ターン制のストラテジーゲームの金字塔"シヴィライゼーション"は，いまなお人気を誇る世界的名作だ。国内ではサイバーフロントが完全日本語化に手をつけており，若干の遅れこそあるものの，本体やパッチ，拡張パック第一弾（Play the World）と順当に日本語化されている。

　……と，そこで気になるのが拡張パック第二弾「Conquests」の存在（余談だが，シド・マイヤー氏の作品で拡張パック第二弾が出るのは初めてのこと）。当サイト内「こちら」を読んでいただければ大枠の内容は分かるかと思うが，「歴史の一場面を再現する」というコンセプトであるこの拡張パックで日本人にとって興味深いのは，なんといっても日本の戦国時代をコンセプトにした「Sengokuクエスト」の存在。
　ほかにも文明数が合計30種に増えたり，政治体制に「ファシズム」「封建」「部族制」「帝国主義」の4種が増えたりなど，プレイヤーにとっては魅力満載。本体発売から時間の経ったソフトでもあるし，まったくアナウンスの聞こえてこなかった日本語版について，若干心配があったことは否めない。

　ところが本日サイバーフロントと別件で話をしていた折，"コンクエストの日本語版は来年春くらいですかねぇ"と，しれっと重大情報が。もちろんいままで同様の完全日本語版のようだが，細かい時期まではまだ不明な模様。
　とりあえず，公式発表こそまだではあるものの「出る」ということだけは判明したので，いつ出るのかとやきもきしていたファンは，次なる情報まで今しばらくお待ちを。（Kazuhisa）