Praetorians(Pyro Studios)英語版

 「Praetorians」は,古代ローマ帝国をテーマにしたヒストリカルRTS。最先端をいく美しい3Dグラフィックスを背景に,映画「ベン・ハー」や「グラデュエイター」を彷彿とさせるようなユニット達が,画面上で大乱戦を繰り広げる。
 本作は,あの「コマンドス」シリーズで有名なPyro Studiosが開発を手掛けており,コマンドスシリーズでも見せてくれた職人技的な描き込みが素晴らしい内容となっている。木々やユニットなど個々のオブジェクトの美しさはもちろんのこと,敵が森から攻め寄せると木から鳥の群が飛び立ったりするなど,細かい演出やアニメーション処理は"さすが"の一言。音楽や効果音なども含め,歴史ファンを喜ばせるような雰囲気作りもよく作り込まれており,非常に高い完成度を感じさせるタイトルへと仕上がっている印象だ。
 本作では,集団戦をベースにした戦闘システムを搭載しており,部隊単位でユニットを操作していく点が大きな特徴である。また,それぞれの部隊には兵士数のほかに"スタミナ"というパラメータが設定されていて,スタミナを消耗すると特殊な行動が行えなくなったりするなど,単純に"兵力"だけの駆け引きではないところは面白い試みだといえよう。ほかにも,指揮官ユニットが部隊に指揮効果を与えたり,犬や鷲を使って偵察が出来たりと,ほかのRTSには見られない一風変わった要素も沢山盛り込まれている。ユニット(部隊)には特殊な隊形や行動/攻撃が数多く用意されており,ユニットの配置とそれらのアクションを組み合わせることで"戦術的な面白さ"を表現しているようだ。

 この体験版では,シングル用のキャンペーンの一つを楽しむことができる。しっかりとしたチュートリアルが用意されていないため,最初はちょっと戸惑ってしまうかもしれないが,ゲームとしてのクオリティはかなりのもの。歴史ゲームファンならばプレイしてみて損はないハズだ。


 なお,本タイトルについては,日本語体験版が既にリリースされているので,できれば「こちら」から日本語体験版をダウンロードしてプレイしてみよう。

キー操作

  • ゲームメニュー Escキー
  • クイックセーブ Ctrl+S
  • クイックロード Ctrl+L
  • ズームイン PageDownキー
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  • 画面移動 アローキー
  • インタフェースの表示/非表示 Tabキー
  • 最後の警報地点を見る F1キー
  • 斥候の順次選択 F2キー
  • 指揮官/特殊ユニットを順次選択F3キー
  • 村人を順次選択 F4キー
  • ミニマップの勢力色を切替え F5キ
  • グループバーの表示/非表示 F6キー
  • ステータスパネルの表示/非表示 F7キー
  • ミニマップ画像の切替え F8キー
  • ミッション目的を表示 F9キー
  • ゲームメニュー表示 F10キー
  • 軍団登録 Ctrl + 1〜9キー
  • 軍団選択 1〜9キー
  • 選択したユニットにジャンプ Spaceバー
  • 選択したユニットをカメラで追跡 Tキー
  • ミニマップに警報を鳴らす Wキー
  • 画面内の全ユニットを選択 Zキー
  • マップ内の全ユニットを選択 Xキー
  • 命令パネルを切替える Cキー

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