戦闘シーンは，ターン性ストラテジーのようなシステムを採用。前後や高低差もダメージに影響するらしい

　サミーの「ストラガーデン」は，「こちら」の第一報のように3頭身の可愛らしいキャラクターで，ほのぼのとしたイメージが魅力のMMORPG。同作は，2004年3月15日からクローズドβテストのテスター募集が開始されていたが，セキュリティ面での不具合によって募集がストップしていた。3月23日にその不具合が解消されたようで，現在（3月24日）は公式サイトの「こちら」で募集が再開されている。ちなみに，テスターの募集は3月31日まで。

　さて，そんな同作の新しい情報（スクリーンショットが多いが）を入手した。それは，プレイキャラクターのメイキングと，同作の舞台となる"プラネタリア"にある4王国について。ちょっと記事として長めとなってしまうので，とりあえず今回はキャラクターメイキングと，それに関連したキャラクターの外観（装備アイテム）の部分をお伝えしていこう。

　まずは，キャラクターメイキングの流れから。
　本作では1アカウントで2人のキャラクターを作ることができる。キャラクターの外観（というか，顔）は男性8種類，女性8種類の計16種から選べ，髪の色，肌の色はカラーホイールから好みの色が選べる。カラーホイールから選ぶのが面倒という人には，あらかじめよく使われそうな色のパレットが12種類用意されているので，そこから選べば簡単だ。これ以外にも髪型も男女それぞれ8種類ずつ用意されている。

　キャラクターの外観が決まったら，職業を選んでいく。前回のNewsでもお伝えしたが，本作での職業は，"戦士" "格闘士" "守護魔道師" "精霊魔道師" "黒印魔道師" "盗賊"の6種類。これと所属国を選び，名前をつければキャラクターメイキングは終了となる。

キャラクターメイキングでは，視覚的に全体が見渡せて非常に分かりやすいインタフェースとなっている。自分の好みにあったものを組み合わせて作っていこう

　本作では，キャラクターメイキングで多彩なバリエーションがあるだけでなく，装備アイテムの外観にも非常にこだわりがある模様。戦闘時に"使える"装備だけでなく，うさみみや着ぐるみ，シルクハット，工事ヘルメット，セーラー服などいわゆる"街中装備"があり，仮に自分以外に似たような外観で，同じ職業のキャラクターがいたとしても，"見た目がほとんど一緒"になる確率は非常に少なくなるようだ。クロスゲートは武器でしか外観が変化しなかったので，そこでちょっと寂しい思いをしていた人は，ストラガーデンで思いっきり個性を出してみるのも面白いかも。

装備アイテムは，有用なもの以外にも面白いものがたくさんある。中には「これで冒険いっても大丈夫なのか」と疑問に思ってしまうものも

　あと，ほのぼの系MMORPGで重要な要素（？）の一つ，エモーションも本作には多く用意されている。"うなずく"，"挨拶"をするという基本的なアクションから，"気絶"や"気合溜め"などのんびりチャットをしているときに便利なアクションも用意されている。また本作では背景オブジェクトとも違和感がないようにアクションができるようになっていて，例えば公会堂や教会にある椅子の上で座れば，きちんと座るし，ベッドで気絶や転倒といったアクションをすれば，寝ているような感じにもなるというわけだ。そのためのエリア（4人用の丸テーブルがある酒場など）も用意されているみたいなので，気のあった仲間とのチャット時にも楽しくなるだろう。

　次回は，4つの国についての情報をお伝えしていく。本作では出身国で大きくステータスやメリット/デメリットが変わるということはなさそうだが，どの国からスタートするかを決めておくといいだろう。（Seal）

→「ストラガーデン」の当サイトの情報一覧は，「こちら」

(c)2004 FromNetworks,Inc (c)2004 DWANGO Co., Ltd / Published and Distributed in Japan by Sammy

28種類のエモーションが用意され，チャットなどで使えば微妙なニュアンスをだしていけるかも