「ウルティマ オンライン 武刀の天地」の発表会を兼ねた7周年イベントを開催
2004/10/13 19:40
ステージには甲冑が置かれ,本作の特徴を視覚的に分かりやすく表現していた
 2004年10月13日,東京港区にある浄土宗大本山"増上寺"で「ウルティマ オンライン 武刀の天地」の発表会が行われた。エレクトロニック・アーツが運営しているウルティマ オンラインは,1997年にスタートした言うならば"元祖"MMORPGで,2004年9月で実に7周年を迎えた。近頃は毎月1回のアップデートが定期的に行われており,プレイヤーを飽きさせないようにするだけでなく,いまだ進化をし続けているのが特徴だ。

 さて,増上寺で行われた発表会では,2004年11月3日に発売(=サービス開始)となる最新拡張パック「ウルティマ オンライン 武刀の天地」(以下,UOSE)について触れられたが,本作で追加されるマップ,要素が日本のイメージが強いものとなっていることから,会場それ自体も発表会の装飾も和風のものとなっていた。増上寺内にあるということだけでも,会場までには仏閣が目に飛び込んでくるし,ステージ両脇に置かれた甲冑,出演者たちが巫女やサムライの格好をしていることで,本作のイメージを来場者に強く印象付けるものとなっていた。

 発表会では,このために来日した開発プロデューサー アンソニー・カストロ氏と,リードデザイナー ジョナサン・ルクラフト氏(UXOチームに所属していた人だ)が本作の魅力を解説。そこでは,侍,忍者の新キャラクタークラスの追加,徳之島の新マップ追加,和風仕立てにできる新ハウジングアイテム,雪女(Undeadらしい),河童,鬼などの新モンスターなど,本作の特徴が解説された。しかし,すでにクローズドβテストが行われていたり,ある程度の情報が既出となっていることもあって,「おおっ」と思うような情報が出なかったのはちょっと残念。
 唯一,本作の開発コンセプトについて,全ユーザ(100か国から25万人がアクティブユーザー)の40%以上(10万アカウントとのこと)を占める日本ユーザの意見を積極的に取り入れ,ポピュラリティを加えてデザインされたこと,日本ユーザだけではなく欧米ユーザからも和風テイストの導入が強く望まれていたため,このような形となったことを語った。また,新ペット"飛竜"についても,マスターレベルの侍ならば騎乗可能となることが語られていた。

 発表会の後半では,彼ら開発チームが来日したことを記念したイベントが開催されることがアナウンスされた。このイベントは11月から12月ごろにかけて開催予定で,18×18サイズの家が各シャードに一人ずつ(8シャードなので8人)プレゼントされるというものだ。場所はもちろん徳之島だ。ただし,UOSEにアップグレードしたユーザーで,オンラインで行われるイベントへの参加が条件となる。このあたりの詳細情報は追って発表されると思うので,楽しみに待っていよう。
 その後,忍者(というかクノ一)に扮装した藤崎奈々子さんが登場し,トークセッションが行われた。そこでは忍者のキャラクターを作成し,新アイテム「鎧」などの着せ替えをしていたが,まぁこの辺はばっさりカット。カストロ氏が,袴とのコーディネートが個人的に好きと語っていたので,プレイヤーはぜひ個性的なものを探してみるのがいいだろう。

 10月14日には,プロデューサーへのインタビューなどが行われる予定となっているので,そちらの記事もお楽しみに。(Seal)

→「ウルティマ オンライン 武刀の天地」の公式サイトは,「こちら」
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発表会のために来日したという,開発プロデューサー アンソニー・カストロ氏(画像中央)と,リードデザイナー ジョナサン・ルクラフト氏(画像右)
プレスキットに入っていたUOSEの新スクリーンショット。和風の家が今からワクワクさせられる



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http://www.4gamer.net/news/history/2004.10/20041013194036detail.html