― 体験版 ―
 
T-72:Balkans On Fire![英]
(Battlefront)
Text by Kawamura

 

 本作は大変珍しい,ロシア戦車T-72のリアルシミュレータ。1991〜1995年のユーゴスラビア(現セルビア・モンテネグロ)紛争を舞台に,18のミッションを戦い抜いていく。T-72戦車以外に,T-34/85とT-55Aも操作できる。

 デモ版はシングルの"Driving" "Firing range" "Dog fight"の3ミッション(最初の二つはチュートリアル)を収録しており,戦車はT-72のみ使用可能。

 単純にW/S/A/Dで戦車を動かすような甘いゲームではないので,操縦方法をここに書いておこう。F5キーでドライバー,F6キーで砲手,F7キーでコマンダー,F8キーで上部銃座に切り替えられる。
 ドライバーに設定し,まずEキーでエンジン始動(動くまで押し続ける)。Bキーでブレーキ解除,A/Zキーでギアのアップ/ダウン,カーソルキーの上下でアクセルを調節できるので,あとはスピードを調節しながらカーソルキーの左右で操縦すべし。
 それ以上の詳しい操作方法は,書いていくとキリがないので割愛する。各自実際にプレイしつつ学習しよう。

 ロシアの主力戦車T-72は,西側戦車を破壊するに十分な125mm滑空砲を搭載し,しかも西側の105mm砲では撃破できない装甲厚を備え,成形炸薬弾による攻撃もほぼ無効化する複合装甲を使用。さらに安価で大量生産が可能という,まさに脅威の戦車であった(現在は旧式化)。砲弾の自動装填装置を搭載しているのも特徴の一つだ。
 デモ版にはエンサイクロペディアも収録されているので,ロシア戦車好きはヨダレを垂らしながら,隅々まで眺めよう。

 なお本デモ版には不具合があり,あとから修正ファイル"t72_demo_hotfix.zip"を手動でインストールしなければならない。このファイルを解凍すると"demo.ca" "demo.pd"という二つのファイルが出てくる。"demo.ca"を(デフォルトでは)"C:\Program Files\Battlefront\T-72 Demo\CACHE"フォルダ内へ,"demo.pd"を"C:\Program Files\Battlefront\T-72 Demo\DATA\scripts"フォルダ内へ,それぞれ上書きすればOKだ。

 

 

■キー操作



メニュー Escキー
ポジション変更 Tabキー
ドライバー F5キー
ガンナー F6キー
コマンダー F7キー
上部銃座 F8キー
視点切り替え F9キー
マップ F11キー
スクリーンショット F12キー
命令「止まれ」 1
命令「攻撃」 2
命令「周囲確認」 3
命令「砲塔回転」 4
命令「前進」 5
命令「後退」 6
命令「左旋回」 7
命令「右旋回」 8
命令「目標方向へ旋回」 9
命令「遮蔽物に隠れろ」 0
命令「ウェイポイントへ移動」 @
ウェイポイント設定 P
ウェイポイント切り替え [ / ]
ライトOn/Off L
ハッチ開閉 Ctrl+H
情報On/Off BackSpaceキー
暗視装置 PageUp/PageDownキー
カメラ操作 Num 2,4〜9

●ドライバー

アクセル X
アクセル(固定) ↑ / ↓
左右旋回 ← / →
ペダルブレーキ Spaceバー
マウンテンブレーキ B
エンジン E
ギアチェンジ A/Z
ホーン H
ドーザーブレード Ctrl+D

●ガンナー

照準 マウス左ドラッグ,カーソルキー
ズーム Num + / -
スモーク弾 , / .
砲撃 Spaceバー
同軸機銃 Q
リロード R
弾薬切り替え B / N
レティクル色変更 X / C
自動ターゲット T

●コマンダー

照準 マウス操作
デュアル(砲塔操作) D
火器管制装置 S

●上部銃座

照準 マウス左ドラッグ
銃撃 Spaceバー

■動作環境

OS:Windows 2000/XP
CPU:Pentium III/1GH以上(2.8GHz以上推奨)
メモリ: 256MB以上(512MB以上推奨)
グラフィックスカード:GeForce 2/4 MXまたはRadeon 7500以上(GeForce FX 5600またはRadeon 9600 XT以上推奨)
DirectX 9.0c以降


(クライアント 192MB)


(修正ファイル 11.3KB)


 

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