もちろんプレイヤーは機動歩兵部隊の隊員として,映画同様なぜかアサルトライフルで巨大なバグの大群に立ち向かう。デモ版は,劇中最大の見どころの一つである惑星Pの前哨基地での包囲戦からスタート。一人で基地の外に出て宇宙船の墜落現場まで行き,パワーセルを回収して基地のパワーを回復させなければならない。
プレイヤーキャラクターは最初2種類の銃を持っており,威力は弱いが弾数無制限(オーバーヒートあり)のM4 Moritaという銃と,弾数制限はあるが威力が大きいアサルトライフルを使い分けられる。M4 Moritaはセカンダリとしてグレネードランチャーを,アサルトライフルはセカンダリでショットガンを使用可能だ。
単独で行動するシーンでは,アサルトライフルとショットガンがほぼ必須となる。咄嗟には使いづらいが,Gキーで投擲する手榴弾も役立てよう。
映画にもあったが,バグ(Warrior)を倒すには弱点を狙わねばならない。節足の付け根あたりを狙うといいだろう。自動回復するアーマーを着ているので,こんな敵相手に白兵戦なんて……と嘆かず,がんばってもらいたい。
なお,デモを終了したとき最後に流れる本作のプレイムービーも見逃さないように。
■2005.11.21 セカンドデモ追加
「Starship Troopers」のデモ版第2弾「Plasma Demo」がリリースされた。例によって無数といってよいほど現れる,虫のようなエイリアン「バグ」を撃ちまくる爽快感がたまらない内容で,今回はPlasma Bugと呼ばれる巨大なバグが登場する。
スタート地点は山間の谷間のような場所,時間帯は夜だ。その細い山道を,バグを倒しながら山頂に向かって登っていく。山頂では巨大なバグとの戦いが待っている。このバグは頭部が弱点で,ほかの部位を攻撃してもダメージを与えられないが,動きがノロいので思う存分ロケットランチャーをお見舞いできるだろう。
ここをクリアすると,道を塞いでいる障害物を爆破して,次の集合地点へと向かい,さらに山頂を目指すこととなる。たどり着いた先には,小山ほどもある巨大なバグが待っており,ここでデモ版は終了となる。
夜間の戦闘なので,撃ちまくっているうちに,自分がどちらに向かっていたか分からなくなってしまうことがあるが,そんなときは画面に表示されているマーカーを目安にしよう。また,ミッションの目的は音声で指示されるが,Tabキーを押すといつでもテキストで表示されるので,どうしたらよいか分からなくなる心配もない。
画面が暗く,ただひたすらバグを撃ちまくるシーンが多いため,少し単調なデモ版となってしまっているが,映画のファンや,前のデモ版を気に入った人ならプレイしてみては?(朝倉哲也)
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