[GDC2004#10]フランス発のMMORPG「The Saga of RYZOM」 - 2004/03/29 14:01


〜ブースレポート2:フランス発のMMORPG「The Saga of RYZOM」発表

 新作が発表されることは少ないGDCだが,珍しく,フランスで開発されているというMMORPG「The Saga of RYZOM」が公開されていた。RYZOMは2004年4月中にもオープンβが始まる予定だ。
 本作の舞台は,アティース(Atys)と呼ばれる惑星。アーティスは生きた惑星として知られており,巨大な触手を天空に伸ばしては新しい生物を産み落とすという。この大地で生きるホミンと呼ばれる人間種族が,プレイヤーキャラクターとなる。

 プレイヤーの目的は,この世界でヒーローとなることだ。キャラクターは,レベルが上がるに従って自由にスキルを選択でき,その過程で職業が決定していく。このカスタマイズがRYZOMの魅力となっていて,プレイヤーキャラクターが武器を使った攻撃動作やスペル発動動作をモジュール化することで,プレイヤーごとにユニークなアニメーションで攻撃可能なのだ。
 また,キャラクターが身に着ける装備品やアイテムも好きなように作成できるとのことで,さまざまなデザインを組み合わせて独自性を強調できる。
 会場のデモではレベルがまだ低いキャラクターしか用意されておらず,多彩なアニメーションやカスタマイズされたアイテムを確認することはできなかったのが残念である。

 グラフィックスは極上とはいえないまでも,草木の茂る森や砂漠地帯がうまく描かれている。すべての効果を楽しむには,NVIDIAのGeForce 4やATIのRadeon8500など,最低でもPixel Shader 1.0に対応したビデオカードが必要だ。
 RYZOMで最も興味深いフィーチャーが,RAID(Real-time Army Invation Deployment)と呼ばれるシステムだ。サーバーにアクセスしているプレイヤー数などの状況に合わせて,リアルタイムで何十体ものモンスター軍団を作成。プレイヤーの住む町や村に,大挙して襲いかからせるのである。プレイヤー達は,団結して守り抜かなければならないのだ。
 フランス語はもちろんのこと,英語やドイツ語にローカライズして欧米での展開を狙っていて,また2週間に一度のペースで新しいコンテンツを追加していくという。順調に4月からのβテストが始まれば,夏ごろには正式サービスも始まるだろう。(奥谷海人)


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