ジャッジドレッド Dredd vs DeathText by 虎武須(Kobs)
"あの"ジャッジドレッドが帰ってきた!
"ジャッジドレッド"といえば,やはり1995年に公開されたシルベスター・スタローン主演の同名ハリウッド映画「ジャッジ・ドレッド」を思い浮かべる人が多いだろう。元々英国産コミックであるジャッジドレッドは,日本でも有名なバットマンやスーパーマン,スパイダーマンなどといったアメコミのヒーローたちとは異なり,日本人にとっては"ジャッジドレッド=スタローンの映画"という図式が成り立つほど,馴染みの薄い作品だ。
警察アクションの楽しさと,FPSならではの爽快感!
さて,本作でプレイヤーはジャッジとなって任務を遂行していくわけだが,すべて市民が何らかの罪を犯している状況なので,一歩街に足を踏み出せば,犯罪者がウヨウヨしている。 最新CG技術の代わりに詰め込まれたキャラクターアクション
ビジュアル面では,本作ではこれといって目新しいCG技術はほとんど使われていない。目の肥えたゲーマーなら,古臭さすら感じるかもしれない。 遊び込むほどに拡大するゲームモード
成熟した世界観に則って,犯人確保という味付けも加えながら,FPSならではの爽快感も存分に味わえる本作品。シングルプレイは当然のごとく練り込んであるうえに,シングルでの戦績によってアーケードモードのゲームの種類が増えたり,マルチプレイで使用できるキャラクターが増えたりと,プレイすればするほど楽しみが増えるというのも良いアイデアだ。さらに多彩なマルチプレイが用意されているため,長期に渡って楽しめることだろう。
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