ダーク・エイジ・オブ・キャメロット
〜暗黒道中膝栗毛〜

= Murayama 編 =

第8話

27th Sep. 2002
Text by Murayama

■はじめてのダンジョン

強そうな敵と戦っていた人がいたので近寄って撮影。いつになったらこんなのと戦えるんだろう?

 不思議なポータルに足を踏み入れたことで見知らぬ場所に来てしまった私(前回「こちら」参照)。しかも周囲には高レベルの冒険者ばかりで,どう考えても非常に危険な場所に来てしまったようだ。おまけに入ってきたポータルが一方通行なのか,元の世界に引き返すことも出来ない
 それならそれで進むしかない……とはいっても死ぬのはいやなので,なるべく強そうな人のあとを付いていくことにした。かなりセコイが,これも剣と魔法の世界を生き抜くすべである。こうして私の初めてのダンジョン探索が始まった。

 ふとダンジョン名を確認すると,"Darkness Falls"との表示が。DarknessFalls? これって,ヒベルニア,アルビオン,ミッドガルドの三国のうち,一番Keep(砦)を所有している国だけに入り口が開く特殊なダンジョンのはず。うーむ,初めての入ったダンジョンが,まさかDarknessFallsだとは思わなかったな。ウワサでは最下層に巨大な悪魔なども生息しているらしいが,果たしてどんなモンスターがいるのだろう。そんなことを考えながら進むとDemoniacFamiliarというネズミの姿が見えた。きっとネズミなら倒せるに違いない! だが,念のためカーソルでチェックすると名前の表示は紫(パーティプレイでもまず勝てない)である。おそらくこのダンジョンでは最低ランクの敵のはずだが,私にとっては脅威の強さだ。ネズミにすら勝てないなんて!
 そうこうしているうちに出口らしきポータルを発見。なんとか脱出手段を確保出来たため,付近でScreenshotsを撮るくらいには気持ちの余裕が出てきた(さすがに遠出は無理だったが)。撮影中に何度も死んでしまったが,「地獄に仏」というか,ここには高レベルのキャラが多いため死んでしまっても通りがかりの冒険者が即座に生き返らせてくれるのだ。まさに,やられたい放題(?)である。モンスターと善戦できればここにとどまって経験値を稼ぐところだが,まったく手も足も出ないので,Screenshotsを数点撮って外の世界へと戻ることにした。

 ポータルに飛び込むと出発地点の丘に到着。ホッと胸をなで下ろした私だったが,最後にとんでもない罠があった。なんとポータルのそばにはMaenesDeamonが大量にいたのだ。ポータルに入る前に根こそぎ退治していたのだが,長時間DarknessFallsに滞在していたため,その間に復活していたらしい。MaenesDeamonは一斉に襲いかかってくると,私のキャラクターはあっという間に殺されてしまった。
 幼少の頃「家に帰るまでが遠足です。気を抜かないように」と言われた記憶があるが,冒険者だって町に帰るまで気を抜いてはいけないのである。うーむ,勇者への道のりは遠いなあ。

 この後,IwahamaにDAoCチャットでさんざんDarknessFallsのことを自慢しておいたので,きっと彼もDarknessFallsへいくに違いない。でも,帰りにMaenesDeamonが待ち受けていることは,彼には内緒なのだ。フフフ。

今回の冒険では多くの人々に助けられました。生き返らせてくれた人達ありがとう! DemoniacFamiliar。こちらよりも小さいネズミなのに,この強さはいったいなんだ? 人かと思って近づいたらこいつも敵。油断していたLagavulinさんはアッサリ死にましたとさ

<以下次号>

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