|
映画そのままの痛快アクションがPCでプレイできる!
本作では,かなりキャラクターアニメーションの量が増えているようですね。
従来の剣や弓での攻撃に加え,ジャンプができたり魔法を使うキャラクターなども登場しますからね。「二つの塔」でもそうでしたが,アニメーションはモーション・キャプチャーを使った部分と,手描きで加えていた部分を組み合わせて使用しています。キャラクターモデルに骨格を想定し,関節の動きを調整していくというやり方です。
ただ,「王の帰還」では,映画にはなかったアクションのデータも必要なことから,WETA社のデジタル用のスタントマンを本社に招き,ゲーム専用のモーション・キャプチャーも行いました。オークなどは,元々デジタル化されたものですからルーピングサンプル(繰り返し行動のサンプル)を提供してもらったりもできますが,個々のヒーローキャラクターではそういうわけにもいかなかったのです。こういうゲーム専用の部分が増えたので,相対的なアニメーションパターンも倍以上に増えているのです。
キャラクター音声に,映画の俳優が登場するのですか?
そうです。音声は俳優達のボイスデータを特別収録しています。付け足しておくと,映画には使用されなかったクリップを含めて,合計で45分間にも及ぶムービーも挿入されています。
映画のクリップを多用するなど,意図的に映画を連想するようにしているようですが,逆に映画との違いを打ち出した部分は?
特にガンダルフの扱い方ですね。映画では,脇役の1人として描かれているように思えますが,実際にはもっとアーキテクト=エピックの建築家としての役割も高かったと思うのです。
フロドが指輪争奪戦のカギを握るということを理解したとき,ガンダルフはまるでチェスのように駒を動かしていくしかなかったのではないでしょうか。ガンダルフは,自分が生まれ変わることで先にレベルアップしたじゃないですか(笑)。そういう雰囲気も,プレイヤーには楽しんで欲しいですね。
一画面に,どれくらいのキャラクターを表示できるのでしょうか?
前作よりも増えて,一画面に50体ほどになっています。NPCの思考ルーチンには注意を払っていて,プレイヤーの周囲でオークが突っ立っているだけではなく,それぞれが戦闘していたり,町の民衆が走り回っていたりと臨場感を出すよう工夫しているのです。
PC版では,解像度の変更もできますよね?
はい,1600×1200ドットまでサポートしています。各キャラクターは,5000ポリゴンほどでモデリングされていますが,PC版ではキャラクターとオブジェクト,地形などには高解像度のテクスチャーが施されています。もちろんキーボードとマウスで操作できるようにもなっています。
協力モードを搭載するということですが,画面分割方式でしょうか?
いいえ。アーケードゲームに「ガントレット」といのがありましたが,あの作品に影響を受けていて,2人のプレイヤーキャラクターが同じ画面で楽しめるようになっています。画面を分割すると3Dのアクションゲームだと視界が狭すぎますからね。友達と一緒にプレイしている時,もっと会話をしながら楽しめるようにするには,同じ画面にそれぞれのキャラクターがいたほうが良いと思うからです。
E3 2003では,ギムリの南門とガンダルフのミナス・ティリスのマップを公開しました。その後,ガンダルフのミナス・ティリスのコートヤード,アラゴルンの死者の道,そしてホビットのキリス・ウンゴルを公開しています。
協力モードでは,ガンダルフ,アラゴルンらオークハンター,そしてホビットの3つのメインストーリーに関わらず,どのマップでも遊べるようになっています。シングルプレイでは1つのライフしかないですが,協力モードの時にはヘルスパックを途中で入手したりという仕様になっています。
PC版にオンラインモードはありますか?
いや,今はまだできません。個人的にはやってみたいことではありますね。
今日は,ありがとうございました。
「ロード・オブ・ザ・リング:王の帰還」は,アメリカでは劇場公開より数週間前となる2003年11月中に,PC版のほかXbox版やGamecube版などが発売される予定。日本ではエレクトロニック・アーツより,2003年内の発売が発表されている。
(C)MMIII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved. "The Lord of the Rings" and the names of the characters, items, events and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a/ Tolkien Enterprises under license to New Line Productions, Inc.

|