MMORPG「ラグナロクオンライン」で,死者の街「ニブルヘイム」詳細が発表に
2004/08/20 21:01
 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは,同社がサービス中のMMORPG「ラグナロクオンライン」でアップデートで追加される"ニブルヘイムエピソード"の詳細を明らかにした。死者の街「ニブルヘイム」は,先日の「こちら」でのNewsのようにROプレイヤーにとって待ち望まれていた新エリア。新マップの数は四つで,不気味なモンスターが多数出現する高レベルプレイヤー向けエリアとなる。

 ニブルヘイムの情報は以前より小出しにされてきたが,実装予定日に近づいたこともあり,今回の発表は新モンスターや新エリアの雰囲気など詳細な部分となっている。エリアの詳細は一読してもらうとして,気になるのはモンスターやアイテムだろう。
 ニブルヘイムに出現するモンスターは,ゴーストや魔女,悪魔をモチーフとしたものが多く,またサイズが比較的小さくなっている。紫を基調とした廃墟のようなエリアが多いので,慎重に進まないと多数に囲まれてしまうこともあるだろう。
 また新アイテムも,ニブルヘイムにふさわしい不気味なものが多数登場するとのこと。新たな装備品を作成する素材もあるので,集めるのも楽しいだろう。なお,以前の情報では新頭装備の数が28と発表されていたが,今回の発表では30となって2種増えている。スクリーンショットを見る限りでは,本とリンゴ,コウモリ耳,葉っぱなど。おしゃれ(?)をするならぜひとも全部集めたいところだ。

 ニブルヘイムエピソードの実装は,2004年8月24日の定期メンテナンスを予定。同社では,このアップデートのファイルサイズが40MBとなっているために,公式サイトのダウンロードページ(「こちら」)でアップデートファイルを配布している。いつものように自動アップデートも行えるが,当日は混雑が予想されるために,あらかじめアップデートファイルをダウンロードしておくといいだろう。(Seal)



■ニブルヘイムエピソードのエリア概要
・エピソード〜密林の奥で発見された道〜
 ウンバラ地域に広がる幹が世界樹の一部分ではないかという説のもと,多くの冒険者達や学者達が幹を辿り奥へと進むが,誰一人として戻ってくることはなかった……。事態を重くみたルーンミッドガッツ国王トリスタン3世は,選りすぐりの兵としてナイト,クルセイダー、プリーストなど,そうそうたるメンバーを派遣するが,無事に帰還した者はごく僅かであった。

・イグドラシルの幹
 ウンバラダンジョンの先にあったのは,広大な泉の中に横たわる世界樹の幹。水と緑しか存在しない幻想的な世界で,冒険者はしばしの休息が得られる。しかし,ここから先へと進むのであれば,生きては戻れないかもしれない。この幹の道の先に待ち受けるのは一体……

・フィールド
 イグドラシルの幹の道を抜けた先は,薄闇の世界。墓に舞う幽霊や奇怪な悲鳴をあげる悪魔を始め,不気味なモンスターが多数徘徊しているようだ。しかし,冒険者にとってはその先にある恐怖への序章にすぎない。

・死者の街「ニブルヘイム」
 死者が集う街「ニブルヘイム」には,死者だけでなく魔女や悪魔までもが棲みつき徘徊している。「ニブルヘイム」は,『以前からこの世に存在し、この先も存在し続けるだろう地下世界のような地』と言われ,立ち並ぶ奇怪な家屋の数々,背筋を凍らすような冷たく陰鬱な雰囲気,どこからともなく聞こえる不気味な音は,「ニブルヘイム」を訪れた全ての人々に恐怖を与えるだろう。

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