エーテルバーンが勝ち残った第一回大会の結果を見て本気を出したのか，文字どおりネズミデッキだけが勝ち残ってきた「イーサーロード 体験版デッキコンテスト＃2」。結果は土曜に出ていたのですが，ムービーエンコードなどの都合で本日の発表になってしまって申し訳ありませんでした。

　今回の大会を勝ち上がってきた「A305」（名前ちょっとカッコいい）と「Rat_NEW」は，共にネズミデッキ。第一回大会の結果を見て，ネズミ対策を施したデッキが各種現れたにも関わらず，すべてを倒してきた2デッキだ。

　以下に少しだけ紹介しておこう。

　A305のデッキは，

　悪臭ラット×6
　凶運ラット×2
　アンガー×5
　アナイアレイション×1
　フレイムリック×1
　特殊能力＝不屈のラット
　スキル＝幸運，鎮静，集中，強化，回復

　一方Rat_NEWのデッキは，

　悪臭ラット×4
　凶運ラット×1
　病原ラット×3
　アンガー×5
　アナイアレイション×2
　特殊能力＝不屈のラット
　スキル＝幸運，鎮静，集中，強化，回復

　という構成になっている。特殊能力とスキルはまったく同じで，デッキのスペルバランスだけがやや異なるという対戦だ（クリーチャー枚数も共に8枚で，アンガーも共に5枚）。若干なりとも防御を考えたのかRat_NEWに3枚入っている病原ラットが，男らしく軽量ウィニーに徹したA305に対してどう戦うかが見どころ（余談だが，ラットデッキ同士の戦いだとお互い防御しないから，「不屈のラット」もさほど重要な意味がなくなってしまうようにも見えた）。

　で，結果はというと……「こちら」にUpした決勝戦ムービーを見ていただければ分かるが，A305の勝ち。途中まで引きが弱くて1〜2体しかラットが出せなかったA305にガブガブとかみついていたRat_NEW。ウィニーの香り漂うラットデッキの常で，引くカード引くカードみな出していき，まったく防御しない殴り合いとなっていた。途中でようやくA305もラットを引き出して，Rat_NEWがコストが6と重い凶運ラットを引いたあたりで数的に追いついた次第。
　そこから数ターンしばらく均衡した殴り合い（？）が続いたが，Rat_NEWが凶運ラットを出したのが運の尽き。1枚だけ仕込んであったアナイアレイションをA305に出され，みすみす勝ちの機会を与えてしまった形になった。
　なお，3位決定戦は「(Rat)Simple is BEST??」さんに決定。

　……第二回大会からはネズミ一色だったこの体験版コンテスト。いかがだっただろうか？　製品版では，「キネット」「シンセット」という2色が加わり，さらに熱い，深い戦いへとなっていく。もし興味を持ったら，製品版も試してみるといいかも。
　A305の作者の方，おめでとうございます！（Kazuhisa）

・体験版デッキコンテスト＃2の決勝戦ログ（A305 Version）は「こちら」
・体験版デッキコンテスト＃2の決勝戦ログ（Rat_NEW Version）は「こちら」
・体験版デッキコンテスト＃2の決勝戦ムービー（4分51秒 71.5MB）は「こちら」
　（ムービー内はRats_NEWというミス表記になっていることをお詫びいたします）
・当サイト内イーサーロード特設ページは「こちら」

　紆余曲折あったが，第二回コンテストもトーナメント後半戦に突入。突入という割には，本日中に決勝戦を残す全ての対戦結果を出してしまったので，早速お伝えしていこう。

　昨日Newsの「こちら」でもお伝えしたとおり，準決勝に進出したデッキはすべてがカオットの"高速ラットデッキ"（みな同じタイプのデッキなので，見ている側はちょっとだけ寂しい……）。なにはともあれ，各デュエルの対戦結果を下のトーナメント表で確認してほしい。例のごとく，各デュエルの番号をクリックすると，詳細な戦闘ログが見られるぞ。

　実は，決勝に勝ち進んだ2デッキはいずれも第一回大会出場者。デッキ構成はほぼ同じで，メインのスペルは"ラット＋アンガー"，そこに"アナイレイション"や"フレイム リック"などが加わったオーソドックスなデッキ構成だ。三位に輝いたデッキ"(Rat)Simple is BEST??"さんも，その名のとおりのシンプルな高速ラットデッキ。準決勝で"Rat_NEW"に惜しくも敗退したが，めでたくイマジニアのPCゲームソフト1本をゲットという結果となった。

　さて，明日は体験版での最終対戦となる決勝の模様をお伝えしよう（明日Upに間に合えば，第一回コンテストと同じく，音声を含んだ"直撮りムービー"も公開する予定！）。今回のレギュレーションにおいて，とりあえず"最強"となるデッキが決定する重要なデュエルとなるので，期待して待っていてほしい。

　ところで，そろそろ準備（？）にとりかかっている人も多いと思うが，「イーサーロード 第三回コンテスト」以降は製品版を使用してデッキを作成することになる。緑/赤/青/黒混合で行うコンテストになるので，今回以上に時間をかけてデッキを作り上げることになるだろう。まだ第二回の決勝戦を残して気の早いハナシだが，今のウチから準備にとりかかっておくことをオススメする（もちろん初心者も含めて，だ）。製品版コンテストの優勝賞品ももちろん最新グラフィックスカードの「GeForce4」だぞ。

　また，初心者はステップアップの参考に，上級者には各種スペル効果の再確認ができるリソースを以下に記載していくのでぜひ一読してほしい。（Gueed）

■第一回コンテスト関連ニュースは「こちら」（決勝戦ムービーもあり）
■「イーサーロード」体験版講座は「こちら」
■当サイト内イーサーロード特設ページは「こちら」

　そんなこんなで，昨日に引き続き「イーサーロード 第二回デッキコンテスト」二回戦の模様を速報でお伝えしよう。

　まずは例のごとく更新したトーナメント表をご覧いただきたい。各デュエルに振ってある番号をクリックすると戦闘ログが見られるぞ（戦闘ログは各デュエルごとに2人分のログを一つのテキストにまとめてある。勝者が上，敗者が下といった具合）

　さて，昨日とうとう決着が付かなかったデュエル＃31の「v-1.01」「supifin」の両デッキ。公約どおりに12時間放置したところ，結構早い段階（開始から5時間ぐらい）で決着がついていた。ちょっとしたバランスの崩れ，そして"場"の変化によってこういう結果になったと思われるが，それでも勝利時点の勝利者のライフは700寸前まで上昇（ある意味スゴイけど……）。

　そのほかのデュエルについては，さらに"ラット強し"の傾向が浮き彫りになってきた様子。準決勝に進出したデッキに至っては，なんと全てが"高速ラットデッキ"だ（三回戦のデュエル＃58で敗退したバーンデッキの"abc"が最後の望みだったのだが……）。ちなみに，三回戦を見事に勝ち抜いた8デッキには，第一回で活躍したデッキもチラホラ。

　明日以降行われる準々決勝，準決勝，決勝は，すべて同質のデッキでの戦いとなる。似たもの同士なだけに，CPUの思考ルーチンを含めた"運"の要素も大きくなるが，その要素すらこのトーナメントを勝ち抜くには必須の知識，経験になってくる。第二回大会で抜きんでるデッキはどういう構成なのかが非常に気になるところだ。

　"体験版限定"でお送りしている第二回コンテストも，明日実施予定の準々決勝以降を残すのみ。第三回以降は製品版が必要になるものの，アップデートにより日々進化している思考ルーチンで展開されるため，よりハイレベルかつ興奮するコンテストになると思われる。第一回，二回で「イーサー」に興味を持った人は，これまでの結果を参考にしてデッキ作成にとりかかってみてはどうか。体験版から製品版に変わる今，賞品のGeForce4も少し近い距離にあるかも？
　なお，「もっとイーサーが知りたい」という人は，当サイトの「こちら」でイーサーネタをまとめてゲットできるぞ。（Gueed)

●連絡
　デッキ作成時に使用した体験版のバージョン違いで連絡をさせていただいたデュエル＃27の"Ticks from the Hills"さん（富山県から応募されたデッキ）。"辞退します"とのことでしたが，せっかく応募いただいたということで，こちらでデッキ内容を読み取り，1.04の体験版で組み直して参加させてしまいました。残念ながら負けてしまいましたが，第三回を目指してさらにデッキを磨いておいてくださいね。（forGamer編集部）

　さて，本日より心機一転コンテストの本戦が始まった「イーサーロード 第ニ回デッキコンテスト」。第一回の出場者もこれまでの活躍はすべてチャラということで，新たに加わった応募者を混じえてのアツい戦いとなった。

　とりあえず，一回戦の結果を反映したトーナメント表をご覧いただこう。例のごとく，番号をクリックすれば各デュエルの戦闘ログが見られるぞ。

　応募者の皆さん，自慢のデッキはいかがだっただろうか？
　戦闘ログを見ると分かるが，今回も第一回に引き続き，猛威を振るうラット vs. ノンクリデッキ（＋その他）という図式になっている。"ラット"の強さは，本レギュレーション（というかこの体験版）ではすでに常識。なので，応募者の大多数がねずみデッキなのでは？　とちょっぴり心配していたが，それもとり越し苦労だった。第一回優勝者の影響もあってか，「ラットばかりではない！」とばかりに，彩り豊かな組み合わせが実現できたぞ。

　ところで，トーナメント表を見て（？）と思った人もいるだろう。どちらにも勝敗がついていないデュエルが二つあるのだ（27，31デュエル）。
　デュエル＃27については後述するが，まずはデュエル＃31。実はこのデュエル，前回から我々が恐れていた「勝敗がつかない」デッキ同士の戦いだったのだ（"InfinityLife"などのデッキ名もあったので，ある程度は覚悟していたが……）。どちらのデッキもクリーチャーを大量に召換するものの，相手に与えるダメージは微小，かつ"レッサーヒーリング"などを連唱し自分のライフをグングン上昇させるといった具合。編集部でもかなり粘ったが，最終的に両者のライフが700に近づいた段階で挫折した……（ちなみに，そのときのログは31番で公開しています。一時間ぐらい放置したのでファイルサイズもデカイので注意）。
　というわけで，急遽以下の特別措置を取ることにした。

　■担当の編集者が帰宅する今夜（2002年3月14日午前0時）より（帰宅しないけど），対象となる2デッキの対戦をスタートさせて丸12時間放置。明日午後12時になった段階でライフの多かったデッキを勝者とする。もちろん勝敗がついていた場合は，その結果を優先する。

　あくまでも急遽決定した暫定措置なので，今後このようなことが頻発するようであれば"両者リングアウト"的な措置も考えられるが，とりあえずはこのへんが妥当な線かと。

　さて，明日は二回戦の模様をお届けする予定。一回戦よりもさらにレベルが上がったと肌で感じるデッキ群だけに，これからの勝負が非常に楽しみだ。応募者のみならず，イーサーに興味を持った人なら，コンテストの動向を追ってみてはいかがか。

　なお，時間の経過と共にかなりのボリュームになった「イーサー」ネタは，「こちら」にすべてまとめてあるので参考にしてほしい。第一回のコンテストから追っていけば，今回の大会もさらに面白く見ることができるハズだ。（Gueed)

●連絡
　もう一つ問題のデッキは，デュエル＃27の"Ticks from the Hills"（富山県から応募されたデッキ）。この場を借りてこのデッキの作者に連絡します。送信していただいたファイルですが，当編集部で検証した結果，体験版と製品版のどちらでもファイルを正常に読み込めませんでした（どちらも資源レベルが"6"として認識されてしまうため）。これをご覧になったら，作成されたデッキを再度ご自分の環境で検証して，ファイルを再送するなどしてください。できるだけお待ちする方向ですが，対戦時間の都合もあるので明日2002年3月14日の午後6時までを，デッキファイルの再送受け付け期限とします。
　検証した結果スペルなどを変更する必要があった場合ですが，すでに一回戦のログファイル公開後であることを考慮して，デッキ内容の変更は最小限に留めるようお願いします（もちろん編集部でも審査します）。

　"ラット最強"の下馬評を見事に覆して，エーテルバーン ノンクリデッキが優勝した「イーサーロード 第一回デッキコンテスト」。まだ見ていない人は，イーサーネタをゴッソリまとめてある「こちら」で確認してほしい（「とりあえず見ておけ！」というカンジの"決勝戦直撮りムービー"もあるのでお見逃しなく）。

　さて，昨日で早くも「イーサーロード 第二回デッキコンテスト」の受け付けが終了。"ラットの暴れ過ぎ"で「応募数減るかも？」という編集部の心配（？）をヨソに，応募数は前回を上回る68名！　とうとう出場枠を超えてしまったが，たった4名を削るのもしのびないということで，今回も応募者全員がトーナメント参加OKという運びとなった。今回も優勝賞品は「GeForce4 MX」。最強（？）のデュエリストの称号と最新のビデオカード獲得を目指す出場者は，以下のトーナメント表で確認してほしい。
（ちなみに，トーナメント表は左上から応募順でアサインしている。応募順なので右下の人は若干対戦数が多くなるが，そこはあしからずということで。名前は前回と同じくすべてデッキ名だ）。

　第一回は定員ギリギリの60名Overだった，イマジニア「イーサーロード デッキコンテスト」。体験版によるデッキコンテスト第二回の応募を，本日3月7日から開始します。

　今回は，みなさんの意見を参考に
・"ハンドル名"の入力フォームを追加
・同一メールアドレスで3回まで応募可能に変更（最後の応募だけが"応募デッキ"としてみなされます）
・確認メールに，デッキファイルサイズを表示するように変更（単位はバイト）
などの応募フォーム改造を行いました。
　気になる"ねずみ退治"の問題ですが，実は開発元Nivalで「ディスインテグレイト」のバグを取ったバージョンの開発に難航していて（いまあるβ版はバグが見つかったとのこと），第二回大会も現行バージョン1.04で行うことになりました。つまりは，「ディスインテグレイト使用不可」ということです。決して使わぬよう，よろしくお願いいたします。
　第二回コンテストの応募フォームは「こちら」です。

　この「GeForce4がもらえるデッキコンテスト」について最近まで知らなかった人は，当サイト内イーサーロード特設ページの「こちら」まで。「デッキコンテスト詳細および応募フォームへのLink」は，「こちら」のNewsからどうぞ。なお，問い合わせの多かった質問に関しては，「こちら」で答えております。第二回の応募締め切りは，3月11日の23:59。今回一回戦敗退をしてしまった人も，応募し忘れた人も，みなが考えつかないアッと驚くデッキを，お待ちしています。（Kazuhisa）

・イーサーロード特設ページ　「こちら」
・デッキコンテスト詳細　「こちら」
・デッキコンテストFAQ　「こちら」
・第二回デッキコンテスト応募は「こちら」