プレイ日記編第二回（記事は「こちら」）でも触れていた"ギルド"は，序盤のスキルアップに欠かせないシステムだ。本作のギルドシステムは，ほかのMMORPGで使われる"プレイヤーギルド"でなく，"職業ギルド"となっており，基本的には同じギルドに所属するキャラクターは，同じスキルを伸ばしている同業者ということになる。ギルドは戦闘系と生産系に大別でき，戦闘系にはアルケミスト，ネクロマンサー，フォレスター，ウォーリアーの4種，生産系には鍛冶・採掘，裁縫，料理の3種がある。
　ちなみに，本作でのプレイヤーギルドは，"フェローシップ"と呼ばれており，結成することで，仲間内とのチャットがしやすくなるなど，いろいろなメリットが享受できるようになっている。

　さて，ギルドに加入すると，いくつかのクエストが受けられるようになる。このクエストは対応したスキルを比較的簡単に成長させられる内容となっているので，序盤では非常に有効な手段となる。また，ギルドへの所属は一度きりのものではなく，ほかのギルドへも簡単に移れる。この気軽さも嬉しい。
　クエストをクリアするとギルド・ポイントが得られ，一定のポイントを溜めることでランクアップクエストが発生する。このランクアップクエストは，NPCが出す問題に10問連続で正解するというもの。出題傾向はそのギルドに合ったものが多いが，比較的難度は高い。
　クエストをクリアしたときの報酬は，比較的よい。例えば，ネクロマンサーギルドの「出でよ…、我が僕」クエストの報酬は，召喚魔法スキルが上昇したり，詠唱に必要なアイボールがもらえたりする。Goldだけでなく，魔法詠唱に必要な触媒や秘伝の書などが用意されているので，クエストを繰り返しクリアするだけでスキルは上昇するし，結構な収入となるのである。ランクアップ後は報酬もよりよくなるので，必ずギルドに所属するのがいいだろう。

　ここでは，各ギルドのランク1のクエスト，ランクアップクエスト，ランク2クエストの一部を掲載する。自分にあったギルドを探して所属したり，効率のよいクエストを探したりするときに活用してほしい。