ポトリス 2

第12回 ついに第一次βテスト開始。新タンクを分析する

 ついに「ポトリス3」の第一次βテストがスタートした。「3」の見どころはたくさんあるが,やはり新タンクの存在に注目している人が多いだろう。第一次βテストでは,ソーラータンク,ウォーキートーキー,レインボーシェルの3種類のタンクが追加になっているので,今回はこれらのタンクにスポットを当てて紹介していこう。

ソーラータンク
 第一武器:エネルギー弾
 第二武器:蓄積エネルギー弾
 発射角度:0〜35度
 今回のタンクの中では,一番技術を要するタンクといってもいいだろう。発射角度のレンジが狭いので,効率よい攻撃を行なうには斜面などを上手に利用しなければならない。第一武器はヒマワリのような光弾を撃ち出すエネルギー弾。基本はこれで押していくことになるが,このタンクの最大の特徴は第二武器の蓄積エネルギー弾だ。これは攻撃をパス(F5キー)することでエネルギーを蓄積し,より強力な一撃を撃ち出すことができる。蓄積エネルギー弾は,三段階のパワーアップが可能で,パワーアップしていると砲弾のグラフィックスも変化する。ちなみに最強の状態は白色で太いビームになる。
 エネルギーの蓄積をすると目立って警戒されるのでは? と思われがちだが,実は「ポトリス3」では,同時攻撃などがあるため画面が派手にスクロールすることが多い。そういったことからエネルギーを蓄積しても気づかれないことが多いので,チャンスがあれば積極的にエネルギーを貯めていこう。
 ちなみに,霧や竜巻で戦線が膠着した場合もエネルギーの蓄積は必須だが,霧が発生している状態では,タンクの姿は見えないものの,蓄積した光のエフェクトが敵から丸見えであることに注意したい

 

ウォーキートーキー
 第一武器:ミサイル
 第二武器:爆撃弾
 発射角度:20〜70度
 今回の3種類の新タンクの中では,攻守ともにバランスが取れている。射角も20度〜70度までとかなりの広さを持っているので,穴の中に隠れて戦うことも可能だ。第一武器のミサイルは極端な特性はないものの,どんな局面でも安定して使える優れもの。デュークやキャロットの第一武器と非常に良く似ているといえるだろう。
 第二武器は,着弾するとその場所にマーカーが登場。するとどこからともなく戦闘機が登場して,マーカーを目がけて爆撃を投下する。爆弾の軌跡は"斜め"となっており,使い方によっては画面上部にいる敵を攻撃することも可能だ。イオンアタッカーの衛星砲に似ているので,工夫次第では面白い使い方ができるかもしれない。ただし,小さな足場に乗っている敵タンクをリングアウトさせる場合は,爆撃弾は使ってはいけない。実は爆撃弾はマーカーの位置から微妙にずれて着弾するので,足場が小さい場合は外れてしまうのである

 

レインボーシェル
 第一武器:三連ビーム
 第二武器:マインシェル
 発射角度:30〜70度
 基本の三連ビームの使い方がポイント。三連ビームは発射角度によって集弾率が変化するので,それを意識して使っていきたい。感覚的には,40度くらいの角度でショットすると3発とも命中し,あまり高角度でショットするとビームはバラけるようだ。ピンポイントで敵を狙う場合は40〜45度,まとまっている敵をまんべんなく攻撃するときや,瀕死の敵を確実にしとめたいときには,高角度のショットを使っていこう。
 特殊武器のマインシェルは,着弾したポイントにヤドカリが現れ,一定距離を走行した後に爆発する(走行中に命中判定はないので注意)。敵に命中させるのはかなり難しいだろうから,使う局面の限られてくる。一つが縦穴に埋まった(隠れた)をより深く埋める場合で,ヤドカリは急斜面は上れない特性があるため,縦穴に進入させれば確実に穴の中で爆発する。上手に使えばより敵を深く埋められるだろうし,リングアウトも十分に狙えるはずだ。

 

ポトリス3 最新Screenshots!

 

第13回へ

 

「ポトリス 2」の情報一覧は「こちら」

(C) 1999-2003 x2online.com
(C) BANDAI GV 2001-2003 All Rights Reserved.