「ダイナソア〜リザレクション〜」は,どう生まれ変わったのか?
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左がオリジナル,右がダイナソアR……と説明するのもバカらしいほど美しくなっている。とはいえ,オリジナルの持つ雰囲気が損なわれないように,いや,むしろより引き立つように配慮されている点も見逃せない | |
オープニングムービーも比較してみた。静止画と動画,2Dと3D,そしてシーンの順序や見せ方などずいぶん違うが,基本的な内容は同じ |
天井を見上げているシーン。イベントでしばしば上方,もしくは下方を見ることになる。プレイヤーが自分の意志で上下を向けないのがやや残念 | ||
横を向くときはこんな感じ。かかる時間は1秒ほどだろうか。筆者は遊んでいてこの1秒を煩わしいと思ったことはなく,またテンキーの「1」で左カニ歩き,「3」で右カニ歩きが出来るので,扉や階段がなければ曲がらずスイスイ移動可能 |
キャラクターも,下のScreenshotsを見れば一目瞭然。メインメンバーはもちろん,お店の店員までオリジナルを忠実に再現している。オリジナルに思い入れのある古参プレイヤーでもこれなら違和感なくプレイ出来るだろうし,新規のプレイヤーでもかつての雰囲気を感じながら遊べるだろう。
まったく同じであり,かつ,まったく違う。"エターナル化"とはこういうことなのだろう |
オリジナルを知っている人は,ダイナソアRを遊んだとき,おそらくセリフなどのメッセージも完全再現されていると思うだろう。しかし,ごくわずかずつではあるが,修正が加えられているようだ。小説が版を重ねるごとに校正され文章が変わっていくのと同じだろう。
下の2点の画像を見ていただきたい。オリジナルにはなかった句読点が付き,また漢字も増えて読みやすくなっている。「途」の字が「道」に改められたのも,読みやすさを意識したからではないだろうか。
オリジナル | ダイナソアR |
これもメッセージと同じで,似ているけどちょっと違う。全体的に"広く"作り直されているようで,例えばダイナソアRでは街ですら,最初は迷うかもしれない。
ただダイナソアRでは画面右上に常に自分の周囲のマップが表示されていて,しかも行った場所と行ってない場所が色分けされているため,ダンジョン探索はずいぶん楽になった。また"空間探知"の魔法(もしくは同じ効果を持つアイテム)の効果が増しているのも嬉しい進化だ。この魔法を使うと,しばらくの間前述のマップが拡大されて表示される。この魔法の効果が数歩で切れる,また戦闘やメニューを出すだけでも切れてしまうなどが若干残念だが,オリジナルでの同魔法に比べれば,格段に使いやすいといえるだろう。
街の近くの森で撮影。どちらも感覚的には同じ場所だが,ごらんの通りちょっと違う | 空間探知の魔法を使ったところ。少しとはいえ,この状態で歩けるのが嬉しい |
さて,今回はここまで。また近いうちに続きを掲載する予定で,そのお題は
を考えている。もしほかに検証してほしいものがあれば,webmaster@4gamer.netまでメールしていただきたい。可能な範囲で,調べてみるつもりである。
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