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11月10日よりクローズドβテストが開始された「大航海時代 Online」。実際にプレイしてみてまず驚いたのは,βテストにつきものの,信じがたいほどのラグやバグなどがほとんど(というかまったく)発生しなかったこと。コーエーには失礼な話だが,正直ここまでスムースなβテストが楽しめるとは予想しておらず,ゲームそのものの楽しさもあって毎日着々と航海を楽しませてもらっている。 以前お伝えした「こちら」でも述べたが,大航海時代
Onlineの魅力は,なんといっても"自由度の高さ"であると,筆者は考えている。この連載では,本作の自由な雰囲気,まったりムードを前面に押し出しつつ,ゲームの仕様やさまざまなプレイスタイルについてお伝えしていければいいなぁと筆者は考えている。 さて,プレイレポート第1回となる今回は,やはりキャラクターメイキングから始めるのがスジだろう。というわけで,早速開始。
以上の3国の中から所属国を決めるわけである。熱心な「大航海時代」ファンや歴史マニアなら,ここでも頭を悩ませるところだろうが,筆者はあっさりとイスパニアを選択。担当編集者との打ち合わせで,「なるべくプレイヤーが多そうな国がいいですね」「選択画面の一番上に表示されてるから,イスパニアがにぎわっているんじゃないっすか?」などという適当な流れで所属国を決定したのがバレると熱心なファンに怒られそうなので,これは内緒にしておいてほしい(実際には,どの所属国の本拠地も大にぎわいであった。それに本作は「大航海」できるゲームなので,他国のプレイヤーが世界各地に,当たり前のようにいるのだ)。 お次はキャラクターの容姿の決定。ベースとなるキャラクターモデルは,美少年から恰幅のいいおっさん,航海するには明らかに若すぎるであろう少女など,計7種類が用意されている。モデルを選択したあと,「顔」「髪型」「肌の色」「髪の色」「その他」という項目を調整してキャラの容姿を決められる。
ちなみに現状では,一つのアカウントで二人のキャラを作成できる。メインキャラでネカマキャラを選択することにやや懸念を抱いてしまうシャイな人は,こんな感じでこっそりとキャラを作成しておくといい。 キャラの容姿を決定したら,今度は職業の選択。最初から選べる職業は3種類用意されている。
本作では,職業や所有スキルによって受けられるクエストがある程度限定されたり,スキルに依存した行為が制限されたりする。とはいえ,一部のスキルは特定のアイテムを使用することで代用できるし,クエストに関しては,各ギルドでそれぞれの職に適した仕事を受けられるので,好みに応じて職業を選択して問題ないだろう。 キャラを作成し終えたので,ゲームを開始。イスパニア生まれの軍人見習である筆者は,セビリアの海事ギルドからスタートし,ギルドのNPCから一通り話を聞き終えたときには,ちょっとした初期装備とファーストミッションを受け取っていた。
イスパニア海軍の演習船は,セビリア沖をうろうろしていたらすぐに発見できたので,早速戦闘開始。数度の砲撃であっけなく勝利してしまい,スクリーンショットの撮影が間に合わないという失態を犯してしまったが,まずは初勝利。海事ギルドに帰還して初報酬を得たのであった。
海戦を行い敵に勝利すると,レベルアップに必要な戦闘経験や戦闘名声が得られ,さらに戦利金や戦利品も得られる。また,砲撃ではなく白兵戦によって敵を撃破すれば,より多くの戦利品を獲得できることがある,ということも判明した。
海事ギルドで悪者退治系のクエストを中心に受けつつ,無関係なならず者どもまでも積極的に退治していった筆者は,順調に戦闘レベルを上げていき,ある程度のまとまったお金も手にすることができた。そこで,まずは初期船である戦闘用バルシャよりも高性能な戦闘用コグと,ミニオン砲4門を購入。そして,白兵戦による戦利品ゲット率をさらに高めるため,海事ギルドマスターにお願いして地方海賊への転職を申し出た。
セビリア沖の治安を守るためとはいえ,海賊相手に海賊行為を働くというのもなかなか複雑なところだが,いやー,収奪最高! →「大航海時代 Online」の記事一覧は「こちら」
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