コール オブ デューティー:ユナイテッド オフェンシブ[英]
(メディアクエスト)

 第二次世界大戦FPSの本命「コール オブ デューティー」初の拡張パック,「ユナイテッド オフェンシブ」の英語版デモがリリースされた。製品版のほうは海外では9月15日にめでたく発売され,日本語版の発売日は10月9日に決定したばかり。

 製品版の発売日直後を狙ってリリースされた,ユナイテッドオフェンシブのデモ版。収録しているのはアメリカ軍キャンペーン最初のステージで,舞台は雪に包まれたバストーニュの森だ。これがまた猛烈かつ壮絶なステージで,プレイしていて本気で興奮してしまうだろう。
 前半はジープ後部座席での半強制的な敵中突破。後半は怒涛のごとく押し寄せる敵を退けつつ,砲撃の中を塹壕から塹壕へと駆け回る。敵の目の前でジープをエンストさせられるなど,細かいイベントが実に面白い。
 どちらも厳しい戦闘が待っているのはもちろん,スクリプトによる過激な演出がゲームシーンと絶妙に溶け込んでおり,臨場感は最高! 一瞬にして,身も心も地獄のような戦場にトリップできるだろう。

 ただし,見た目と裏腹に結構ぬるま湯だった前作とは異なり,今回は難度も地獄のよう。敵の攻撃も厳しいが,ルートを外れたときのペナルティは大変厳しく,砲撃やら何やらで即死させられることが多い。
 とくに後半の塹壕シーンは移動が多く,付いて行くべき人物を見失うと,途端に死の危険が高まる。それまで中で戦っていた塹壕も,そこでの任務が済んで次の場所へ移動する指示が出たら,やはり素早く移動しないと危険だ。

 このデモでは,拡張パックのウリの一つである「パーティクル・システム」を,さっそく体験できる。これは爆発などで生じる煙や砂塵といった粒子を,前作と比べて格段に細かく表現するシステム。実際に見てみれば分かるが,前作ではトゲトゲカクカクでポリゴン然としていた爆風が,本作ではモクモクとした煙らしい煙となっている。
 とくにこのステージ,ラストはどこもかしこも煙まみれになるので,オプション画面の"Particle Detail"は,ぜひ"High"にして楽しんでもらいたい(多少重くなるが)。

 困ってしまうほど面白い,このシングルデモ。2003年の王者だったCoDは,拡張パックでも王者を狙っているとしか思えないくらい気合の入った内容だ。PentiumIII&Ti4200でも十分動作してしまう,要求スペックの低さも嬉しい。さっそくダウンロードして楽しんでもらいたい。(Kawamura)

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ダウンロード
220MB

動作環境

対応OS:Windows 98SE/Me/2000/XP
CPU:PentiumIII/800MHz以上
メモリ:128MB以上(256MB以上推奨)
ビデオ:VRAM32MB以上,ハードウェアT&L
DirectX 9.0c以降

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