Rainbow Six 3：Raven Shield（Ubi Soft Entertainment）
シングルプレイ専用デモ
2003年3月18日に発売を予定している，待望のシリーズ最新作「Rainbow Six 3：Raven Shield」。しぶとく使い続けてきた旧エンジンから一新，最新バージョンのUnrealエンジンによって生まれ変わった「Raven Shield」は，先行リリースされているマルチプレイ専用デモの時点ですでに非常に高い評価を受けている。なお同作品の過去記事は「こちら」から，基本紹介およびマルチプレイ専用デモは「こちら」からどうぞ。
今回は初のシングルプレイ専用デモということで，リアル系FPS最高峰の面白さを担ってきた従来の高度なシステムが，どこまで継承されているか確認する絶好の機会となった。
このデモ版では，"Oil Refinery"というマップの「Stolen Flame」のみ収録。ゲームモードは"Custom Mission"が使用可能で，この中の"Practice Mission"（キャンペーンと同じ内容）ほか，"Lone Wolf"（隊員一人でゴールを目指す），"Terrorist Hunt"（ランダム配置のテロリストと対決），"Hostage Rescue"（人質救出）の四つすべてが楽しめる。
待望のシングルプレイは懐かしの"ブリーフィングルーム"から始まる。我らがクラークは少々痩せた模様。任務内容は敵テロリストの全滅（Practice Missionの場合）なので，英語が分からない人でもご安心を。
"チームルーム"にはドミンゴ・シャベスやエディ・プライスといった，お馴染みのメンバーが揃っている。チームメンバーから装備まで全部自分で選んでもいいが，とりあえず最初は"LOAD A PLAN"から"OIL_MISSION"を選択するといい。これはチーム編成とプランニングが最初から設定されているデータだ。
今回チーム編成はレッド，グリーン，ゴールドの3チームまでとなっている。1チームは最大4人，出撃できるのは8人まで。
装備は一部のみの収録らしく，サブマシンガンを中心とした一部兵器以外はテロリストと同じ銃器しか選択できない模様。なお装備グラフィックスの右にある三角のボタンを押すと，チームの全員に同じ装備が行き渡る。
"プランニングルーム"は，各チームの突入経路をあらかじめ詳細に計画できるという当シリーズの目玉要素。これによりプレイヤーが直接操作する以外のチームも，設定されたルート通りにAIで移動し，敵と遭遇したら臨機応変に対処する。
今回ユニークなのは，デフォルトでSpaceバーに設定されているアクションボタン。画面中央やや下あたりに，はしごを上る姿や扉のアイコンが表示される場合がある。このアイコンが白の状態でアクションボタンを押すと，アイコンに該当する行動をプレイヤーキャラクターが自ら実行する。またアイコンがグレーの状態（グレーにならない場合はオブジェクトまで少し距離をとってみよう）では，チームメンバーへ同じ内容の遂行を命令する。ドアの場合にアクションボタンを押しっぱなしにすると，メニューが表示されて"ドアオープンと同時にフラッシュバン使用"などの細かい命令も可能となっているのだ。ちなみに足元を向いてアクションボタンを押すと，チーム集結のアイコンが表示されるのも覚えておこう。
過去のシリーズではシングルプレイにおける敵の射撃が百発百中なことで知られていたが，今作ではそのあたりが改善されている。今回収録されているミッションはさほど難しくはないものの，初心者にはこのゲームの難度自体が少々手ごわい。敵との撃ち合いにどうしても勝てないようなら，Auto−Aim（自動照準）を高めに設定するといいだろう（でもマルチプレイで勝てなくなるのでオススメはしない）。そもそも勝手がさっぱり分からないという人は，一度プランニングデータをロードした上で"Observer Mode"（目玉のアイコン）を試してみるのも手だ。製品版の発売日まで，あれこれカスタマイズしつつ何度も楽しもう（Kawamura）
キー操作
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OFFICIAL SITE
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http://file.4gamer.net/old2/demo2/RavenShield_SP_Demo_FINAL.exe
