなみにパックミュールもどんどん強くなっていくんだよ。
（*5）
ちなみにマイクロソフト日本法人は「荷運びラバ」と言っていた。これが日本語版の正式表記なのかも？
forGamer.net：
え，そうなんですか？
Taylor：
うん，いつもいつも後方に追いやって単なる倉庫にするのも味気なかったし。プレイヤーと一緒に長く冒険をすればするほど強くなっていくよ。
forGamer.net：
ええと……それって要はレベルアップするということですか？
Taylor：
そう思ってくれても間違いじゃないね。目に見えるものではないんだけど，冒険をするに連れてパックミュールにもキチンと経験値が入ってるから。強くなれば，後ろ足の蹴り一撃で弱いモンスターを倒すまでにはなるよ。かなり頼りになる倉庫だよね。
forGamer.net：
そのあたりはいい感じに遊びの要素が入ってますねぇ。そういえばパックミュールといえば，昨年夏の段階では，1個だけアイテムを運べる「パックチキン」がいるとかいないとか聞いたのですが？
Taylor：
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| パーティの一員として，いっしょに冒険する"ラバ"はキャラクターと共に成長する。"どこへでもついてくる"カンジがたまらなくかわいいのだ…… |
forGamer.net：
ええ，まぁ（笑）。
Taylor：
まったく油断も隙もないなぁ……うん，確かにあのときは一つだけアイテムを運んでくれる「パックチキン」を作ろうって盛り上がってたんだけど，結局ボツになっちゃった。でもここだけの話，ゲーム内のどこかに超強力な「スペシャルチキン」を登場させようと思ってるんだ。ニワトリ愛好家も多いことだしね（笑）。隠しキャラクターみたいなものだね。ホント，すんごい強いよ。
forGamer.net：
しっかり記事には書いちゃいますね（笑）。ところで誰もが気になっているであろうマルチプレイですけど，8人対戦だとかモードが3種類あるというのは置いておいて，なにか「これぞDungeon Siege！」という特徴的なことはありますか？
