ネクソンジャパン,MMORPG「テイルズウィーバー」の正式サービスのスケジュールを発表
2004/09/02 16:11
 ネクソンジャパンは,同社がオープンβテスト中のMMORPG「テイルズウィーバー」正式サービスを,2004年9月21日より開始すると発表した。また正式サービス前には,"パルシュ" "ルグラン"の2サーバーが実装されるほか,待望の"チャプター6"も導入される。

 「テイルズウィーバー」は,ネクソンジャパンが2004年2月25日よりオープンβテストを実施してきたMMORPG。ストーリー重視と謳われる本作は,8人のキャラクターそれぞれに異なるストーリーが用意されており,"チャプター"が追加されるたびに新たなストーリーが展開していく。また愛らしいキャラクターグラフィックスで攻撃を組み合わせて繰り出せるコンボなど,アクション性も充実した作りになっている。

 そんな本作は,9月21日の正式サービス移行に先立ち,明日(9月3日)には"パルシュ" "ルグラン"の2サーバーが追加される。プレイヤー数増加からくるサーバー負荷を分散する狙いのようだ。2サーバーが追加されることで計12サーバーでの運用となるが,驚くべきことに,全サーバーが正式サービス後も稼動する。
 また新サーバーでは,実装を記念した以下の三つのイベント/キャンペーンが行われる。

「経験値2倍+アイテムドロップ率2倍キャンペーン」
期間:9月3日 〜 9月15日
 
「特別アイテムを持った新種"ゼリッピ"(モンスター)登場キャンペーン」
期間:9月3日 〜 9月15日

「○×クイズ大会」
開催日:9月23日(予定)

 誰もが期待している待望の"チャプター6"は,2004年9月14日に追加される。新ストーリーが追加されるほか,クエストやダンジョン,「要塞争奪戦」「ファイトクラブ」への新機能も追加される予定。9月21日からの正式サービス移行を煽る,重要なポイントになりそうだ。
 また同社は,今後も45日に一度の頻度でチャプターを随時追加していくとしているほか,"ペット育成"などの新概念も開発中としている。

 そして正式サービスの概要だが,利用料金は月額従量制で1か月2000円(税込),オープンβ時のキャラクターデータはすべて引き継がれる。決済方法については,現状公表されていない。
 プレイヤーは課金登録をすることでマスターIDが発行されるが,このマスターID,サーバーそれぞれで別のものが要求されるため,例えば二サーバーで遊ぼうと思った場合4000円(マスターID二つ)が必要となる。なお一つのマスターIDにつき,同一サーバ内で最大6キャラクターが作成可能とのことだ。
 このほか9月末までに課金登録をした人については,9月分の利用料金が無料にサービスが用意されているほか,新規に"マスターID"を作成した人には1週間の無料期間が与えられる。

 正式サービスに関してこれといって目新しい要素はないが,キャラクターデータは引き継がれるという1文だけでも既存プレイヤーはホッとしているだろう。また9月分の料金は無料(といっても10日分だが)になるということで,新たに導入されるチャプターを十二分に楽しむことも可能。正式サービスの事前にアップデートを行うあたり,ユーザーへのアプローチという意味も多いだろうが,完成度が高いことに対する自信の表れのようにも見える。まずは9月14日を,楽しみに待っておこう。(halen)

→「テイルズウィーバー」の記事一覧は,「こちら」

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